「ヤッターマン」 全話解説
(73〜108話)

このコーナーは、岡本さんのアイちゃんに偏る部分は多いものの、
「ヤッターマン」の73〜108話までのあらすじを紹介していく
コーナーです。


話数 サブタイトル
73話 釜ゆでゴエモンだコロン

(あらすじ)義賊ゴエモンが狙う城の蔵にドクロストーンがあると知ったドロンボー
ゴエモンを密告し、ドクロストーンを手中に収めようとするが…

舞台:ゴエモン(石川五右衛門のパロディ)

(解説)今回一番良かったのが、アイちゃんのヒッチハイクが見られる点
ハイキングをしていてずっと歩き通しだったので足が棒になってしまったからか
「あ〜んもうダメ!疲れちゃったわ」と珍しく弱音を吐くアイちゃんでしたが
機転の利くアイちゃん、ここで発想を転換してヒッチハイクを始めます。
この時の「よ〜しヒッチハイク決めちゃお〜っと。ウフッ、止まって〜」
と言う台詞、まず「決めちゃお〜っと」って言い回しが可愛いですし
「ウフッ」って言い回しまで聴けると言うのが贅沢です。
この台詞で、ファンとしてはますますアイちゃんの虜になってしまいますが
何と、車を運転中のボヤやんまでも運転を止め「でも、あたし好みの女の子なんだもん」とアイちゃんに魅了されてしまうのでした。
そのボヤやんを見たドロンジョ様がアイちゃんにちょっとした嫉妬を見せるのも面白い点です。

ドロンボー側の見せ場も多く
一番面白かったのがメカ内部で落下するボヤやんが大胆にもドロンジョ様の胸元目掛けて着地しようとするシーン。
「待って!ここスローモーションで行きます。ドロンジョ様、行き掛かり上貴方の上に重なりますよ〜」
と言いながらボヤやんが落下してくる上
これをドロンジョ様が「スカ!私はクッションじゃないのよ」と絶妙のタイミングでよけると
「こんちまた上手上手、逃げるの上手いなあ〜」とおほめブタの絶妙の突っ込みが入るのがまた面白かったです。
今回は他にも、立ち食い蕎麦屋で「あなたの蕎麦が美味かった」
とドロンジョ様が食べている蕎麦を伝って無理やりキスに持ち込んでしまったり
ボヤやんの大胆な行動が目立ちました。

また、アイちゃんの「この世に悪がある限り世界の果てまで突き進む!」と言う口上に対抗して、
ドロンジョ様が「この世に正義がある限り宇宙の果てまで突き抜ける!」
と同じような台詞で返すドロンジョ様の負けず嫌いさも面白かったですし
この台詞に何故か反応し、「可哀想可哀想、またまた負けるのね〜」と不吉な事を言うなげきブタに対し
ボヤやんが「それ言っちゃ駄目!まだやってみなきゃ分からないでしょ!?」と突っ込むのは、何度見ても面白いです。
しかし負け癖が付いていて時々明らかに負けが分かると手を抜いているような気もするボヤやんが言っても
説得力は無いような気も…

それと、ヤッターマンの口上に先立ってドロンジョ様が
「ドロンボ〜た〜だ〜い〜ま〜さ〜ん〜じょ〜う〜ドロンボーがいる限りこの世に正義は栄え〜な〜い〜」
と決め台詞を発した上、ボヤやんが用意したきらりと豆電球によって瞳が光る演出まで
ヤッターマンの登場シーンを徹底してパロディしております。
ボヤやんが「光った、光った〜」と喜んだり、安っぽい(ファンの皆様済みません)決め方がドロンボーらしくて笑える所でした。
ギャグばかりではなく、今回はボヤやんが作り出したヤッターブル用の偽メカの素の為、ブルが中々メカの素を食えないと言う
と言うお約束を逆用したシーンも見られます。
ただ、このメカの素が食えず混乱しているブルを鎮める役目がアイちゃんじゃなかったのは残念でしたね。

ゲストは、目明しの声がはせさん治さん
あと、ゴエモンを釜茹でする際の役人の声が滝口さんでした。
今回のインチキ商売はホテル。大理石風呂を代理石風呂と誤魔化したりと適当に客をもてなした?挙句
毒キノコで客を痺れさせ有り金をふんだくると言う、被害者には申し訳ないが三悪の手際の良さに惚れ惚れしてしまう物でした。
今回は指令の後のドクベエ様の爆発をボヤやんが予見してシェルター風の壁を作ると言う対抗策を講じます。
ところが、ここでドクベエ様が爆発せず去って行くと言うのは、マンネリ回避と言う名のドクベエ様の嫌がらせなんでしょうね。
あと、ガンちゃんが腹を壊し、困っているアイちゃんの台詞が心からガンちゃんを心配している感じがして印象的でした。

74話 ハシレメドスの友情だコロン

(あらすじ)ドクロストーンを狙うドロンボーだが
ドクロストーンを持つローマン国の王様は、疑り深くドロンジョ様が磔にされてしまう。
王様は同じように磔にされた親友を身代りに親元に戻ったハシレメドスを妨害すればドクロストーンをよこすと言うのだが…

舞台:ハシレメドス(『走れメロス』のパロディ)

(解説)今回はまんま『走れメロス』をパロディした話。
メロスの親友と同じように人質に取られたドロンジョ様、処刑目前の土壇場になると
必死に命乞いしていたのは、王の依頼を受けたボヤやん達を全く信頼していなかったって事でしょうか?
ゲストはハシレメドスが塩沢兼人さん
気になったのはオモッチャマが涙を流しているシーンがあった事。
オモッチャマって時々人間っぽい事言ったりするんですが、これもその一環なんでしょうか?

今回のアイちゃん、久々にシビレステッキで一暴れするシーンも良かったですが
驚いたのが、ハシレメドスの身の上を聞いていたアイちゃんの姿。
椅子に座って足組みしているのですが、この姿がどう見ても12歳には見えないようなプロポーションをしていました。
いつも感じている声の艶かしさとかも勘案すると、設定年齢の12歳と言うのは鯖を読んでいるのか?と思ったりもしますが…
あと、「私達で何とかしてあげられないかしら?」と言う台詞はアイちゃんの心の綺麗さが感じられますし
こう言う台詞をあの岡本さんの声で聞くと、こちらも本当に心が洗われますね。

しかし一方で、インチキ商売のテントに「アイちゃん、ほら早く〜」
と言いながら、金を払わないと言う行為を行っているのに
何の罪悪感も無くさも当然と言った顔で駆け足で入って行くガンちゃん達は悪いな、とも思いました。
最も、「待てよ、あの子達なんか懐かしい気がするんだけどな〜どこで会ったかな〜?」
と気付かないボヤやんもボヤやんですが…
指令シーンでボヤやん「我々の近くにも嘘ばっかり言う人がいる」と婉曲的にドクベエ様に嫌味を言うものの
わざと知らんぷりをしてるのか、本気で気付いていないかドクベエ様は全く気付いていないのでした。

75話 忍術ジライヤだコロン

(あらすじ)ドロンボーはドクロストーンを持つと言う忍者ジライヤと会うが、
ジライヤは持っていた石を師匠の黒雲斎に取り上げられたと言う
ドロンボーはジライヤを唆し、黒雲斎からドクロストーンを奪おうとするが…

舞台:ジライヤ(自雷也のパロディ?)

(解説)覚えた忍術を悪用する父のジライヤを退治しようとしていた娘のカスミに急襲されたヤッターマンが
持ち前の腕で難なくかわすのが相変わらず格好良いです。(アイちゃんが「シビレステッキ〜」と言う場面があるのも良かったです)
直後、カスミの話を聞いたアイちゃんが「カスミちゃんよく分かったわ。私達も協力するわ、きっと良いパパに戻してあげる」
と言うのがまた良かったです。「戻してあげる」なんて台詞を聞いたら、本気で信頼しちゃいますね。
ただ一つ気になったのは忍者なのに父親を「パパ」と呼ぶのはどうなんでしょうか?

指令の後のドクベエ様の爆発を事前に察知したボヤやんが爆発物を捨てると
その際、隠れて聞いていたガンちゃん達がその巻き添えで爆発に巻き込まれた上
アイちゃんが下着姿を晒してしまうのは、ファンとしては複雑な所ですが
見られた場面の台詞が「イヤ〜ン」がいつもながらの感じだったのが、良かったです。

今回は忍術使いの世界が舞台なのですが、ボヤやんが「からくり+集団催眠で見ている人々に幻影を起こさせているんです」
と持ち前の科学力で簡単に忍術のからくりを見抜いていたのには驚きました。
腐っても科学者と言った所でしょうか?(失礼な)
あと、裸になった所で悲鳴を上げるドロンジョ様に「わざとらしいんだよ、いつだってスッポンポンになってる癖に」
と冷ややかな突っ込みを入れるボヤやん。実は醒めているんでしょうか?

今回は台詞は「マンネリ〜マンネリ〜」だけと言う謎の新キャラ”マンネリ鳥”に
それ以上に謎の”買い物おじさん”(声は田中勝さん)が登場しております。
しかし、ラストの富山さんの「ピンクの眼差し、ヤッターマン2号」と言うナレーションにはどう言う意味があるのでしょうか?
ゲストはカスミは滝沢久美子さん、黒雲斎が千葉耕市さん

76話 天の川の決闘だコロン

(あらすじ)ショクジョ星の王から、娘のオリヒメを連れ戻したらドクロストーンを渡す
と言われたドロンボー。ところが娘を連れ戻しても王はドクロストーンを渡さない…

舞台:オリヒメとケンギョウ(織姫と彦星のパロディ)

(解説)アイちゃんがキング内から宇宙の様子を見た際「うわ、綺麗!」とはしゃぐ展開は以前にもありましたが
宇宙旅行に来た人でなく、正義の味方なんだからこんなにはしゃいで良いものか…と思ったものです。
でも、アイちゃんのこんな嬉しそうな台詞回しが見られるのはファンとしては満足なんですけどね。
あと、染色体に関してアイちゃんが「あたし保健体育の時間習ったわ」と言っていましたが
保健体育って12歳で習う物なんでしょうか?
普段は善側のゾロメカに悪玉が呆れると言うのがおなじみですが、今回は逆に善側が悪側のゾロメカを見て
呆れる(しかもアイちゃんが)と言う展開を見せます。これもマンネリ防止の一環なのでしょうか?

インチキ商売は病院。しかし痩せてる人を自転車のタイヤに空気を注入するように太らせたり
展開は面白いのですが、いつもながらのあこぎな手口に被害者に同情してしまいます。
また、インチキ商売で稼いだドロンボーの元へ、謎のレントゲン撮影志願の美女が現われますが
ちょっと良いスタイルをしたこの女の姿に
ドロンジョ様は「それにしてもこんな所で裸になるなんて非常識な」とちょっとした対抗心を燃やします。
しかし、この女実はドクベエ様の指令を伝えに来たロボットだったと言うオチが付くのでした。

善玉のハブラシゾロメカを次々に悪玉の虫歯ゾロメカが食い荒らしますが、「勝つには勝ってるけど残酷〜」と言うドロンジョ様に対し
ボヤやん「残酷だろうと何だろうと私はヤッターマンを破る事に全てを賭けているのです!」
と闘志を(漫画風に)燃やし、並々ならぬやる気を見せます。
最も直後に善玉メカの大逆襲に遭うと闘志もあっさりと燃え尽きてしまうのはお約束?
今回は他にもドロンボーの名言(迷言)が多く、メカの完成に関してボヤやんが「早いだけが取り柄です」と言い出したり
ドロンジョ様がボヤやんに対し「そんなに私がいいなら求婚してもいいんだよ」と言うと
ボヤやんが「つかの間の快楽で一生を棒に振りたくありません」と言い切ってしまうなんて場面もありました。

77話 銅仮面だコロン

(あらすじ)ボヤやんはドクロストーンの秘密を知る男が捕らわれている牢に潜入し
まんまと男を脱獄させる事に成功するのだが…

舞台:銅仮面(鉄仮面伝説のパロディ?)

(解説)今回はアイちゃんの見せ場が多く、
中でもガンちゃんを心配するオモッチャマに対して
「心配しなくてもガンちゃんの事だから大丈夫よ」と諭すのが良かったです。
この台詞でアイちゃんがアップになって、CMに入るって言う番組構成も良いし
アイちゃんがガンちゃんを信じていると言うのも伝わって来ますからね。
今回のアイちゃん、デザインも良かったですね。
何より、慌てず冷静に落ち着きはらった理知的なアイちゃんの姿は何度見ても良いです。
しかし優しい筈のアイちゃん、ラストに骨折り損のくたびれもうけのドロンボーに対して
「今頃どうしているかしら…スカポンタンね」とは、随分キツい事言いますね。

あと、反政府活動をする本物の銅仮面を罠にはめ
政府のスパイをしている声が富山敬さんの偽の銅仮面に対して
アイちゃんが「待て〜!」と発しながら蹴りをぶち込み
更にシビレステッキで偽銅仮面を退治するシーンは
「待て〜!」の気合のこもった言い回しが特に格好良く、アイちゃんの格好良さが堪えられませんでした。

メカ戦は善玉のゾロメカをセメント漬けにし
その上でとどめの超強力ミサイルを発射しようとすると言うボヤやんの工夫であわや…の事態が生じたものの
無造作にドロンジョ様が食べていたフライドポテトのカスが仇となり
ミサイルの発射が巡り巡って自爆ボタンの操作に至ってしまうと言ういつも通りと言うか、強引と言うかよく分からないまま
結局今回もドロンボーの負けとなってしまうのでした。
結果論になるんですが、出動の時点ドロンジョ様がフライドポテトにこだわり過ぎなきゃ勝てたのに…

ゲストは本物の銅仮面が村山明さん
ヤッターマンの決め台詞を聞いてる最中、呆れ顔で聞いていたドロンボーと
台詞が済んだ後のドロンジョ様の「どうやらキザな台詞と銀座のネオンが消えたようね」
と言う皮肉めいた捨て台詞の流れは中々面白かったです。
あと、インチキ商売は骨董屋ですがドロンジョ様が売り物を物色すると、突如ドタバッタンの足が見つかります。
これを見たドロンジョ様、「懐かしの『タイムボカン』のドッタリバッタリの足があったじゃないか」
とお約束通りドッタリバッタリ呼ばわりするのが、笑えました。

78話 ランプ売りの少女だコロン

(あらすじ)ドロンボーはランプ売りの少女ジェニーからドクロストーンの在り処を知ろうとするが
因業な養祖母が間に入って自体は複雑化し…

舞台:ランプ売りの少女(『マッチ売りの少女』のパロディ)

(解説)マッチ売りがランプ売りになるとは凄いセンスですね。
ラストも、フランダースの犬の時のようにハッピーエンドに改編されていました。
ジェニーは滝沢さん、ジェニーの養祖母は滝口さんの二役でした。

今回のアイちゃん、何とボヤやんに「ヤッターマンがいる限りこの世に悪は栄えない。な〜んちゃって」
と決め台詞を取られた上、完璧に馬鹿にされてしまい
「イヤ〜ン、一番格好良い台詞言われちゃった〜」とガンちゃんに泣きつきます。
ところが、ガンちゃんに「俺がついてるじゃないか。アイちゃん、好きだよ!」
と励まされたアイちゃん、「ガンちゃん、あたしもよ…」と早速立ち直ります。
(と言うより単に二人でイチャイチャしてただけじゃないのか?)
さて、このシーンを見て気になったのが人の(しかもドロンボーの)前で
「ガンちゃん」「アイちゃん」と呼び合ってる点。良いのか?
あと、ドロンボーの隣にいた滝口さんの因業婆さんまでが、ドロンボーと一緒になって笑っていたのは何故?

