話数 | 見所 |
10話 「ナス湖のナッシーだコロン」 |
アイちゃんがボヤッキーの目潰しを食らって、「ヤッタ〜レディ〜ちゃ〜ん」と挑発された際の
「見えない、見えない…」となる展開が特に面白かったです。
この台詞のちょっと焦った感じの言い回しで、ちょっと相手の油断を誘った感じで
アイちゃんが窮地を脱する展開に繋がるのも面白かったですしね。
でも、あれ最初から見えていたんじゃないかとも思うんですが…
また、この回はアイちゃんが「ヤッターワン、メカの素よ!」とメカの素を投げるのも
この作品中で、アイちゃんがメカの素を投げるシーンはほとんど無いだけに貴重なシーンです。
アイちゃんが「メカの素よ!」と言いながらメカの素を投げた際のヤッターワンは
殊のほか、調子づいていたように思えましたので
後半にメカが増えた時「このメカに対してだけは、アイちゃんがメカの素を投げる」
と言った分担が行われたり
ヤッターワンに対してアイちゃんがメカの素を投入するシーンが
もっとあったら…と思ってしまいます。 |
13話 「びっくりアマゾメスだコロン」 | アイちゃんが誕生日を迎える回です。それにちなんでか、結構アイちゃんの出番も多く
個人的には、アイちゃんが鼻歌交じりで本気で嬉しそうに登場してくるシーンが好きです。
プレゼントをくれたオモッチャマへ色っぽく感謝の言葉を言ったり
誕生日プレゼント代わりにガンちゃんにキスをされて頬を赤らめる姿も可愛いかったですね。
また、ガンちゃんがアマゾメスの女王にキスをした事に対し
アイちゃんが「あら調子良いのね、ツンッ!」
とすねるのも少女らしくて非常に可愛らしかったです。
なお、この回はアイちゃんの誕生日だから、サービスしてるかは定かではありませんが
新たな変身シーン(「ヤッターマン2号誕生!」とナレーションが被る決めポーズが色っぽい)や
アイちゃんのコスチュームが、戦闘中に裂かれてしまう際どいシーンもあります。 |
18話 「赤ちゃんパンダが生れるコロン」 | 「ラードって燃えるかしら?エイッ!」とシビレステッキを使って
ボヤッキーを全身火だるまにすると言うアイちゃんの凄い攻撃が見られます。
笑顔で「真っ黒になっちゃって可哀想」と言う辺り、自覚ありで非常に残酷な事をしていますが、
この時の「エイッ!」と言う掛け声が無茶苦茶可愛いのが見逃せない点です。
対照的に、嫉妬から妊娠しているパンダを逃がした少女を
アイちゃんが優しく労わるシーンもありまして
悪に対しての残忍ともとれる姿と、善に対しての優しさのある姿
と言うアイちゃんの二つの魅力が堪能できる回だと思います。
あと、アイちゃんが攻撃を受けて吹き飛ばされた後、ガンちゃんをクッションにした際に
「あら、ご免あそばせ」と謝る場面は
岡本さんの台詞回しもあって、非常に魅力的なアイちゃんが描かれています。
ガンちゃんが「またどうぞ」と言い出す心理がよく分かります。
ちなみにこの回はゲストが「花の子ルンルン」でヌーボ役を演じる神山卓三さんで
出てくるパンダの名前がルンルンと言う名前でした。
岡本さんが出ている作品で「ルンルン」と言うキャラがいるのは偶然か何かの縁?