今回は、久々のドクロベエ様の歌による指令があったり
ヤッターマンの変身シーンが挿入されていたのですが、しばらく見なかったのに、何故この時期になって挿入されたんでしょうね?
メカ戦の最中になげきブタが出てきますと「私たちがやられると思ってんのか?引っ込んでろ!」
とドロンジョ様がなげきブタに対して突っ込みますが、結果はいつも通り。メカは正直なんでしょうか?
最も、今回インチキ商売の上がりもドクベエ様の「そんなにいらねえだべ〜」との一言で没収され
残金の五万五円でメカを作らされてた訳ですから…

79話 グズの魔法使いだコロン

(あらすじ)ドロンボーはドクロストーンの在り処を知る少女ドーシーのお供と入れ替わり
グズの国に向かうのだが…

舞台:グズの魔法使い(『オズの魔法使い』のパロディ)

(解説)ドロンボーにドーシーの供の座を奪われたカカシ達の話を聞いたアイちゃんの
「そうよ!ドロンジョたちになんか負けるもんですか!」と言う台詞
いつも以上にアイちゃんが張り切っている感じが良かったです。
岡本さんの声でこう言う気丈な事言われるのは、ファンとしては堪えられませんね。
ところで、ボヤやんが劇中に言っていた
19歳であっという間にお嫁さんに行った私のいとこのマリちゃんって
ひょっとして岡本茉利さんの事なんでしょうか?違うんでしょうか?

登場時にいつも目や歯をギラギラさせるヤッターマン達に
今回はドロンジョ様「大人になったら電気会社に就職したらいいんだよ!」と皮肉めいた突っ込みを見せます。
ゲストはグズの女王が弥永和子さん、グズの大王は滝口さん、ドーシーは滝沢さん
今回のメカの魔法学校で儲けて作ったメカだからマホウビンダーメカとネーミングは、中々面白いと思いました。
インチキ商売は魔法学校。と言いながらも
本筋はギャラリーを魔法と関係無い金儲けに引っ張り込んで騙して儲けると言う手の込んだやり口でした。
また、自身の偽情報を恥じたドクベエ様がドロンボーを魔法の絨毯で送ると言う計らいを見せます。
実はこの絨毯はお仕置きだったと言うオチが付く訳ですが
好意に甘え、お仕置き三輪車をあっさり捨てるドロンボーが笑えました。

80話 サトミ三犬伝だコロン

(あらすじ)ヤッターマンはドクロストーンの手掛かりを持つミツ姫を助けようとするが
姫は首飾りに導かれて現れる三人の勇士の助けを待っていた…

舞台:サトミ三犬伝(『里見八犬伝』のパロディ)

(解説)おだてブタの歌、メカ選びのお見合いダックが初登場します。
おだてブタの歌は「男だね、天才だね、秀才だね、人間国宝だね」
と言うドロンジョ様のおだてで出てきたおだてブタにテーマが作られた事がボヤッキーにより紹介されます。
曲が流れると、ノリノリのドロンジョ様が例によって調子に乗って
「♪ドロンコおだてりゃ〜ボインが揺れる〜イェイェイェイェイイェイイェイ」と変え歌を歌いつつ暴走します。
直後、我に返って「何やらせるんだよ!」とボヤやんを蹴飛ばすのも面白いし
巻き添えで酷い目に遭ったボヤやんが「♪ボヤッキー蹴られりゃギャ〜と泣く」と変え歌で返すのがとても面白かったです。

ヤッターマンの登場シーンは、いつもドロンボーの前にヤッターマンが現れるのがパターンですが
今回はミツ姫救出の侍をヤッターマンが集めて現場に向かう所をドロンボーが急襲すると言う珍しい展開になっていて
「ドロンボーがいる限りこの世に正義は栄えない!いざ純情に、あっ!勝〜負〜!」と言うドロンジョ様の口上が披露されます。
「尋常」ではなく「純情」なのがドロンジョ様らしい点でしょうか?
ただ、ここでヤッターマンのように目が光る訳ではなく、「サンマの目の腐ったようなまなこ」のままだった為
アイちゃんったら「そうよ!(汚い)心のお洗濯が先ですよ!」なんて酷い突っ込みを入れちゃうんですよ。
ただ、酷い物言いではありますが「心のお洗濯」とはアイちゃんらしい表現で、何だかんだ言っても良いですね。

ゾロメカ戦は、善玉のバットメカと悪玉のボールメカの野球対決で
野球にちなんでのアイちゃんとドロンジョ様のチア合戦があるのも見所でしたが
「同じ応援でもこちら(ドロンジョ様)がやると何故かお嫁の貰い手が減ると言う感じ」
とアイちゃんの応援を比較対象に、ドロンジョ様の応援を揶揄するのが面白かったです。
一方、アイちゃんの「フレフレ、ヤッターズ!」と言う声援が可愛くて良かったですが
チアガール姿のアイちゃん、チアガール姿の時に顔隠してないのをばっちり見られていたのは良いのか?

ゾロメカ戦自体は悪玉の勝利に終わったものの、悪玉のボールメカが使い物にならなくなり守りが出来なくなった
と言う理不尽と言うか、御都合主義と言う理由により、案の定ドロンボーメカへバットメカの猛攻が始まります。
窮地に陥ったドロンボーですが
今回のボールピンメカに搭載されたボーリングの球の中の超メガトン級の破壊弾を使い一発逆転に賭けるものの
バットメカの猛攻によって最後はいつもの通りとなるのでした。
あと、爆弾を説明するシーンでのボヤやんの「説明しようかな!?」と言う言い回しがとても面白かったです。

インチキ商売は三万円の参加料で百万円の優勝賞金が貰えると言うボーリング大会。
しかし大会はストライク連発で絶対決着が付かないと言うドロンボー式で
白熱する大会の最中、出場者120名からふんだくった360万円?を手にドロンボーはずらかるのでした。
にしても、ガターになったボールが戻った時点で出場者は何故インチキと気付かないのか?
ゲストキャラは猿山大全が池田さん、ミツ姫が滝沢さん、三犬の一人が富山さん
ボヤやんが、ドロンジョ様の尻を後ろから押した事を
「会津若松の駅で尻押し部隊のアルバイトやってたからつい癖で…」と言い訳していましたが
そんな過去があったのか…

81話 凡才画家ゴーマンだコロン

(あらすじ)ダヒチ島に住む画家ゴーマンの妻テブラがドクロストーンを持っているとの指令で
ドロンボーはテブラに接近するが…

舞台:ゴーマン(画家ゴーギャンのパロディ)

(解説)特に良かったのが、アイちゃんがドロンジョ様とトンズラーを二人揃ってシビレステッキの餌食にしておきながら
二人が離れようとしない姿を「ウフッ、仲がおよろしい事。悪い事やめて結婚でもなさったら?」
と評するシーンのアイちゃん、小悪魔のような恐ろしさすら感じられますが
「お宜しい事」、「なさったら」、「ウフッ」とアイちゃんの上品な言い回しが
たっぷり聞く事が出来るのが、堪えられませんね。
また、今回のヤッターマン2号登場シーンは「この世に愛と平和をもたらし、悪に敢然と立ち向かうヤッターマン2号只今参上!」
と口上が随分と凝っていますが、この口上、ヤッターマンの目的を的確に言い表している口上だと思いました。

あと、ゴーマンの妻テブラを見かけたガンちゃんが「綺麗な人だな〜参っちゃったなあ〜」と鼻の下を伸ばしますと
それを察したアイちゃん、手をつねった上「フン!何よ〜!」とガンちゃんを牽制します。
軽く嫉妬の炎を燃やすアイちゃんですが、そうした心理がこの絶妙の台詞回しで上手く表現されていて良かったです。
直後に節操無く?「あら〜待って〜アイちゃん好き〜」
と、軟派な男子よろしく追い掛けるガンちゃんもまたおかしかったです。

インチキ商売はヨガの実演(もちろんイカサマ)で生徒を集め、ヨガの体勢で身動きが取れない生徒の財布を奪うと言う手口。
指導料として十万円をふんだくるのかと思っていただけに、ちょっとセコいような気も…
また、直後にドロンボーの店から出て来る(と言うか放り出された)人達を見たアイちゃんの
「どうなってんの?この人達?」と言う台詞の呆気にとられた感じの台詞回しが何と言うか妙な味がありました。

今回のメカヨガカンノンについて
ボヤやんが「本来なら腕が千本あるんですが、十本にしましたの。これが本当の手抜き」
などと、堂々と手抜きを標榜していましたが、ボヤやんは勝たなくても問題ないと思ってるんじゃないのか?
と本気で思ってしまいますが…
今回のドロンボー、ドクベエ様の爆発は免れたものの、直後ドクベエ様の差し金?の瓦礫の直撃を受けた挙句
服が脱げてしまったドロンジョ様と、何故かドロンジョ様に引っぱたかれるボヤやんのやり取りが面白かった上
その後、ガンちゃんが「俺達も人気のために出発〜」とちょっと嫉妬ぽい言い回しを見せるのが面白かったです。
余程気にしてんでしょうか?
その後のアイちゃんの「アイアイ」は、相変わらず可愛らしくて良いです。

ゲストはゴーマンが寺島幹夫さん、テブラは滝沢さん
今回は中々味のある台詞が多く
特にボヤやんの「泣く子も笑う天下のドロンボー一味」って台詞は面白かったですが
ヤッターマンの登場シーンを見て
「まぁ〜太陽まで味方に光り輝いて登場なんて、絵になるなあ〜」と言い出すのは
ドロンジョ様の突っ込みじゃないですが、敵を褒めるのはどうなのか…
あと、ドクベエ様が情報ミスを詫びる訳でもなく
「我輩が情報ミスなら、あんた(ドロンジョ様)オールドミス」と情報ミスを詫びる訳でもなく
逆にドロンジョ様をコケにするネタにしてしまうのも中々可笑しかったです。

82話 塚原ボケ伝だコロン

(あらすじ)ドクロストーンを持つ塚原ボケ伝の元へ向かったドロンボーだが一度目は失敗に終わる
再び用心棒を雇ってボケ伝の元へ向かうが…

舞台:塚原ボケ伝(塚原卜伝のパロディ)

(解説)ドロンボーはボケ伝への弟子入りを装い、ボケ伝を襲おうとしますがドロンボーを寄せ付けず撃退。
するとドロンボー、修験者通せん坊、鎖鎌使い穴戸番軒、猟師田無しの権兵衛の三人を用心棒として雇い
再度ボケ伝に挑みます。穴戸番軒って、知ってる人から見れば凄く可笑しいネーミングですよね。
事態はヤッターマンが現われ、三人を倒す事でいつもの展開へとなだれ込みますが
格好良いアイちゃんが見られるのは相変わらず良いです。
しかし、アイちゃんのシビレステッキが番軒の鎖鎌の分銅に貫通したように見えたのですが、シビレステッキって分銅より硬いの?
ボケ伝さんは、ドロンボーを撃退はしたものの、弟子入り志願の一太郎に呆気なくやられた所を見ると
ドロンボーを撃退してのもおそらく偶然だったのでしょうか?

ゾロメカ戦は、善玉のランドセルメカと悪玉の学生カバンメカの戦闘で、学生カバンメカがランドセルメカを圧倒するのですが、
善メカの内部に入っていた学用品メカの逆襲に遭い
(学用品メカは電子頭脳と言うべきコンピューターが組み込まれた一種のロボット)
やられてしまうと言う展開でして、絵の具の筆にくすぐられ、なげきブタが笑っているシーンや
ドロンボーのコックピットに「THE END」の文字が書いてある爆弾風の弁当が届けられるラストが印象的でした。

今回のインチキ商売は、どんな人でも天才・秀才と呼ばれるようになれる帽子の販売
なげきブタが突然登場したり、おだてブタの歌で客を煽ったりと、テンポも良くドロンボーの商売の上手さが光っていました。
一方お仕置きはと言うと、メカ戦敗北後、爆発に巻き込まれたふりをして物陰に隠れ、朝になったら逃げ出そうとする三悪でしたが
それを見越したドクベエ様、隠れる三悪に上から予告も無く巨大な帽子を降らせ、辺りを永久に夜のままにしてしまいます。
これがお仕置きになりますが、この場面の三悪のやり取りが非常に面白かったです。
それと後半、説明が必要な場面で「今日は説明する間もなく…」と省かれたからか
その後説明が必要なシーンでも富山さんが
「今日はことごとく説明しない!」と反応するのも面白かったです。

ゲストは一太郎が鈴木れい子さん、ボケ伝さんは滝口さん
ボケ伝さんに弟子入りしようとしていた孫の一太郎を心配するお婆さんを
アイちゃんが「じゃあお婆さん、気を落とさずに待っていて下さいね!」と励ますシーンは、
アイちゃんの頼りになる感じの台詞回しが良かったです。
あと、ヤッターマンの登場時にボヤやんが、ガンちゃんとアイちゃんを指して
「マンネリ息子にマンネリ娘」と揶揄するのは、何と言うか…気持はよく分かりますね。

83話 半里の長城だコロン

(あらすじ)ドクロストーンを持つとされる明民(ミンミン)は皇帝の半里の長城建設計画を諌めようとするが
ドロンボーはミンミンを敵国のスパイだと皇帝に進言し、ミンミンは長城の人柱に…

舞台:半里の長城(万里の長城のパロディ)

(解説)今回は凄いシーンがありました。まず、指令の為に現われたドクベエ様がなんとヤッターマン(1号)に扮して登場し
決め台詞(「ドクロベエ只今参上!ドクロベエがいる限りこの世に悪は栄えるべ〜」)まで披露するサービスまで見せてくれます。
その上、おなじみの爆発シーンの後に「ヤッターヤッタードクロベエ〜」と言いながらバラバラになるのも面白かったです。
ちなみに、ドクベエ様の乗っていたメカがヤッターワン(仕様)と言う細かい拘りもファンとしては興味深いシーンでした。
劇中の描写はありませんでしたが、このドクロベエ様の姿を覗き見していたガンちゃん、アイちゃん達はどう思っていたのでしょうか?

それに、何と言ってもゾロメカ戦が秀逸でした。
まず、善玉のたんす・鏡台・布団メカに続いて押しかけ女房メカが登場したのに対し
悪玉側は女房をもらってやろうと花婿メカを仕立てて対抗します。
すると、箪笥等を千切っては投げの大暴れをする花婿のワイルドさに惚れた(らしい)押しかけ女房メカは
互いに精巧に作られた事もあって、花嫁メカは花婿メカに惚れてしまい
花婿メカもまた花嫁メカに惚れてしまい、両メカは結ばれる事になります。
結ばれた瞬間の両メカの「もらう」「あげる」の連呼も可笑しかったですが
両メカは、花婿の実家であるドロンボーメカに戻って来ます。

ドロンボーは、戻って来た二人の仲を必死に引き裂こうとします。
何故かと言うと、二人が結ばれると爆弾が出来ちゃうからなのですが
花婿メカの「僕達の結婚を反対するの許せない!」との強い抵抗に遭い、二人の誓いの口付けは行われてしまい
三悪はあえなく敗北すると言う結末に至るのでした。
非常に面白かったし、バックのBGMも良かったのですが
結局どの辺がメカ戦だったのか?三悪は何がしたかったのか?と言う疑問は消えません。

もう一つ、凄く面白かったのがインチキ商売。今回の商売は何と神をも恐れぬ事に交番(警察官が商売なのかは置いておいて)。
内容も信号無視だ、ドロンジョ様の服を脱がせて公然わいせつだ、運転適性違反だ
と散々難癖を付けるように罪をでっち上げた挙句、何故か死刑を求刑し、その場で執行しようとした挙句
ボヤやん扮する牧師が「聖書によると百万円出せば救われると書いてある」と本題を切り出すまで手が込んでいました。
極めて理不尽度が高い商売でしたが、三悪の手際が良過ぎて非常に面白かったです。
さらに直後、商売の上がりをネコババしようとしたボヤやんが、ドロンジョ様の気まぐれによって
商売で使っていた首吊り台で首吊り状態にされてしまうのは、いつもながら不憫ですね。
その際のドロンジョ様の「ドクロベエ刑法によるとネコババは死刑に処すと書いてあるわねえ」と言う台詞もツボでした。

今回のアイちゃん、登場シーンで「天に代わって成敗する!いざ尋常に勝負!」
と相変わらず時代劇っぽい台詞での登場をします。相変わらず格好良くて好きですが
こう言う台詞がきっかけで大衆演劇の世界に行った訳では無いと思います。
ところで、この台詞を言う前に兵士にアイちゃんがシビレステッキを使うシーンで、
シビレステッキが数メートルもの長さに伸びていたのですが、あれは幻!?
あと、事件解決後に「ミンミンさんを想うレイニャンさんの強い愛情があったからだわ!」
と明民と麗女の夫婦の絆の深さがあったからこそ、問題を解決できたと言うアイちゃん、相変わらずませていますね。
…と言うのはさておき、問題はこの台詞を言ってる時のアイちゃんのポーズでして
手の甲を上にしたその…何と形容してよいのかは分かりかねますが…とにかくそのポーズが何故か印象的でした。

ゲストはミンミンが安原義人さん、麗女(レイニャン)が滝沢さん
ミンミンを追い落とそうとして、ドロンボーと結託する雷雷(ライライ)が飯塚昭三さんと豪華
安原さんと滝沢さんって、まんま『ニルスのふしぎな旅』のモルテンとダンフィンですね。
それに皇帝が滝口さんなのですが、この皇帝「朕思うに〜でありんす」
と言う花魁(おいらん)口調な上、滝口さんの例の言い回しも相まって
凄い濃い味わいとなっています。こう言うの好きです。
気になったのが、ミンミンの奥さんの麗女(レイニャン)を発見したガンちゃんの反応で
「あ、綺麗な人が来る」ってどう言う意味なんでしょうね?(アイちゃんは特に反応しませんでしたが)
もしかすると、こう言う妙に惚れっぽくなっていた辺りが、ドロンジョ様とのメロドラマに発展する前兆だったのでしょうか?

84話 勇士スパルタオスだコロン

(あらすじ)ドロンボーはヤッターマン基地からドクロストーンを奪い返し
余勢を駆ってギローマ国へと向かうが…

舞台:スパルタオス(『スパルタカス』のパロディ)

(解説)今回は、ヤッターマンが34話で手に入れ、基地に保管していたドクロストーンがドロンボーに奪い返されてしまいます。
それは良いのですが、問題はドロンボーがオモッチャマの後を付けて、基地からドクロストーンを奪っている間
ガンちゃんとアイちゃんが何をしていたかと言う点でして
二人は、多分普段は基地の中にいる筈なんですが、何と今回は基地の近くで二人とも寝そべって
「良いお天気ねえ〜」「こうしているとドクロストーンを狙う奴らの事なんか忘れてしまいそうだな〜」
などと、いちゃついていたのでした。
ストーリーの都合だとしても、このシーンについてはファンとしては擁護の余地がありませんね。
おまけに、アイちゃん達のとても和んでいる様子が結構見応えがあるシーンなのも、また複雑な所です。
あと、ドロンボーも基地まで行ったんだからヤッターマン側のメカの一つも壊して帰れば良いものとも思いますが
そこまでやらないのは、面倒だからなんでしょうか?

今回は「ヤッターマンがいる限りこの世に悪は…栄えないわよ」と言う口上も登場。
今回の言い回しはかなり可愛らしくて、良かったです。
あと、アイちゃんがシビレステッキで四人まとめて相手を倒すと言う荒技を披露するシーンは
格好良さにはいつもながら惚れ惚れしてしまいますが、その際「シビレステッキ」の後で
アイちゃんが言ってる「何か」が未だに聞き取れません。

ゲストはスパルタオスが蟹江栄司さん、王様は滝口さん。
ブルのゾロメカを見たボヤやんが
「何せ犬の拾って来る物をヒントに作られているんですから、ろくな物は出て来ませんのよ」と余裕を見せたのに対し、
ドロンジョ様は「そのろくな物でもないのに毎回やられてんのは誰の作ったメカなの!?」と痛い所を付きます。
おそらく、ドロンジョ様が直前に「ヤッターギャング」と懲りもせずにボケたのに対し
ボヤやんが「キング!いつまであんたふざけてんのよ!?」とキレ気味に突っ込んだので
それに対する報復だったんでしょうね。
おだてブタが出て来るシーンでドロンジョ様が
「やったね〜お前素晴らしいじゃないか。久々のヒットだよ!ルソン助左衛門だね〜」
と言っていましたが、このルソン助左衛門に限らず、何故かヤッターマンでは
当時の大河ドラマ『黄金の日日』ネタがよく使われていました。

85話 人魚姫だコロン

(あらすじ)人間の王子に恋をした人魚ケイトの父は
地上に上がったケイトの安否と魔法の石をドロンボーに託すが…

舞台:人魚姫(『人魚姫』のパロディ)

(解説)何と言ってもヤッターマンの登場シーンが良かったです。
いつも通り「ヤッターマンがいる限り…」とガンちゃんとアイちゃんが交互に言うパターンか?と思わせて
締めのアイちゃんの台詞が「覚悟!……しちゃって〜」
と言う意表を衝く台詞が出てきます。
この「しちゃって〜」の言い回し(とポーズ)が非常に色っぽかったです。
この台詞で、益々岡本さんの虜になってしまう感じです。

また、アイちゃんがシビレステッキを手にドロンジョ様に対し
「どう!痺れてみる?」と自信満々に言い放つシーンは、驚きつつもアイちゃん凄く格好良いなと思って見ていました。
アイちゃんに迫られたドロンジョ様が「いえ、お構いなく」と逃げ腰なのも面白い所です。
ただし直後、好事魔多しの言葉通りに悪玉のバケクラゲメカの触手にガンちゃん、アイちゃん共に捕まってしまいます。
捕まったアイちゃんが、「あれドクロストーンじゃなかったの。ただの人魚の魔法の石だったのよ〜!」
と、あっけらかんと真相をドロンジョ様達に説明するのが面白かったのですが
逆上している三悪には通じず、逆にシビレ攻撃を食らってしまうのでした。
あと人魚姫を見つけたシーンのアイちゃん、一目見ただけで
「まだ息があるわ、早く手当てをしなきゃ!」とおおよその状態まで言い当てていました。
漫画とかのキャラなら普通なんですが、ナイチンガールみたいと呼ばれたのは伊達ではありませんね。

「間違った情報のお詫び」にドロンボーを波に乗せて送って帰そうとするドクベエ様の親心に
「僕はドクロベエ様を誤解してたなあ〜」(ボヤやん)、「そうだよ、やっぱり本当は優しい人なんだ」(ドロンジョ様)
と感激するドロンボーでしたが、
この温情も実はお仕置きと言うオチで、騙されたドロンボーのドクベエ様への不信は益々高まったに違いありませんね。

ゲストは王子様が三ツ矢雄二さん、ケイトが滝沢久美子さんと、奇しくも後番組『ゼンダマン』の主役コンビ
おまけに王女(と『おだてブタ』の歌の間奏の女の人の声も)の声が初代アマッタンの麻上洋子さんでした。
麻上さんの演じた王女は、王子がケイトに首ったけなので
嫉妬してケイトに嫌な感じで振舞う(最後は改心しますが)と言う役所なのは珍しいと思います。
今回のインチキ商売はお化け屋敷なんですが
実際は脅かした客から財布を奪い取ると言う、内容は面白いですが
コストがかかっている割りには儲けが少ないようで、儲かっていたのかは甚だ疑問。
あと、悪玉のゾロメカのウスメカを「ウスウス」と応援していた筈のボヤやんが
いつの間にか「ブスブス」と言葉をすり替え、ドロンジョ様を罵倒していたのも
見え見えの展開ですがとても面白かったです。

86話 ジャンダックは聖女だコロン

(あらすじ)祖国を守る為に立ちあがった少女ジャンダックがドクロストーンを持つとの情報を得たドロンボーは
ジャンダックの敵国オゲレス国と結託し、ジャンダックを捕えるが…

舞台:ジャンダック(ジャンヌダルクのパロディ)

(解説)一番面白かったのが、ラスト、ジャンヌダルクをモデルにしたジャンダックは
史実と異なり、火あぶりにされず病の癒えたシャレル王子と好い仲になって終わるシーン。
何と、王子達のいちゃつく姿を見たガンちゃんとアイちゃん、“自分達も…”みたいな目で二人を眺めていたのでした。
相変わらずませた事ですが、それを見たオモッチャマもませぶりでは負けていないようで
横から「ウシシシ、ヤッターマンもあんなラブシーンやったらどうでコロン」と二人を唆します。
すると、ガンちゃんもアイちゃんも「やりたい、絶対やりたい!」「ほ〜んとう」
と一旦は本音を白状しますが、即座に我に返って
「ませ過ぎ!」と二人揃ってオモッチャマへ強力な突っ込みを入れるのでした。
突っ込まれたオモッチャマが埋まりながらも「やれーコロン、やれーコロン」と返すのも面白いですが
やはり、デレっとしててもアイちゃんは可愛かったですね。

インチキ商売は焼き芋屋。ただの移動販売の焼き芋屋なのに、契約書を書かせたり警官に化けたトンちゃんが出てきたり
非常に手が込んでいますが、手間の割には儲けが少なく見えたような…
そんなインチキ商売の近くを通りかかったアイちゃん「う〜んいい匂い、たまらないわ。焼き芋よこれ」
と、芋が大好物だからか?焼き芋にただならぬ反応を示します。
呆れたガンちゃんが「猫に鰹節、女の子に焼き芋か〜」と冷やかしを入れたのに続いて
オモッチャマが「生理的現象だコロン」とアイちゃんをからかうと
怒った?アイちゃん、オモッチャマを殴る仕草(残念ながら声は無し)を見せます。
しかし、アイちゃんが焼き芋好きと言うのは意外ですね。

ゾロメカ戦は、里芋対とろろ芋の対決で、展開は真っ当な戦争みたいな感じで進んで行きますが
劣勢の善玉メカがやられそうになりまして、アイちゃんが「神様、お願い!」と祈ると
何故か善メカ(女性型)に雷が落ちます。
これが原因で、善メカが付けていた十字架から悪メカを狂わせる特殊な電波が発生し
悪メカによってドロンボーのメカが逆に破壊されると言う展開となりますが
多少強引ではありますが、今回の勝因はアイちゃんに遭ったとみて良いのではないでしょうか?

今回はドクベエ様の爆発の後、何故かドロンジョ様がまだら模様になっています。
これ、実は「爆発のためドロンジョ様の洋服は全て脱がされて、ボヤッキー画伯によって体の隅々まで絵の具で描かれた」
ためなのですが、気の利く(?)ボヤやん、ドロンジョ様の尻の部分に悪魔みたいな尻尾まで描いており、
気付いたドロンジョ様から、当然きつ〜く突っ込みを入れられるのでした。
また、ヤッターマンの登場シーンでは、ドロンジョ様
「うるちゃい、うるちゃい、うるちゃ〜い!あんた達がね!大人になったらね!ネオン会社にでも勤めちゃえ!」
と、ハイテンションに突っ込みを入れるのですが、直後アイちゃんにシビレステッキの攻撃を受けると
ドロンジョ様、再び服が脱げてしまうのでした。

ゲストは、シャレル王子が水島裕さん、ミカエル大天使は滝口さん。
今回は前述のようにインチキ商売も焼き芋屋、ゾロメカ戦も芋対決でしたし
「イモに見ていろ俺だって!」とか「昨日のイモ…じゃなかった友は今日の敵!」なんて台詞や
「良いも悪いもイモイモあるが、ヤッターマンはイモじゃない」なんて富山さんのナレーションがあったり
芋尽くしと言った趣の話でした。
あと、劇中のボヤやんの「これ(悪い事)やるから私、女子高生に非難されるのね」
と言う台詞は、ボヤやんの複雑な心情を感じさせる隠れたボヤやんの名言の一つだと思います。

87話 アラランと魔法のランプだコロン

(あらすじ)シナンダ国の宝のドクロストーンを狙うドロンボー
シナンダ国王の命を受け、姫を取り戻そうとするが…

舞台:アラランと魔法のランプ(『アラジンと魔法のランプ』のパロディ)

(解説)インチキ商売は例によって
駄洒落(野菜を痛めつけて野菜炒めと言う等)と脅迫(入場料ただ、でも退場料と称して十万円をふんだくる)を交えた
その名もスマイルドロンコ先生の料理教室と言う物でした。
一方そんな商売を見たアイちゃん、「ガンちゃんタダだって、今時珍しいわ!あたし入学しようかしら?」
と前回に続きインチキ商売に妙に惹かれますが
直後にオモッチャマから「アイちゃんも女だったでコロン」と突っ込まれるのも面白いですし
突っ込みを受けて、ずっこけた上に「ああん、もう失礼ね〜」と返す場面があり、このシーンの台詞回しが良かったです。

ゾロメカ戦は消火器メカ対ストーブメカの夏祭り神輿対決。何故消火器とストーブが戦うのかはさておいて、
展開としては、前段の神輿対決で使っていた善玉側の消火器メカの泡が、流れで悪メカにかかってしまうのですが
この泡が”特殊グラスファイバー繊維に強力接着剤が混ざった瞬間的に固まってしまう”と言う厄介な代物。
身動きが取れないものの、ボヤやんは”私とドロンジョ様とは一生このメカの中”などと、甘い妄想を働かせますが
”固まったグラスファイバーが強力な複合レンズとなって、メカ内部を灼熱地獄にしてしまう”
と言う厄介どころか、恐ろしい代物で、結局三悪は自爆で敗れ去るのでした。
自爆寸前のドロンジョ様とボヤやんのやり取りと、富山さんの「説明は富山敬でした」と言う締めがかなり面白かったです。
あと、ゾロメカ戦の隠れた見所として、ガンちゃんとアイちゃんが法被姿で太鼓を叩くシーンなんてのもあります。

ゲストはアラランが野沢雅子さん、姫は滝沢さん、その父の王は滝口さん
ただ、今回は残念な事にアイちゃんの出番があまり多くなくて
『いなかっぺ大将』で共演していた野沢さんと岡本さんが絡む場面が殆ど無くて、個人的には非常に残念でした。
あとドロンジョ様の「私、昔ノセルフランス航空でスチュワーデスやってたの!」
と言う発言は、真面目に受け取って良いものなのか…

88話 赤毛のランだコロン

(あらすじ)リンゴ園を営む老夫婦の元に赤毛の少年ラン吉(実は少女)が現われる。
ラン吉の持つ石の皿がドクロストーンと睨んだドロンボーはリンゴ園に潜り込むが…

舞台:赤毛のラン(『赤毛のアン』のパロディ)

(解説)ヤッターマンのおなじみの登場シーンをドロンジョ様がいつものように聞く気が無いように振舞ったのに対し
ガンちゃんが「聞こえるようにしてやる!」とケンダマジックで引き寄せた事がきっかけで
ついに、ドロンジョ様がガンちゃんに「ドジーン」となった、つまり惚れてしまったのです。
ドロンジョ様はノリノリで善も悪も関係無い!と思っていたと見られますが、白けた目で見るボヤッキーたちの姿を見て
素に戻ると「おのれ〜か弱き乙女の恋心をもてもてもて遊んで」と小原節全快で怒りの逆襲に転じるのでした。
一方の善玉側、ガンちゃんはどう思っているかは定かではありませんが
ガンちゃん達のやり取りを、非ッッ常に白けた顔(本当凄い顔でした)で見ていたアイちゃん、相当妬いていたように思います。

老夫婦の農場に働きに来たドロンジョ様、女手はいらないと断られると
「我輩、先ほどの凄い美人のドロンジョの兄ドロンコーと申す者じゃ」と男に化けて農場で働こうと現われます。
でかいお乳等のせいで多少怪しまれたものの、何とか農場で働ける事になりますが
ドロンジョ様、自分を”凄い美人”と評すのは自信の表れ?

インチキ商売は一万円で受けられるミスドロンコのゴルフレッスン。
勿論このレッスン、「チューの代金九万円追加で、しめて十万円!」と言った感じのいつものインチキ手法が展開されますが
途中で機械の故障が生じる、と手抜かりが起きてしまい、目標金額到達前(多分)に商売が中止となるのでした。
一方、ゾロメカ戦は悪のゴルフクラブメカが善玉のスイカメカをやっつけたと思ったら
スイカメカの内部の高性能のタネメカが悪メカを壊すと言う
負けたふりをして最後は勝つと言うおなじみパターンにより今回も悪玉は敗北と相成るのでした。
タネメカが爆発寸前にカウントダウンをするシーンや、タネメカによって外装を剥ぎ取られるなげきブタのシーンも良かったです。

ゲストは、赤毛のランが吉田理保子さん。小原さんとなら”コナンとモンスリー”、岡本さんとなら”愛ちゃんと科ちゃん”
と縁の深いレギュラー陣との絡みも見所の一つです。
ラン吉形態の時は、吉田さんの少年っぽい喋りが見られますが、個人的にはちょっと珍しいかな?と言う印象を持ちます。
リンゴ園を営む老夫婦の前に現われた少年ラン吉が、実は老夫婦の家出した娘の忘れ形見だったと言うのは時代劇っぽいですね。
にしても、ラン吉って言うと『見ごろ食べごろ笑いごろ』の伊藤蘭さんを思い出しますね。

他に気になったのが『おだてブタ』の歌と共にメカ作りをするドロンボーの様子を覗くアイちゃんの
「(バックに流れる歌は)おだてブタって歌でブーブーシーTV今週のビッグヒットショーで第一位だったわよ」と言う台詞。
アイちゃん、『おたてブタ』を普段から聞いているんでしょうか?
最後に今回気になった台詞です。一つはアイちゃんの「ガンちゃん、何処かに地下室への入り口があるはずよ!」
こう言うのは普通なのですが、ドロンボーが地下室へ入るのをアイちゃんが見ていたような気がしたので、ちょっと不自然な気が…
もう一つは、パンダがやられた後のコパンダの「おのれ〜ちゃん(パンダ)の敵〜」と言う台詞。
いや、死んでませんから…

89話 ノンキホーテだコロン

(あらすじ)ナランダ国の即位の石がドクロストーンとの指令を受けたドロンボーは
反国王派と結託し、王から即位の石を奪おうと企むが…

舞台:ノンキホーテ(『ドンキホーテ』のパロディ)

(解説)前回、ドロンジョ様とガンちゃんの急接近があった反動か?
ガンちゃんとアイちゃんが相思相愛と思わせる描写が何箇所かありました。
中でも、暴れ馬を手懐けたガンちゃんのシーンは馬を手なずけるガンちゃんも無茶苦茶格好良かったですが
これを見たアイちゃんの「ウフッ、頼もしい…ガンちゃん好きよ〜」
と言う台詞が本当に良かったです。岡本さんの「ウフッ」は、何度聞いても心がときめいてしまいます。
また、前回に続きガンちゃんがドロンジョ様を呼び止め、禁断のシーンが再び訪れるのか?と思われる場面もありましたが、
ここでガンちゃん「一言言うの忘れていたんだ。今日こそ二度と悪事が出来ないようにしてやる!」
と言うと、アイちゃんと二人仲良く走り去って行くのが、裏をかく感じで面白かったです。
しかし、単にいちゃつく姿見せ付けるだけと言うのは、酷いですね。
そりゃドロンジョ様が「乙女心を踏みにじった憎い奴!」とヤッターマンへの憎しみを深めるのも当然かと…

あとは何と言っても、アイちゃんのおなじみの決め台詞
「ヤッターマンがいる限りこの世に悪は…栄えないわよ」が登場するのも良い点です。
今回は純朴な感じの言い回しですが、
台詞の後でガンちゃんに抱きつくシーンがある為、言い方もガンちゃんにちょっと甘えてる感じにも見えます。
この台詞も聞くだけで心がときめいてしまいますね。

また今回はゾロメカ戦も秀逸で、展開としては善側のゲタメカと悪側の鉄靴メカのマラソン対決となりますが
実況のボヤやんが、”鉄靴メカがゲタメカを妨害している状況”「鉄靴メカがゲタメカを助けています」と実況したり、
レース終盤、鉄靴メカがゲタメカを攻撃するのを「何事か起こっているようですが、細かい事はこの際目を瞑りましょう」
と露骨に悪玉側に偏向した実況をしているのが面白かったです。
あとマラソンだった筈がメカが変形してレースカーみたいになってしまう強引さも良かったです。

さらに、ゾロメカ戦の最中にはアイちゃんの「フレフレ、ゲタメカ!」と言うチアリーディングがあったのも良かったですが
対抗するドロンジョ様のチアリーディングに反応して
「豚もおだてりゃ木に登る」「可哀想可哀想、何故何故この世に生まれてきたの」
「ハハ、こんちまた上手」「チンチロリンのドッチラケ」
と四体まとめて順番に出てくるのが非常に面白かったです。
このシーンはヤッターマンの中でもかなりの傑作シーンではないかと思います。
もう一つ、ルール説明のシーンではドロンジョ様が、説明しようとするボヤやんに対し
「お前はもういいの!富山敬ちゃんの領分を侵すんじゃないよ!」
と仲間思い?の突っ込みが入れるのも面白いし、これに「ありがとう!」と富山さんが応えるのも、良かったです。
ところで、ドロンジョ様の「富山敬ちゃん」と言う呼び方は、普段の小原さんが実際に富山さんを呼ぶ時の呼び方なんでしょうか?

インチキ商売は甲冑屋。ドロンジョ様に容姿の事を馬鹿にされたボヤやん「よく言うよ、あのブスいやボス」
と微かに文句を言いますがドロンジョ様、この言葉を知ってか知らずか新型甲冑の実験で
予定を変更してボヤやんを本物の鬼の金棒でボコボコにするのでした。
その後、メカ作りに乗り気でないボヤやんがやる気が出るにはドロンジョ様にキスを貰えれば
と言ってドロンジョ様に当然突っ込まれ、更にやる気をなくすものの
いつもの「おだてブタ」のメロディーを聞くとノリノリにメカ作りを始めるのは、面白いですが随分単純なような…

また今回は、ガンちゃんの読んでいた新聞にドロンボーの記事が載っていた事から
インチキ商売を行っていた事が判明すると言う。変わった展開を見せています。
この後、ガンちゃん達がドロンボーのメカ工場に向かうと、商売の後に何日か経っている筈なのに指令が来ていないようなのですが
ドクベエ様、まさかわざわざガンちゃん達に知らせる為に指令を出すのを待っていたのでしょうか?

ゲストはノンキホーテに忠義を尽くすヨンチョの声が青野武さん。
また、前々回に続き滝沢さんの姫君と父親の王が滝口さん(悪の大臣は池田さん)となっております。
一つ気になったのがヤッターキングの砲撃を食らった風車の中の人、あの様子だと確実に死んだように見えるのですが…
あと、ドジラを「ビヤ樽モンスター」と評すドロンジョ様の発想の凄さには驚かされました。

90話 コロンボスの珍大陸だコロン

(あらすじ)コロンボスの探す珍大陸にドクロストーンがあると知ったドロンボーは
船員を唆し、コロンボスを船から追放するが…

舞台:コロンボス(コロンブスのパロディ)

(解説)嵐に巻き込まれ、珍大陸に漂流した際の
アイちゃんの「私たち助かったのね…」と言う台詞が感情が籠っていて良かったです。
しかし、この台詞が花の子ルンルンみたいだな…と思ったのは私だけでしょうか?
あと、抵抗してきたコロンボスの部下達を手もなく退治するヤッターマンの姿を見たボヤやん
「あいつ(ヤッターマン)ら、少ない出番で格好良い事やりますねえ〜」
と褒めているのか貶しているのかよく分からない事を言いますが
私はたとえ出番が少なくてもアイちゃんが格好良いだけで満足です。

ドロンボーメカが幻影で作り出した艦隊を見て、ガンちゃんが「あっ、戦艦トマト!」と反応するわ
アイちゃんが「あの戦艦トマトはおかしいわ!」と反応するわ、色々な意味で過剰反応すぎでは?

インチキ商売はドロンコ・ビッチ製作、トンズラ・ペッチ撮影、鬼才ボヤッキ・スケーノ監督による
映画『はるかなるアメリカの死闘』の試写会…と称し、本物の虎とライオンを使って客を脅して料金をふんだくる
と言うよくある展開ですが、内容と規模の割りに儲けの薄そうな気が…
ゾロメカ戦は、悪玉のワシメカが悪メカを襲い出すと言う予想外の展開が起きますが、
ボヤやん起死回生の超大型爆弾でワシメカを始末します!
がよく考えると悪メカを襲っていたメカを爆弾で始末すると言う事は…
と基本的なボケをかましたドロンボーの敗北と相成るのでした。
あとゾロメカ戦の最中、ドロンボーが応援団風の応援をする場面がありましたが、
どうせなら善玉側も対抗して応援団風の応援を披露すればアイちゃんの応援団姿が見られて面白かったのに…

91話 わらしべノン太だコロン

(あらすじ)ノン太と言う男がドクロストーンに縁があると知ったドロンボーは
ノン太に付いて行くのだが…

舞台:わらしべノン太(『わらしべ長者』のパロディ)

(解説)今回から新メカヤッターゾウ(とヤッターよこづな)が登場。
これに伴い裃姿のガンちゃん、アイちゃんによる新メカ披露シーンが見られます。
アイちゃんの「さて、この度好評のヤッターキングに代わり新メカ登場と相成ります」
と言う凛々しい口上も、いつもながら良いと思いますし、お似合いの二人らしいガンちゃんとの息の合ったやり取りも良かったです。
ちなみに、一部情報ではヤッターキングが破壊された後、ヤッターゾウが登場する事になっていて
その成り行きも本放送当時に映像化された事もあるとの事ですが、真偽の程は定かではありません。

メカ戦はゾロメカ戦ではなく、新メカのヤッターよこづなとドロンボーの相撲メカ「ドクロ花」のメカ同士の相撲と言う珍しい趣向
ドクロ花には起爆スイッチが付いていて、よこづなが相撲に勝つと起動するように出来ていたのですが、
よこづなが土俵際の詰めを誤る、と言う悪玉の予想に反したドクロ花の逆転勝ちが起きた為、今回もドロンボーは敗れ去るのでした。
オモッチャマが呼び出しで、相撲の取組み前にご丁寧にブタが懸賞かけているのが面白かったです。

指令シーンではドクベエ様が「我輩の出すなぞなぞに答えられたら爆発は許すだべ〜」となぞなぞを出題します。
問題は「黒い服を着て、体は白くて売れ残るとしわしわになる物」と言う物ですが
ボヤやんは「ドロンジョ様」と回答。正解は「茄子」と違っていたのですが
「お前の私に対する気持ちがよ〜く分かったよ!」とお約束のようにドロンジョ様が言うのが面白かったです。
しかし、これってドクベエ様がボヤやんの性格を読んでいて、
露骨にドロンジョ様の事を言わせようと誘導尋問している節が見え見えな気がしますが。

ゾウの声は池田勝さん、よこづなの声は緒方賢一さん、長者の声は滝口さん
今回はわらしべ長者をモチーフにした話でしたが、
ただのわらしべ長者の話と思わせて、ノン太が長者に見初められるシーンで良い人っぽかった長者が
実は妖怪だったと言うどんでん返しの展開を見せるのが面白かったです。
ただ、妖怪に襲われていたドロンボーの前に登場したアイちゃん、どこで今回の顛末を知ったんでしょうかね?

92話 春の夜の夢だコロン

(あらすじ)ドクロストーンを狙い妖精の国に向かったドロンボーだが
妖精の国の王オプロンを逆恨みする妖精ベックの悪戯で妖精の国に一大事が起きる…

舞台:春の夜の夢(『真夏の夜の夢』のパロディ)

(解説)今回は、妖精のベックが八つ当たりに撒いた恋の薬が元で大騒動が起きると言う内容で
恋の薬の副作用で、オプロンの好い人だった春の精テイターニアはトンズラーに惚れ、
ドロンジョ様はボヤッキーに惚れ、ボヤッキーは全国の女子高生に惚れてしまうのですが
ガンちゃんとアイちゃんに副作用が起きないのは、良い事なのか悪い事なのか…
ガンちゃんとアイちゃんがベックを諭すシーンでは、
アイちゃんのお姉さんみたいな優しそうだけどしっかりと諭す姿が見られます。この辺りは流石正義の味方と言った所です。
しかし、薬の副作用が解けたテイターニアとオプロンがいちゃいちゃしているのを見咎めたガンちゃん達については
日頃いちゃいちゃしているガンちゃん達がそんな事言ったって説得力はないんじゃないかと…

ゾロメカ戦は、善玉のタケノコメカと悪玉のモウソウタケメカの対決。
タケノコメカが見る見る内に成長して竹メカになり、合体と分離を繰り返し
竹細工メカに変身し、ドロンボーの本体メカに進攻しドロンボーの頭を一斉に丸刈りにしてしまいますが
そんな事があったのにコックピット内では
ドロンジョ様が「何だか頭が涼しくないかい?」だのボヤやんが「もう秋ですねえ〜」
など、全く緊張感の欠片もないやり取りをしていて、案の定、進攻の末やられてしまいます。
そりゃ、こんなのんびりとしたやり取りをしていればとても勝てるとは思えません…
インチキ商売は十万円買うとフランス旅行に行けると言う謳い文句を付けてのアクセサリーの大バーゲン。
中身はタイヤをモチーフにした指輪『タイヤの指輪』の販売等相変わらずのインチキな上、旅行も当然嘘っぱちなんですけどね。

ゲストはテイターニアの声が吉田理保子さん、ペックの声が丸山裕子さん、オプロンの声は池田さん
ドクベエ様の爆発で胸を晒しているのに、今回は何と平然としているドロンジョ様。
実はおっぱい型のブラジャーを着用していた為でして
もしかして今まで晒してきた胸って全部このブラジャーだったのか?とも考えられますが
でもこう言う裸を晒すシーンで冷静なのは今回だけだから、普段はしていないんでしょうね。

93話 あっぱれトマトコケルだコロン

(あらすじ)トマト星ではトマトコケルとミナテラス姫の婚礼の最中、
コケルのライバルコワソイバルがコケルにオロチ退治をさせようと企てる。
その上、イバルの策略でコケルはドクロストーンを持つオロチの生贄にされそうになるが…

舞台:トマトコケル(ヤマトタケルノミコトのパロディ)

(解説)今回は宇宙に飛び立つお話ですが、
ヤッターゾウに宇宙船用の改造を施した上、宇宙へと飛び立つような長いレールを作るなんて
ガンちゃん達、あなた方は一体!?
そもそもガンちゃんがヤッターゾウをどうやって作ったのかも謎なのですが。

インチキ商売は天使に扮して空中浮揚の装置を売るのですが、何故か商売の形態は電器屋と言う変わった趣向。
今回のドロンボー、”ダイナモンド”に反応したり、「それゆけガイコッツ」を懐かしんだり
前にもあったマージョ一味と同一人物じゃないのか?と思わせるような発言が飛び出します。
指令シーンではドクロが去って、爆発無しか?と油断させて爆発を起こすドクベエ様のフェイントも良かったですが
指令の映像の冒頭の<今回の指令だべえ・製作ドクロベエ、声ドクロベエ>と言うテロップがユニークでとても面白かったです。
また、ボヤやんが富山さんの声帯模写と称し「説明しよう」とナレーションの真似を始めるのは面白かったですが
本人がやってる訳ですから、ドロンジョ様が「似過ぎちゃってるよ!」と言うのも当り前?
ラストの富山さんの「正義の味方のナレーター」と言う名乗り?も可笑しかったです。

おなじみのヤッターマンの登場シーンを、サングラスを付けて見る事を回避したドロンボー。
直後、耳栓を装備したままのボヤやんがドロンジョ様から攻撃を命令されても
「何にも聞こえないのよドロンコ」と命令を無視すると、案の定ドロンジョ様に突っ込まれるのも、お約束ながら面白かったです。
それと「可哀想可哀想、ドロンジョ様と同じ。ブー!」となげきブタの真似をしてドロンジョ様を哀れむ振りをして皮肉を言うボヤやんに
いつものように当然ドロンジョ様の蹴りによる突っ込みが入ろうとするのですが、何と今回は空振り!
これもマンネリ打破の一環に違いありません。

ゾロメカ戦は善玉の力水メカに対し悪玉はストローメカで応戦。
力水メカの液体爆弾をストローメカによって吸収します。
しかし、ここで根本的な問題が発生!ストローなんで吸い取る事は出来ても保存する場所が無く
そのまま悪メカに戻ったストローメカにより何も出来ずドロンボーはあっさりと敗戦。
結局メカ選びを完全にしくじった事が敗因だった訳です。

ゲストはトマトコケルが水島裕さん、ミナテラスは滝沢さん
メカ戦後、ガンちゃんが「俺達こそ戦う事より、敵と友達になれる方がどんなに素晴らしいか知りましたよ」
とコケルを称賛しますが、こんな事を言いつつ毎回ドロンボーに対して何をしているのか?なんて言われそうですね。
それはともかく、アイちゃんの「コケルさんなら立派な王様になれます!」
と言う台詞を聞くと、ルンルンがセルジュさんに何か言ってるような錯覚に陥るのは私だけかと思いますが…

94話 レフト兄弟だコロン

(あらすじ)人力飛行を夢見るレフト兄弟がドクロストーンを持っているとの指令で善悪はレフト兄弟の元へ
ところが度重なる非行の失敗で兄弟は仲違いしてしまい…

舞台:レフト兄弟(ライト兄弟のパロディ)

(解説)ガンちゃんの「ヤッターマン只今参上!」と言う口上を見たドロンジョ様
「ドッジーン!ああ、私清く正しく美しい眼差しに乙女心が揺れ動く」
と例によってガンちゃんにメロメロになってしまいますが、
今回はここにアイちゃんが「ヤッターマン二号只今参上!……参上よ!!」と割って入って来ます。
しかし、アイちゃんが「参上よ!!」と存在を必死にアピールするものの、
二人の世界に入り込んでいたガンちゃんとドロンジョ様はアイちゃんを全く無視。そうなるとアイちゃんドロンジョ様を狙わず
ドロンジョ様を受け入れるガンちゃんへの嫉妬心をメラメラと燃やし
「ガンちゃんもガンちゃんよ、私と言うものがありながら……覚悟〜!!!」
とガンちゃんをシビレステッキで攻撃すると言う過激な行動に出ます。

嫉妬するアイちゃんは、岡本さんのハイテンションな芝居もあって非常に良かったですが
…アイちゃんってこういうおっかない一面もあるんですね。
でもこの後ガンちゃんとアイちゃんが仲違いしたりしないのは、
大人の対応なのかアイちゃんがガンちゃんを本心から信じているからなんでしょうか?
一方のボヤやんも、ガンちゃんにメロメロのドロンジョ様に対し
「ドロンジョ、お前には私がいるんだぞ。目を醒ませ!」とこちらも嫉妬心を燃やすのですが
ドロンジョ様の答えは「私、人間と付き合いたい〜!」って、ボヤやん…不憫ですね。

「私達もこうやって丁度100回(大体100回戦ったと言う意味?)こうやって戦ってるけど、そろそろ仲直りしようじゃない」
とのドロンジョ様の提案で、善悪ゾロメカ同士のお見合い(善玉のアメメカと悪玉のキンコアメメカ)が行われ、結果二人は結婚します。
しかし美人妻と思われた悪玉のキンコアメが実は悪妻で、夫を散々酷使した挙句、実家(ドロンボーメカ)に里帰り。
生まれていた子供は親の育て方が明らかに悪いためメカを次々に破壊して行き、
最後は自爆スイッチを押されTHEENDとなってしまいました。

インチキ商売はカラオケブームにちなんで、先着百人限定四万円でレコードが製造できると言う物。
実体は、作ったレコードから牛の鳴き声が出てくる等々のインチキなのですが、
ドロンボーの店をインチキと知ってか知らずか訪れたガンちゃん
実は”ガンちゃんの作詞作曲した歌をアイちゃんに歌ってもらってレコードにしようと思っていた”
と言う驚くべき目的があった事を明かします。どんな歌なのか分かりませんが凄く聞きたいです。

ゲストはレフト兄弟の兄アニーが古谷徹さん、弟ナニーが塩沢兼人さん
アニーの人力飛行機製作にヤッターマンが協力し、エンジンを付けると言う細工を施すのですが
ヤッターマンのメカ製作能力はどこまで凄いのか…
指令の後のドクベエ様のいつもの爆発が収まると、何とドロンボーの線と色が分離してしまうと言うシュールな光景が発生します。
この後、お約束のようにドロンジョ様の色に収まろうとするボヤッキーがドロンジョ様に突っ込まれるのも面白かったですが
この姿を覗いていて「呆れた!」「どうなってんだこれ?」と突っ込んでいたアイちゃんとガンちゃんの姿が
変身後のヤッターマンの格好だったのは、どう言う流れでこんなミスが起きたんでしょうか?
今回は他にも「浮いた浮いた〜」とドロンジョ様が言うと、体が衣装から浮き出すシーンもあったり、
いつもとちょっと作りが変わっているなあと感じました。
作画はちょっと拙い部分もありますが、中々面白い話でした。

95話 ユメノパトラだコロン

(あらすじ)ユメノパトラの持つドクロストーンを探すドロンボーだが
アイトニーに恋したドロンジョ様はドクロストーン探しを放棄し…

舞台:ユメノパトラ(クレオパトラのパロディ)

(解説)メカ戦は、まず善悪双方ともゾロメカ(メカは善玉アンパン、悪玉ゲンマイパン)をいつものように投入しますが、
双方のゾロメカが「あまりにも毎回アホらしいアクションが続くので、双方のゾロメカはやる気を無くしてしまう」
と言う事態が生じてしまいます。そこでボヤやんがこう言う場合を想定して準備していたクレオパントラメカを投入すると
単純な?両ゾロメカは俄然奮起し、馬車レース対決が執り行われる事になります。
レースはボヤやんの「エーおせんにキャラメル…って何言ってんでしょうねえ?」等の八奈見節炸裂の実況や
アイちゃんのチアガール姿等を交えつつ進み、ラストの逆転で善玉のアンパンメカが勝利!
例によって悪玉の敗北か…と思ったら意外な展開へと話は進みます。

実は優勝者が貰う相手のクレオパントラメカは爆弾で、メカ同士で愛を育む事で起爆装置が作動する
と言うとんでもないからくりが仕掛けてあったのです。しかし、ここで更に予想を上回る事態が発生。
何と精巧に作られすぎたクレオパントラメカは甘いだけのアンパンメカを袖にして、
ゲンマイパンメカと事もあろうにドロンボーメカの内部で不倫愛を育み、
起爆装置が作動!
二転三転した戦いでしたが、結局今回もドロンボーの敗北となってしまうのでした。

”男勝りの腹黒イタチ”等々、散々身内に馬鹿にされたドロンジョ様が
「この美貌と魅力で女の幸せを掴む!」と宣言し、ドロンボーを(一時)脱退すると言う珍しい展開を見せます。
その後、ドロンジョ様はネジプトの将軍アイトニーに惚れて、アイトニーが寵愛するユメノパトラを監禁し、
アイトニーの妻の座に納まろうとするものの、ドロンジョ様ったらガンちゃんとの件はどうしたんでしょうか?
ラストは脱退した件をドクベエ様に咎められたドロンジョ様は許しを得たものの
お仕置き(実体はアイトニーの敵国の軍から追われると言う物)は強烈に食らうのでした。
ゲストはアイトニーが井上真樹夫さん、ユメノパトラが横沢啓子さん

96話 夕さぎの恩返しだコロン

(あらすじ)ドクロストーンらしき石を持つ吾ひょうの家に住み込んだおゆうは実は吾ひょうが助けた白鷺だった。
ドロンボーはそんな吾ひょうの家からドクロストーンを奪おうとするが…

舞台:夕さぎの恩返し(『鶴の恩返し』のパロディ)

(解説)指令を例によって盗み聞きしていたガンちゃん達、何と今回はドクベエ様に感付かれ、危ういと悟り逃げますが
咄嗟にインチキ商売の商品(と思われる)の絨毯で隠れ、難を逃れます。
ただ、アイちゃんが隠れていた絨毯の柄が、よりによって女性の裸体の模様(どんな用途の絨毯なのか?)で
動揺するガンちゃんを尻目に「イヤ〜ン、これも絨毯の模様よ!」とアイちゃんが真相を明らかにする展開が面白かった
と言うのもありますが、やはり岡本さんの「イヤ〜ン」が可愛らしく、今回のはまたいつも以上に可愛らしかったと感じました。

ゾロメカ戦はまたも異色の展開で、
まず大福メカとへそ饅頭メカのメカ同士の地上戦が始まるのですが、これは痛み分けに終わります。
すると、瀕死のゾロメカがメカの素を取り出し自分で食べて、より小さいゾロメカ同士のメカ戦が始まりますが、これも痛み分けに終わり
ならばと、瀕死のゾロメカがメカの素を食べて、更に小さいゾロメカ同士のメカ戦が始まりますが、結果は同じ
…と言う展開が続いて、最後はなんだか分からないまま悪メカが爆発して終わりと言うちょっと不完全な結末を迎えるのでした。
ちょっとした見所として、富山さんのメカの素への説明が最初は丁寧だったのに
最後は「もう説明の必要はあるまい!」と、後になるにつれてナレーションが適当になって行くのが面白かったです。

話はまんま『鶴の恩返し』のパロディなんですが、吾ひょうがお夕の反物を作る姿を覗いて分かれると言う展開ではなく
お夕はヤッターマンの前で正体を明かし、ラストは吾ひょうはお夕が夕さぎだと知らぬまま
アイちゃんがお夕から託された反物を吾ひょうに渡すのでした。
後味は悪くないような気もしますが、果たしてこれで良かったのでしょうか?

ゲストは吾ひょうが石丸博也さん
ここの所、ドロンジョ様もボヤやんも「ヤッター前頭三枚目」、「おむすび」、「ふんどし担ぎ」等々と
相手が相手だからか?ヤッターよこづなをかなり舐めているような…
あと、今回のメカのガラクタンクと言う名前は
以前にも使われた筈ですが、ネタ切れなのかスタッフが度忘れしただけなのでしょうか?

97話 ぶんぶくお釜だコロン

(あらすじ)ぶんぶく寺に伝わるお釜の中にドクロストーンがあるとの指令を受けたドロンボー
お釜が売られた旅芸人一座に当たりを付けるが…

舞台: ぶんぶくお釜(『ぶんぶく茶釜』のパロディ)

(解説)ゾロメカ戦は滝口さんが声を担当している玉置ドクロ氏の司会によるミスゾロメカコンテスト。
序盤、先勝したドロンジョ様に
「あたしとヤッター小娘の差がそのまま出てるって感じ〜」と余裕の態度を見せつけられたアイちゃん
「ギギギギギ…ガンちゃ〜ん!あんなこと言わせとくつもりなの〜〜!!?」
と、「ギギギギギ」と悔しくて歯軋りした?挙句、
取り乱してガンちゃんを責める(しかも胸倉掴んで)と言う、色々な意味で凄い姿を見せてしまいます。
キャラが壊れ過ぎと言う方もいらっしゃるかと思いますが、こう言う意外な一面も魅力と言えば魅力だと思います。
しかしアイちゃん、本気で女としてドロンジョ様と張り合おうと考えてるって事なんでしょうか?

メカ戦の結果はと言うと、最後にドロンボーが投入した白菜メカがライトの熱のせいでシワシワになってしまい、
やけくそとばかり、ドロンボーは共倒れ狙いでヤッターマン側の泥玉ねぎメカ(元はドロンボーのメカ)を爆弾で攻撃!
すると隠されていた泥玉ねぎの魅力が引き出されてしまい
ドロンジョ様の「私が出場出来れば〜」と言う叫びを残し、やはりドロンボーが敗北します。
他にも審査の際、滝口さんが「さあ、どっちだどっちだ…小原さんはドロンボーメカ、岡本さんはヤッターメカ」
と典型的な楽屋落ち発言をするのも注目点です。

爆発シーンではドクベエ様、狸メカで爆発したふり(いわゆる狸寝入り)でドロンボーを上手く嵌めます。
直後、ドロンジョ様は裸体を見られても「見たわね、小林君と小林君のお父さん。後でお電話頂戴ね!」
と呼び掛けるわ、ガンちゃんがドロンジョ様の裸体を見てしまい、腑抜けになってしまったり斬新な展開が見られます。
特に腑抜けたガンちゃんを「あら、柱が頭に当たったのね〜」と心配そうに見ていたアイちゃんが
裸体のせいだと分かると「まあ、やらしい!ガンちゃんのエッチ〜!」とか「いつまでニヤニヤしてんの!行くわよ〜!」
と嫉妬かどうかは分かりませんが、ヒステリックに尻を叩く感じに変わるのが可笑しかったです。
ただ、「まあ」の色っぽさ、「行くわよ〜」の勇ましさはいつもながら良い感じです。
一方、ガンちゃんを「ドロンジョのアレを見てしまったでコロンよ!」とか
「しょうがないでコロンよ、ショックが強かったんだから〜」と冷静に分析するオモッチャマ、やはりませすぎ。

インチキ商売は百発百中絶対ストライクになるグローブの販売。
ミットには磁石が付いていて、ボールには鉄の玉が仕込んである為、どんな悪い球でもくっ付いてしまう
と言うからくりは良いのですが、商品の性能を客の前で試すシーンで、商品の性能をアピールするためやむを得ない事とは言え
客の投げた球がワンバウンドしてからミットに収まったのにストライクと判定されるのは、問題無いんでしょうか?
お客さんも気付いていないから良いのか?

ゲストはお釜のタヌキが白川澄子さん
タヌキの持ち主の座頭に入門を志願するドロンジョ様、体が柔らかい事を証明しようと色々とやって行く内に、
「無様な恥ずかしいお姿」(ボヤやん談)になってしまい案の定座頭に「下品な芸」と入門を断られると
すると、ドロンボーは親方に酷使されていたタヌキを直接懐柔しようとするものの
タヌキに「あなた方は悪い人です。顔を見れば分かります」と断られます。
ここで「顔に出るからしょうがない」と考えるのは、悪人としては良いのでしょうか?
今回の登場シーンで全身キラキラ光っているアイちゃんを見たドロンジョ様
「キラキラキラキラ光っちゃって、まるで壊れたネオンサイン!」って、確かに…
ところでボヤやんの言う、来週から始まる予定の
ドロンジョ様主役の『宇宙戦艦トマト』ってどんな番組なんでしょう?
上品な内容って事は分かっているんですが、どんな感じなのか想像できませんね。

98話 迷犬ラッキーだコロン

(あらすじ)迷犬ラッキーがドクロストーンの在り処を知るとの指令を受けたドロンボー
まんまとラッキーを手に入れるのだが…

舞台:迷犬ラッキー(『名犬ラッシー』のパロディ)

(解説)今回のゾロメカ戦は、何と両チームとも手違いでゾロメカが二体ずつしか出て来ず、製作用の部品のみが出て来て、
その部品を使って善悪双方がゾロメカの早作りを行うと言う趣向を見せます。
懸命に作るアイちゃんの姿が何とも可愛い感じです。
ボヤやんはここで『万能用途型コソ泥メカ』を使い善玉側のゾロメカの部品を拝借して、
作り上げたカキノタネメカで善玉のキャンディーメカを食ってしまいます。さあ!今回こそは悪玉の勝利か?と思ったら
カキノタネメカの歯の間に詰まったキャンディーメカのカスこそが
「あらかじめプログラムされた通り合体し、あらゆる金属を溶かし齧りまくる恐怖の虫歯メカ」
だった為、結局今回も悪玉は負けちゃうのでした。

ラスト「おのれヤッターマン、この恨みは必ず…」と言うボヤやんに
「パンツ一枚で気取ってないで、早く逃げるんだよ!」とドロンジョ様が突っ込むのも
失礼ですが、良いオチの付き方です。

ゲストはペックが井上瑶さん、横沢啓子さん、迷犬ラッキーは滝口さん
インチキ商売は倒産した万年筆屋を装ったボヤやんのブランド物の在庫一掃セール
珍しく怪しげな為、客が不審がっている所にブランド品を身に纏った大金持ちのトンちゃんが現われ、
万年筆を買うと言い出したことで商売は成功すると言うちょっと変則的な展開を見せます。
しかし、ドロンボーの作った”勝利のガッツポーズ”「絶対無理だ、今日もまた〜」と言い切ってしまうアイちゃん。
いつもと比べて酷い事言いますね…

99話 アーサー王の剣だコロン

(あらすじ)アーサー王の剣の埋まっている台座がドクロストーンとの指令を受けた善悪
ヤッターマンの力で台座に触れる事の出来たホイサーが剣を抜くが…

舞台:アーサー王伝説(パロディ無し?)

(解説)今回はまたしてもガンちゃんとドロンジョ様のメロドラマが展開しますが、
ここにアイちゃん、ボヤやんも絡んできて更に面白い展開を見せます。
まず、いつものようにケンダマジックでドロンジョ様をガンちゃんが自分の元に引き寄せますと
「ドッジーン!ヤッターマンちゃんお久しぶり〜」とメロメロなドロンジョ様に対して
ガンちゃんは「ねえドロンジョ、君は美しいんだから悪事はよしなよねえ」
と格好良いけどちょっと臭い台詞をドロンジョ様に投げかけます。
一方、ガンちゃんにメロメロのドロンジョ様を見たボヤやんは
「ドロンコ!またその目の虜になるな!私の目だってまことの男の目に代わりはねえんだぜ、見て」
と言いつつ、ガンちゃんに対抗しようと血眼になって自分の目を「まことの男の目」と称してアピールします。

するとアイちゃんが「あんた、いつまでそうやって抱っこされているつもり!?」
とガンちゃんに抱っこまでされているドロンジョ様に怒りを込めて牽制の一言を発しますがドロンジョ様は
「あ〜らいけなかったかしら2号さん、あんたぼた餅焼いてんのね…じゃなかった焼き餅」と絶妙の切り返しを見せます。
ここでアイちゃん、何と「ボタ〜!」と一旦はずっこけますが
気を取り直して「そうよ、女の恨みがどんな物か見せてあげる!!」とシビレステッキでドロンジョ様を攻撃!
直後、何とアイちゃん、ガンちゃんに抱かれながら「ヤッターマン2号只今参上よ。ねえ、もっと強く抱いて〜」
と大胆過ぎるアピールを披露。「それが正義の味方の態度〜?」とクレームを付けるドロンジョ様に
「あなたボタモチお焼きね?」とさらに見せ付けるのでした。最後にアイちゃんとの恋の戦いに敗れた?ドロンジョ様が
コックピットに戻った後のボヤやんとドロンジョ様のやり取りも面白かったですね。

ちなみにこのシーン、実は私は映像を見る前に手持ちのCDに収録されていたのを何度も聞いていて、
前述の「ボタ〜」の声は桂玲子さんの声だと思っていたので、映像で岡本さんのお声だったと知った時には
「アイちゃん、こんなコケ方するんだ…」「岡本さんの声だったとは意外…」と言う感想を抱きました。
しかしここの所のアイちゃん、はっきり言って大人気なさ過ぎるシーンが多い様な気がしますが、
ファンとしてはこう言う所も魅力に見えてしまうんですよね。

ゾロメカ戦は善玉側がようかんメカ、悪玉側が芋ようかんメカ。何故か決着は「ゾロメカ将棋名人戦」で付けられる事になり
勝負が進む内に、善悪共に残った一体で最終決戦が行われる事になります。
ところがメカ戦の最中、ボヤやんが誤って芋ようかんメカに
優秀な将棋のプログラムを入れたつもりが誤ってオセロのプログラムを入れてしまい
芋ようかんメカにオセロのプログラムが組み込まれて、悪玉メカをひっくり返したら爆発してしまうのでした。
分かりやすいと言えば分かりやすいですが、ちょっとオチに付いては強引と言うか消化不良と言うか…
しかしドロンジョ様、芋ようかんはダメなのに栗蒸しようかんならまだ良いって、
多分ギャグで言ってるんだと思いますが、本気で言ってるんだとしたらどう言う価値基準なんでしょうか?

ゲストはヘゲレス国の大臣が宮内幸平さん、ホイサーは滝沢さん
インチキ商売は空手道場。”足型を最初から抜いてある板を蹴破って実力をアピールする”と言う手で客寄せを行った上で
入門者を特上・上・中・並に分けて、指導します。
最も、並だと気合だけを教えて正規の指導扱いする訳で、騙される人は気の毒ですが流れるような手法はいつもながら見事です。
指令シーンではドクベエ様、ブタに乗った騎士となって登場、ネーミングの秀逸さが好きです。
そして爆発する事無く去って行き、「いつもこうだと良いのに…」とドロンボーを一安心させますが
結局爆発してしまうドクベエ様、これって余計に性質の悪い手法ですよね。

100話 エンゼルとグレートルだコロン

(あらすじ)エンゼルとグレートルが勤めるパン屋にある石臼がドクロストーンとの情報を得たドロンボーは
パンで出来た家を作ってエンゼル達を嵌めようとするが…

舞台:エンゼルとグレートル(『ヘンゼルとグレーテル』のパロディ)

(解説)ついに100回達成です。ゾロメカ戦は善玉側の日曜大工メカ、悪玉側の電動セットメカによる「全国日曜大工協議会」
まず、第一回戦はテーマがヌード…と言う事で、「スッポンポンは嫌よ!」と拒むドロンジョ様に対し
「芸術のために脱ぐべきです!」と本当はヌードが見たいだけのボヤやんが真面目に主張するやり取りが面白かったです。
結局、ドロンジョ様水着着用でモデルになりますが
「周囲の期待と失望をよそに…」とボヤやんが実況の場を借りて未練たらしく本音を吐露するのもまた面白かったです。
しかし、ヌードに関してアイちゃんは眼中に無いんでしょうか?(あっても困るけど)

勝負自体は一回戦は引き分け、二回戦は(賄賂の効果もあり)悪側勝利
三回戦のテーマは世界の美女と言う事で善側はアイちゃん、悪側はドロンジョ様を彫刻で製作。
三回戦はドロンジョ様の彫刻がキツツキに突っ突かれて壊れたのと、アイちゃん効果もあってか善側が勝利。
ドロンジョ様が自分の彫刻を台無しにしたキツツキを総攻撃するのが、やり過ぎ気味ですが、面白かったです。
決勝は、本物そっくりの鳥を作ると言うテーマで、悪側が不正を行って勝ちに行ったものの
土壇場で運の悪さが出てしまい?またしても悪側の敗北となるのでした。

個人的に一番好きなのが、三回戦でヤッターマン側の彫刻として
「ヤッターマン側はヤッターマンの2号さん」と紹介された後のガンちゃんとアイちゃんのやり取り
「イヤ〜ン、ガンちゃ〜ん」と何故か恥ずかしがるアイちゃんが可愛いです。
おそらく、ゾロメカに一任して彫刻作りをやらせていて
事前に何が出て来るか、分からなかったから恥ずかしがったんだと思います。
しかしそんなアイちゃんを「当然だよ、俺だってそう思ってんだよ!」と慰めるガンちゃん。
キザにも見えますが、格好良過ぎます。
面白い展開なのですが、非常に口惜しいのが勝って喜ぶガンちゃんとアイちゃんの作画がかなり酷い事になっている事です。
あれ、何とかならなかったんでしょうか?

他にも、ドロンボー探索中、偶然触れ合ってしまったガンちゃんとアイちゃんが
探索中なのに「アイちゃん、好き…」「ウフッ、私も…」と言い合うシーンもあります。
正義の味方としては、ちょっとどうなのか?と思われそうですが
岡本さんのいつもながら奥ゆかしい感じの「ウフッ」が聞く事が出来るのは、堪えられません。
あと、最後グレートルの焼いたパンを食べた際、アイちゃんの「おいしいわ〜!」は良いですが
ガンちゃんの「グレートルの焼いたパンは世界一だ!」って言うのは、お世辞にしても言い過ぎでは?

区切りの回だからか「天才ドロンボー」でメカ作りをするシーンやヤッターマンの変身シーンが見られます。
インチキ商売はドロンボー流家元・ドロ千子先生による茶道教室。
入門料はタダなのですが、手口はおだてブタの歌に乗ってふざけた指導を行うと言う物。
さらに、これに怒って帰ろうとする入門者に対し、入門前に作らせた契約書を盾に脱会料十万円をふんだくる
と言う相変わらず流れるような手口です。
ところで、アイちゃんが「インチキ教授でお金を取られたってオシイさんの奥さん泣いてたけど…」
と言っていましたが、オシイさんってもちろんあの方の事?

ゲストはエンゼルが白川澄子さん、グレートルは滝沢さん。
エンゼルとグレートルの親方に近付こうと、ドロンボーは親方に試作品のパンを披露するのですが
ボインパンってのも商売に向いているのか怪しいですし、空飛ぶ円パン、怪盗ルパン辺りに至っては、
インチキ商売がもう一回行われているような錯覚を覚えます。面白かったから良いけど。
最も、これを見て「素晴らしい!」と絶賛する親方のセンスも随分と変わった物だと思います。
今回は久々のヤッタードジラ登場に、「まぁ〜久しぶりのヤッタービア樽!」
と言うドロンジョ様のお約束のボケが見られました。
ただ、ボヤやんに「また忘れたふりなんかしちゃって」と突っ込まれている所を見ると、わざとなんでしょうね。

101話 アレスサンダー大王だコロン

(あらすじ)ナゴームと言う桃源郷にドクロストーンがあると言う情報を得たドロンボー。
アレスサンダー大王を唆し、ナゴームに向かうが…

舞台:アレスサンダー大王(アレキサンダー大王のパロディ)

(解説)メカ戦は何と「もし、50年後も『ヤッターマン』が続いていたらこうなる」
と言う仮定の下で、ドクベエ様と50年後も歳を取らないと言うオモッチャマを除いた
50年後のヨボヨボになったヤッターマンとドロンボー一味が登場します。
ドロンボーの老けこみ具合は70代を過ぎているからまだ良いとして、仙人みたいな外見のガンちゃん
そして幸せのあまりか、丸っこくなってしまったアイちゃんの老けこみ方には驚かされました。

50年後の戦いはと言うと、「ブタも年取りゃモーと鳴く」とか「説明は50年後の富山敬でした」
と言った年代を感じさせる名セリフが飛び出したり
相変わらずドロンジョ様はガンちゃんにモーションをかけたりしておりますが
ケンダマジックやシビレステッキも武器としては役に立たず
ボヤやんやトンちゃんの電気治療道具になってしまっていますし
メカは50年も同じメカを使い回しているからか、ガタガタになっていてゾロメカ戦も出来ない有様

結局はガンちゃんとアイちゃんが子宝に恵まれまくったのが、50年後の勝因になった訳ですが
しかし、ガンちゃんに「あの婆さん(50年経つとアイちゃんをこんな風に呼ぶようになるのか)は人間が出来てる」
と言われているし、「お互い仲良くしましょうよ」と言っていたアイちゃんが、
「どうやら私たちの方が勝つ見込みよ」とドロンジョ様に自分らの子供と孫を見せつけると言うのは、
人間が出来てると本当に言えるのか、疑問は残りますが…
また戦いの後、戦いの虚しさを知ったドロンジョ様が戦いを放棄し撤退した事で、今回のメカは爆発を免れています。
ところが、ドクベエ様に言わせると「戦わずに戻るとは何事」と言う指摘を受け、
お仕置きはいつも通り受けるのでした。

余談ですが、岡本さんが『ヤッターマン』関連のインタビューを受けると、
よくこの50年後のアイちゃんを演じた際、お婆さんの声を演じる事に付いて、非常に苦労されたと言うお話をされる事が多いですし
また以前、『ジ・アニメ』誌での笹川監督との対談において岡本さんが
「50年後の私を想像しながら、あのお婆さんを描いたんじゃないですか」と冗談めいて言っていた事もあったり
岡本さんご自身、おそらく『ヤッターマン』の中でも一番印象に残っている話はこの回だと思われます。

さらに今回はガンちゃんに引き寄せられた際に、勢いでドロンジョ様がガンちゃんにキスまでしてしまいます。
キスまでしたドロンジョ様、「自分を失っているのはお前だろ〜?」とボヤやんに突っ込まれながらも
「鼻ぺっちゃのイモ娘、ヤッター2号」などとアイちゃんをネタに
思いのたけを披露しつつ、ガンちゃんにモーションをかけます。
しかし、「どうしても告白したいなら言って頂戴!私聞こえない振りする」とドロンジョ様に促されたガンちゃんが
「ヤッターマン只今参上!」と言うと、後ろからアイちゃんも登場し
「この世に悪がある限り、二人の愛が勇気となって」「地球の果てまで突き進むわ!」
と息の合った所を見せつけた上、名前を呼び合った挙句、「好き〜」と抱き合う姿まで見せ付けるのでした。
ここまでアイちゃんって大人気無かったのか?と言う気もしますが、
「地球の果てまで突き進むわ!」が心なしか気合が籠っていたのは良かったと思います。

そして、結果的にガンちゃん達にまたもからかわれたドロンジョ様に対し、
ボヤやんが「泣くが良い、思いっ切り泣くが良い。僕の胸はおめーの為にあるんだぜ!」と励ますのですが
この時のボヤやんの顔、あまりにアレな顔で見ていて大笑いしてしまいました。詳しくはご覧下さい。

インチキ商売はドロンボー薬品開発の不老長寿の薬の販売。
もちろんインチキ薬なのですが、薬で若返ったと信じる老人の客の一人に「僕、20歳位に見えるでしょ?」と聞かれたアイちゃん
見た目がそう見えるからって「いいえ、50歳位に見えるわ」って身も蓋も無い言い方は良くないような気も…
最も、お世辞で若く見えると言うのもそれはそれで良くないですから、どう言えば良いのか困る場面だとは思います。
しかもこの老人、薬の副作用でしまいには「80歳位に見える」外見になってしまうのでした。

ゲストはアレスサンダー大王が今西正男さん
七色サンゴメカ・サンゴレインボーをドロンジョ様に絶賛されたボヤやん
「素敵なメカを作っているのは誰だろうか…」と久々に劇画風の顔に変身します。
こう言うギャグキャラの劇画シーンはいつ見てもギャップが面白いので大好きです。
あと、ボヤやんが「ブタもおだてりゃ木に登る〜」と言うと
本物の豚が木に登ろうとすると言うお約束を逆手に取ったギャグも面白かったです。

102話 ヤシントン大統領だコロン

(あらすじ)ドロンボーは立身出世に燃えるヤシントンを利用し
まんまとドクロストーンらしき石を手に入れるのだが…

舞台:ヤシントン(ワシントンのパロディ)

(解説)ゾロメカ戦は空手対決。悪玉のカワラセンベイメカに善玉のセンベイメカが次々に挑んでゆきますが、
カワラセンベイメカが「超ウルトラスーパーデラックス合金」で外装されていた為、善玉メカは全く歯が立ちません。
ところがここで一体だけ残ったノリセンベイメカが修行の旅に出かけ、
そこで「つばめが木の葉を二枚に裂いた」のをヒントに
”縦の攻撃には強いカワラセンベイも上からの攻撃には弱い”
と言う弱点を突いて逆転勝ちを収めると言うかなり物語仕立てなメカ戦でした。
面白かったのは確かですが、一旦敗れたゾロメカが再戦して勝つと言うのはどうなの?

また、直後敗者は自爆と言う約束を「いやいやいやいや、そんな約束破っちゃって〜」と拒否するドロンジョ様に対し
ボヤやんが「何を言うんですか、約束を破るなんてそんな事は人間として一番いけない行為ですよ!」
と言った上、ドロンジョ様の「元々私達一番いけない人間でしょ?」と言う反論にも
「いけない人間でも人の道に外れる事はしちゃいけません!」とおよそ悪玉らしくもない正論を言い出すのは、
面白いですが、人間が出来過ぎた発言じゃないかと言う気も…

ボヤやんの若い頃の回想シーンにお花ちゃんが登場します。
回想シーンでのボヤやんの(ちょっと)無理やりっぽい若い台詞回しが面白かったですし、
ボヤやんに「罪な女」と言われたドロンジョ様が例によって突っ込みを入れるのも良かったです。
ただ、お花ちゃんの顔は小山カメラマンみたいに写されませんでしたし、
声も岡本さんでも滝沢さんでもなかったような

インチキ商売はスキー場。商売の舞台がスキー場だからか、ガンちゃんもアイちゃんもスキーで登場します。
アイちゃん、あそこまでスキーが出来るとは知りませんでした。
商売の内容はと言うと、タダでリフトに客を乗せて油断させておいて
「(上まで)連れて行くとは言ったが降ろすとは言ってない」と言うもっともらしい理屈を付け
降り料として十万円をふんだくると言う手口で儲けるのでした。
あと、商売中のボヤやんの「私達は嘘は申しません!」と言う台詞の後の
「インチキはするけど…」と言う独白は、ドロンボーの商売のスタンスを分かりやすく暗示した台詞でした。

103話 シッパイツアーだコロン

(あらすじ)ドクロストーンの持ち主と思われる医師・シッパイツアーは村人から藪扱いされていた
立ち直る為、シッパイツアーは村長の娘コニアの手術をしようとするが…

舞台:シッパイツアー(シュバイツアーのパロディ)

(解説)ゾロメカ戦は、パンダが出したのが「ちゃきちゃきのメカっ子で正義感が強く一本気な性格」をしたカボッチャンメカ。
対して悪が出したのが「口八丁手八丁で相手メカを丸め込み戦意喪失させる」と言う特徴を持つ野だいこんメカと赤シャツメカ。
要は『坊っちゃん』のパロディですが、悪メカの丸め込み戦法は一本気なカボッチャンには効かず、悪玉ピンチ!
ならばと悪側が次に投入したメカはプリマドンナ。
これが「メカを狂わす特殊電波」を出し、カボッチャンメカを難なく籠絡する事に成功。
そのまま二人は去って行き、隙あり!とばかりに野だいこん達がヤッターメカを襲おうとするのですが
カボッチャンメカは実は”今週のビックリメカ”でして
まだ出ていなかった”ドッキリメカ”が登場!
このドッキリメカが、非常に粗暴なイモアラシメカで
野だいこんらはあっさりとやられ、ドロンボーメカも四散するのでした。

シッパイツアーは富山さん(出番が多いせいか「説明しよう」が無かったような…)、コニアは滝沢さん
アイちゃん、登場シーンで「正義の味方、太陽よりの使者ヤッターマン。ここに参上!」
と格好良い口上を披露するのが良かったですし
これに呼応して三悪「うわ〜神々しい体が灰になる〜!」だの
「スカポンタン!うちらは吸血鬼か!?」とか分かりやすい反応を見せるのも面白かったです。
今回のメカ・クリーニングサンダーはボヤやん曰く
”世の中にはびこる正義の使者をやっつけて綺麗にしたいとの思いが切々と感じられる”との事。

インチキ商売は服を着たままの千円で出来る3分間クリーニング。
と一見すると、普通だと思われますが実際の所は服を着たまま虐待みたいな事をされた挙句、
料金は例によって十万円請求されると言うおなじみの手口でした。
ここに、久々にガンちゃんとアイちゃんが潜入したのですが、単にボロボロにされに行っただけだったような気も…
最も金を払う段を有耶無耶にするのは流石と言う所?

104話 イヤ王だコロン

(あらすじ)イヤ王は二人の娘の内、本当に自分を思っているコーダリアではなく、ゴネルを後継ぎにしてしまう
ゴネルと結託したドロンボーは強引にイヤ王を追い出してしまうが…

舞台:イヤ王(『リア王』のパロディ)

(解説)今回のメカ戦は芝居仕立ての集大成と言っても良いお話。
まず、善玉のボタモチメカと悪玉のアワモチメカの和議が行われたものの、アワモチメカ(キナ上野介)が裏切り、
逆上したボタモチメカ(アズキ内匠頭)が斬りかかるが切腹に追い込まれます。
その悲報を聞いた大ハギクラウノ助が47人のぼた餅を集め、キナ上野介を討たんとする
と言う忠臣蔵を地で行く展開を見せます。

ドロンボーは身内のメカなので上野介を匿うものの
クラウノ助に上野介を匿ってるんじゃないかと怪しまれたドロンジョ様が
「あんた優しいんだね、様子も良いし映画スターみたい。人間ならながたに川(長谷川?)一夫って所だね〜」
とクラウノ助を煽てると、出て来たおだてブタの下に上野介が隠れていて見つかってしまう
と言うのが、見え見えの展開なんですがとても面白かったです。
ラストは上野介が討ち取られた事で、「ドロンボーは責任上爆発せざるを得なくなった」と言う説明がなされますが
「責任はヘボメカ作ったお前(ボヤやん)が取れば良いんだよ」と最後まで抵抗するドロンジョ様も良かったです。
あと、富山さんの「時は元禄……いや昭和五十とウン年、折りしも降りしきる雪の中ヤッター流の陣太鼓、
闇に響いて勇ましく行け!大ハギクラウ助、目指すは上野介の逃げた先ドロンボーメカ・ブタイガー!」

と言う忠臣蔵風なんですが、微妙にアレンジしてあるナレーションも面白かったです。

また今回、舞台型メカ・ブタイガーを使用しているからか、ドロンボーの登場シーンでは凝った口上が披露されます。
中でも凄かったのが、ボヤやんの口上の後のアイちゃんが
「よっ!北京原人の足の裏!」と意表を衝く凄い声援を送るシーン
凄すぎて突っ込まれたボヤやんも「参った、こら参ったドロンジョさん。あんな顔してね、酷い事言うのよ」
と八奈見節全開で反応しておりました。
その後、しんがりにひかえていたトンちゃんが「さてその次におりまんのは……」
と言い出した所で、ガンちゃんが(強引に)ストップをかけますが、ここまで来て止めてしまうのはあんまりでは…?

爆発で裸体を晒したドロンジョ様の姿を見たガンちゃん、ボヤやんがドロンジョ様にネタで言った
「目が腐る」と言う台詞を真面目に受け止めてしまい、「目が腐っちゃうよ〜」と慌てて走り去ります。
これを見たアイちゃんの「やだ〜」と言ううぶっぽい反応が良かったです。
一方「まともに見て目が腐っちゃったのでコロンかな〜?」と冷静に反応するオモッチャマ、相変わらずませすぎ。

ドロンボーはイヤ王から国の実権を奪おうとするゴネルに雇われ、
”新しくパートタイムで雇われたイヤ王専属の家来”と言う触れ込みで
イヤ王を半ば強引に城から追い出します。
このイヤ王の言葉尻を強引に捉え、城から追い出すシーンは
どう見ても「アクダマンが紋者博士を騙して割符を奪うシーン」にしか見えません。面白いですけど。
イヤ王の声が宮内幸平さんですしね。
あと、イヤ王の娘ゴネル(悪女っぽい女性)が滝沢さんなのは珍しいです。

インチキ商売はスター養成所。
アララン・ドロンコやカトリーヌ・ドブース(凄いネーミングセンスですね)を輩出したと言う触れ込みなのですが
中身はと言うと殴られ役の練習と称してトンちゃんに殴られるだけとか、動く通路を使って通行人や泥棒の練習とか
ボヤやん相手にラブシーンの練習を科し、嫌がる生徒からは金をふんだくると言ういつもながら手の込んだ手法でした。

105話 コレクター博士だコロン

(あらすじ)ガンちゃんは連続失踪事件の容疑者にされてしまい
アイちゃんは容疑者と思われるコレクター博士に捕まってしまうが…

舞台:コレクター博士(映画『コレクター』のパロディ?)

(解説)今回はアイちゃんが危機に陥るシーンや、意外な活躍シーンもあったり
アイちゃんの見所が沢山ある回です。
正確な所は分かりませんが、元ネタは映画「コレクター」だと思われます。

事件はガンちゃん達が連続少女誘拐事件に巻き込まれた所から始まります。
ガンちゃんが容疑者として警察に連行されてしまい、単独行動する事になったアイちゃん
ドクロストーンを守ろうと張り切っている姿が格好良くて良かったですが
怪しげなコレクター博士(声は宮内幸平さん)と出会うと、一瞬の隙を突かれ拉致されてしまいます。
アイちゃんを捕まえた博士は「亡くなった娘以上に大切なもの」としてアイちゃんをはく製にしようとしていたのです。

博士からドクロストーンの在り処を聞き出そうとするドロンボーに対し
アイちゃんは自分の身も省みず
「駄目よ、ドクロストーンだけは渡さないで!私はどうなっても良いから…」
とドクロストーンを守ろうと、博士に迫りますが
この場面の台詞回しと態度が毅然としたアイちゃんの姿が良かったです。
ところが、博士はドロンボーを落とし穴に落とし、邪魔者を排除して、満を持してアイちゃんに迫ります!
首を絞め上げられたアイちゃんは「ガンちゃん〜!」と叫ぶのですが…
余談ですが、博士に無理やり食事を食べさせられそうになって嫌がる台詞回しは色っぽい一方
首を締め上げられるシーンのアイちゃんの台詞回しは、恐怖心が真に迫った台詞回しと、岡本さんの芝居が見事でした。

事態はドロンボーが再登場して博士と揉めている所に、ようやくガンちゃんが登場し
アイちゃんはオモッチャマに助けられます。助けられた際の「ありがとう!」の言い回しも良かったですが、
直後の登場シーンの「エイッ、エイッ、オー!ヤッターマン2号、改めて参上!」と言う台詞が最高でした。
特に「エイッ、エイッ、オー!」と言う際は、
「エイッ!」と言う台詞に合わせてアイちゃんのポーズが付くのですが、
この台詞は一つ一つの言い回しが実に可愛いらしいと思いましたし
「ヤッターマン2号改めて参上!」の台詞も岡本さんの気合が乗っていた感じで、いつも以上に良い口上でした。
ところが、華麗な口上を披露したアイちゃん、ふと目の前を見ると「あらっ!?」と驚くのでした。

何故かと言うと、またしてもドロンジョ様がガンちゃんとイチャイチャしていたからでして、
これに怒ったアイちゃんは「ヤッターマン2号只今参上!」と再びドロンジョ様相手に口上を披露しますが
反応が無いのでアイちゃん、「参上ったら〜!!」と、なおも自分の存在をドロンジョ様にアピールします。
この場面の必死なアイちゃんの演技も面白いですが
「参上だか四畳半だか知らないけど邪魔しないで…」とドロンジョ様に振り払われてしまいます。

するとアイちゃん、ドロンジョ様に見捨てられたボヤやんから「恋を無くした者同士、仲良く人生論なんか論じ合わない?」
とモーションをかけられますが、アイちゃんは「触らないでよ!」と、間髪入れず拒絶します。
このシーン、アイちゃんの突っ込みが抜群のタイミングだったのでとても面白かったですが、
ボヤやんの立場から考えれば、アイちゃんの態度が酷すぎるような気も…
結局、怒りに燃えるアイちゃんはガンちゃんとドロンジョ様に対し
「二人ともシビレステッキ〜!!」 と二人まとめてシビレステッキをお見舞いしますが
アイちゃんの「シビレステッキ〜!!」の言い回しが、非常にテンションが高いのが良かったです。

ゾロメカ戦は善悪のケーキメカの披露宴と言う、一見しただけでは話が掴めない展開ですが
要は新郎と新婦の結婚が成立し、ケーキカットで使われるウエディングケーキに入刀する事で
ケーキの中の花火マシーンが作動出来ると、多く攻撃できて勝てると言うルール。
最も結婚が成立し、マシーンを作動させるのは善玉ばかりと言う有様に、
新郎新婦ではなく、牧師が入刀するようボヤやんが工作するのですが、
牧師がやった事で攻撃が外れまくって、結局は敗北となるのでした。
披露宴の司会が富山ドクロの敬(ドクロ顔の司会者で声が富山さん)だったり
サービスでドロンボーも正装、ヤッターマン側も正装しているのも見所でして
和服姿に正装しているアイちゃんは、一瞬しか見られませんが実に良かったです。

ラストは、博士が逮捕されて終わると言う『ヤッターマン』とは思えない珍しい終わり方をしますが
あんな目に遭ったのに、アイちゃんは博士に対し
「(博士のせいで博士と同じような悲しみにくれる人が出る事なら)きっとマリーさん(博士の娘)があの世で悲しみますわ」
と博士に優しいけど重い言葉をかけるのでした。
そりゃ、正義の味方だからと言うのもあるでしょうが、
いつまでも怨みを引き摺るアイちゃんと言うのもどうかと思いますので、こう言うフォローがあるのは良かったです。

直後のガンちゃんの「人間には時として心の中に悪の根が潜んでいるのかもしれないな」
と言う台詞は台詞自体も重い言葉ですが、ガンちゃんの言い回しがいつもと違って非常に真面目な感じで、特に印象に残りました。
これを受けてのアイちゃんの「そうね、その為にも逆境に負けてはいけないのね。強く生きなきゃ」
と言う台詞は、気丈に強く生きようと決意するアイちゃんの心境が強く感じられる台詞で
ファンとしてはとてもジンときました。

インチキ商売はドロンボー神社、今回は手が込んでいます。
まず、訪れた客全てに大凶のおみくじを引かせて、10万円で客に厄払いを行おうとします。
そこに、商売をインチキだと思っているボヤやん扮する客が現れますが、
偶然か仕込み通りか?おみくじを蔑ろにしたボヤやんに罰が当たった姿を見せ
これに恐れをなした客に10万円の厄払いを行います。

一方、ドロンボー神社の近くの神社に偶然いたガンちゃんとアイちゃん。
世界平和でも願っているのか?と思ったら
「どうかガンちゃん(アイちゃん)がいつまでも私(俺)の事好きでいてくれますように…」
なんて願を掛けていたんですね。
その上「好き〜」なんて言い合って、単に二人のアツアツ振りを見せ付けてるだけでは?
オモッチャマが「見ちゃおれないでコロン、いい加減にしてくれでコロン」と言うのも分かるような…
ただ相思相愛は良い事ですし、アイちゃんもガンちゃんも互いに惚れ合うのも分かりますけどね。

106話 二宮銀次郎だコロン

(あらすじ)相模の国の二宮銀次郎がドクロストーンを持つとの情報を得たドロンボー
銀次郎の母が倒れたのを利用し、ドクロストーンを奪おうとするが…

舞台:二宮銀次郎(二宮金次郎のパロディ)

(解説)ゾロメカ戦は、善玉のパットンアンマン戦車軍団と悪玉のロンメルニクマン軍団の戦車による戦いに始まり
腕相撲→五目並べ→TVゲーム→紙相撲(略)と中々決着が付かないまま三日三晩続きます。
これに業を煮やしたドロンジョ様が
「何だい、何だい!だらしが無いねえ〜早いとこそんなアンマンメカなんかやっつけておしまいよ!
もしやっつけられなかったらね、タダじゃおかないからね!みんな叩き壊してくず鉄にでもして売っちゃうからね!」

と暴言を吐きますと、これが元でメカ使いの荒さに悪玉メカが反乱を起こし、
善玉メカと悪玉メカが共同でドロンボーメカを襲い、いつもの如く終わると言うオチが付くのでした。
ラスト、なげきブタの「可哀想、可哀想、自分の部下に裏切られ、何でこの世に生まれてきたの?」
と言う最もな突っ込みが面白かったです。

インチキ商売はガソリンスタンド。水をガソリンの代わりに注入して抵抗する客には力づくと言ういつも通りの内容。
ボヤやんの年齢に関して、ドロンジョ様が「実際には、40と…」と言いかけますが
これって、八奈見さんの実年齢をネタにしてるって事でしょうか?
あと、ヤッターマンに捕まったドロンジョ様(特にガンちゃんとイチャイチャする訳ではありません)が
ボヤやん達に助けを求めますが、「とても素手では叶いっこない」と言ってボヤやんもトンちゃんも救出を拒否しますが
分かってきたのか?単に面倒臭いからか?
あと、ヤッターマンの変身シーンが挿入されたのは何故なんでしょうか?

107話 ドジソンの大発明だコロン

(あらすじ)発明家ドジソンがドクロストーンに関係があるとの情報に
ドロンボーはドジソンの助手になって発明の手伝いをするが…

舞台:ドジソン(エジソンのパロディ)

(解説)「おだてブタ」の歌の間奏部分では、何と岡本さんの「ハ〜イ、マリも見てるわ!」
と言う台詞と共にマリさんのお写真が登場!
岡本さんの軽快な台詞回しがたまりませんが、写真を見る限りでは
私の記憶にある当時の岡本茉利さんご本人とは違うような気もしますが
果たして、本物の岡本さんの写真なのか、真偽の程は如何に?

ゾロメカ戦はプリン同士の尻押しゲーム。
実はデカプリンメカは特殊合金で出来ている上、相手のエネルギーを吸収し、パワーが倍加する
と言う(卑怯な)からくりがあるので滅茶苦茶強く、デカプリンメカが連戦連勝して行きます。
ところが、ボヤやんがデカプリンの制御装置を付け忘れた為、善玉のプリンメカが尽きたと見るや
デカプリンは吸収した力を制御できなくなり、ドロンボーメカに尻押しを敢行し、ドロンボーメカは爆発!
続いて、デカプリンは地中に潜ったかと思ったら、爆発!

自爆したのは、「押す物が無くなって地球を押した」事が原因なのですが
ただ一点だけ気に入らないのが、ヤッターマン側がデカプリンメカの自滅を、メカまで隠してやり過ごそうとしていた点です。
そもそも、負けた方が自爆と言うルールがある訳ですし、
プリンメカが無くなった時点でヤッターマン側は自爆しろと言われても仕方がないのではないかと思います。
もう少しうまく勝ちに持っていけなかったものでしょうか?細かい点ですが、気になりました。

ただ、ゾロメカ戦のやり取りは非常に面白かったです。
何と言ってもアイちゃんがチアガールに扮し、「フレ〜フレ〜プリーン!」とプリンメカを応援するのが良いし
他にも、ボヤやんに文句を言われたドロンジョ様が
「お前が頼りないからだ!」とボヤやんを、尻押しの要領で尻で吹っ飛ばすシーンもありました。

あと、善玉がプリンメカ、悪玉がデカプリンメカを投入するシーンのドロンボーのやり取りが好きです。
まず、善玉側のプリンメカを見たボヤやんが「ドロンジョ様の(おっぱい)は見様によっちゃ嫌らしいけど向こうのは可愛らしい」
と言うのに対し、ドロンジョ様が「何で私のが嫌らしいんだ!お前が嫌らしいんだよ!」と突っ込みを入れます。
続いて悪玉のゾロメカが登場。ドロンジョ様が何故か「デップリン」と間違えた先頭のデカプリンメカに続いて
更にこの後タップリン、トッポリン、ノッポリン、シッポリン、カッポリン
とドロンジョ様曰く「プリンの品評会」の様相を呈するのが面白かったです。
個人的にはかっぽれ踊りの上手なカッポリンがお気に入りでした。

今回もドロンジョ様、ガンちゃんにモーションを掛けますが
今までの展開とはちょっと趣向が違っていて、
「ヤッター1号ちゃん、たまには私とあんたの仲でしょ?すんなりそこを通しちゃってよ〜」
と、ドロンジョ様がガンちゃんをお色気で籠絡しようとします。
意外にこう言う色仕掛けに弱いガンちゃん、頬を赤らめてしまうのですが
これを見て、アイちゃんが黙っている訳がありません。
「ま〜ベタベタしないでよ」と言うや、ドロンジョ様を容赦無くシビレステッキで攻撃!
いつもながらやり過ぎのような気もしますが
岡本さんのベタベタの部分の言い方が、何とも言えない特徴的な言い方で、印象に残りました。

インチキ商売は「ドロンボー楽器が開発した新製品」の試聴と称し、
集まった客を眠らせ、その財布をふんだくると言う物。
凝った手口の割りに、せこ過ぎるんじゃないかと言う気も…

108話(最終回) アワテルローの戦いだコロン

(あらすじ)チビレオンの辞書に最後のドクロストーンの在り処があるとの情報を受けた善悪
最後のドクロストーン探しに向かうが…

舞台:チビレオン(ナポレオンのパロディ)

(解説)話はインチキ商売の楽屋裏からスタート。
しかもドロンジョ様、ガンちゃんのピカッと光る目に悪の心が洗われた
ドロンボーから足を洗い、後任のリーダーにボヤやんを指名します。
しかし、以降はいつものようにドクロストーン探しからメカ戦を行うと言う一連の流れを経て
ラストに大どんでん返しがあると言う内容。
見方によっては打ち切り漫画の最終回っぽい気もしますが
ドクベエ様の「マンネリとか何とか言われながらも二年もの月日が流れ、
お仕置きのアイデアも乏しくなってきた」
とか
「今日こそヤッターマンをやっつけろ〜!」とのドロンジョ様の命令に
トンちゃんの「と言い続けて二年と一ヶ月、ほな行きまっか〜!」と言う突っ込みが入ったり
最終回と言う概念を逆用したギャグもあり、最後まで面白かったです。

インチキ商売は”奇跡の作家・現代の救世主”トンズラー・サッサー大先生の新作『火の焼き鳥』販売記念サイン会。
当然、疑問を持つ客に対しては『ブターウォーズ』、『黄金のひび割れ土瓶』と言った面白そうな読み物をセットに付けた上、
「百万円以上の価値のある物がたった十万円で買える」と××効果(何だったかな?)で巧みに騙して売り付けるのでした。
(なお、本の中身は”全くの白紙”と言う代物)
このドロンボーの動きに当然ガンちゃん達も気付きますが
直前のガンちゃんとアイちゃん、公園で「ガンちゃん」、「アイちゃん」、「好き〜」
と二人でいちゃいちゃしてるのは、最後までらしいと言えばらしいですね。
あと、インチキ商売の本を見て(騙されたから)泣いてる人を見たアイちゃんが
「貴方もね。分かったわ、その物語悲しい話なんでしょ?」と尋ねるシーンは
アイちゃんの優しさが光っていて良いですが、ずれた事言ってるのが何とも可笑しかったです。

メカ戦は、ワンとゾウ以外の全てのヤッターメカに、
ドロンボーはボヤやん曰く今世紀最大の力作であるブックタンクで応戦!
これに対しガンちゃんが、全てのヤッターメカにメカの素を投入しますと
全メカの出したゾロメカが合体し、巨大なミサイルを作り出されます。
このミサイルに対し、いつもは慌てるドロンジョ様が何故か落ち着いていて
ボヤやんの突っ込みに対しても、「これが最終回の雰囲気だからよ」と、最終回を逆用したネタで返します。
これに対し、動揺するボヤやんが「来週からボスになれる」と自分に言い聞かせるのも悲しい所?

最後のドクロストーンは、アワテルロー博物館の地下にあったのですが、
ここが何とドクベエ様の住まいで、ドクロストーンもドクベエ様が丁度今見つけたとの事。
これでドクロストーンが全部揃ったものの、ドロンボーが追い求めていた「大金塊の鉱脈の地図」自体
ドクベエ様曰く「欲深い地球人を利用するための嘘」
と明かされ、二年もの間のドロンボーの行動は全て骨折り損である事が判明します。
おまけに「ドクロストーンとは、ドクベエ様そのもの。そしてその実体はドクロ惑星XYZ星人」
と言う強引さ。そして本体を取り戻したドクベエ様は宇宙へと帰って行くのでした。

個人的には、ラストのドロンボーの解散シーンが特に良かったです。
中でも、ボヤやんとトンちゃんに対してドロンジョ様が
「良い女は振り向かないもんなんだよ!」と言って、二人の前から去って行くのは
涙無しには見られないシーンかもしれません。
あと、「う〜可哀想可哀想」と言うなげきブタの台詞も泣かせる所でした。
ところでドロンジョ様、ドロンボーを辞めた後でガンちゃんに告白する気だったのか?
一方、ヤッターマンの二人のラストシーンが具体的に無かったのはちょっと残念でした。(『タイムボカン』ではあったのに…)
特にアイちゃんの最後の台詞が「そうね…」ってのはもう少し何とかならなかったでしょうか?

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