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24話 「ナイチンガールは天使だコロン」 | インチキ商売を探ろうと
アイちゃんがお金持ちのお嬢様に化け三悪と駆け引きをする場面があり
犬に化けたガンちゃんが慌てるのを強引に押さえたりと、
コミカルな感じのお金持ちの令嬢を演じていたのが良かったですし
珍しい私服姿のアイちゃんが見られるのも見所でした。
直前のシーンで車に潰されてしまう所だった犬を手当てする姿を褒められたアイちゃんが
「(自分が)美人かしら?」と嬉しそうに照れる場面も良かったです。
また、今回は初めてアイちゃんがゾロメカ戦で、チアガール姿で応援するシーンもありますが
岡本さんの可愛らしい声とアイちゃんの動きが見事にマッチしている良いシーンでした。
その一方で、ボヤッキーにお尻に注射で攻撃を受けそうになるシーンや
お尻が膨れ上がったアイちゃんの想像図が見られたり
はたまたドロンボーのメカに吹き飛ばされ、木の上に引っ掛かるシーンなんかもあったり
何はともあれ、アイちゃんの見逃せないシーンが多い回なのは確かです。 |
37話 「ケチスの商人だコロン」 | この回はドロンボー扮する「偽ヤッターマン」が現われるのが最大の見所です。
ボヤッキーが1号、ドロンジョ様が2号、トンズラーがオモッチャマに扮しています。
(最もオモッチャマに扮したトンズラーが活躍した形跡はありませんが・・・)
この挑戦に対し「キ〜悔しい〜!何よ何よ偽物の癖に〜!」
と普段の落ち着いた姿とは打って変わって、ムキになるアイちゃんが面白かったです。
そして、「声色で偽1号のボヤッキーを騙して同士討ちを誘う」と言うアイちゃんの凄い技
に加えて、自分を結果的には助けたボヤッキーを舌を出して馬鹿にすると言う姿まで見られます。
見る人によってはアイちゃんの印象が
普段と随分違うかと思われるかもしれませんが、面白いです。
また、ドロンボーメカ出動のどさくさに
アイちゃんがウエディングドレスを着てしまう(?)シーンもあり
これまた偶然にタキシードを着てしまったガンちゃんと二人で顔を赤らめ恥ずかしがるシーンでは
二人の純真な愛の姿が垣間見えるように感じました。 |
38話 「忍者サスケは男だコロン」 | この回はドクロストーン(当然偽物)を平和の為に譲ってほしい
とアイちゃんがゲストの猿飛佐助に頼んだ所、交換条件として
自分との結婚話を持ちかけられてしまう展開に至るのが最大の見せ場でした。
頼みのガンちゃんが佐助さんに焼き餅を焼き
「勝手に佐助さんと結婚したら?」と言う態度を取る為
「ガンちゃんったら〜」と悩ましげに言うアイちゃんの姿は、とても愛おしく感じました。
この回はヤッターマンで唯一タイムスリップする(本当は…)異色の回ですが
ボヤッキーの「今週のビックリシャックリ(略)クリクリクリ」と言う台詞も面白かったですし
何より、アイちゃんが佐助に「見目麗しい姫君」
と言われた際に嬉しそうな上に品良くはにかんだり
インチキ商売を探る時の「よいしょ!」と言うとてもドキっとさせられる台詞があったり
アイちゃんファンなら大いに満足できる一本だと断言できる話です。
ところで、話の中で「淳子ちゃん=アイちゃん」を匂わせる台詞があったり、
歴史に博識だったりこの回のアイちゃんは、随所に淳子ちゃんっぽい感じも見受けられますが
果たしてアイちゃんは淳子ちゃんと同一人物なのか? |
40話 「ブーブルースのカップだコロン」 | この回はアイちゃんがペナントを被せられ
ボヤッキー・トンズラーにお触りされまくるシーンがあります。
アイちゃんが「やめて〜」と嫌がる、非常に危ないピンチシーンがありますが
岡本さんがいつも以上に迫真の演技で演じている(ように感じる)ので
アイちゃんの魅力を語る上では、ベストエピソードからは外せない回だと思います。
また理由は分かりませんが
この回のヤッターワンはいつも以上にアイちゃんの虜になっております。
メカをメロメロにしてしまうアイちゃんの魅力には驚かされつつも、
製作者のガンちゃんがあまりに不憫なのではと思ったのは私だけではない筈です。 |
56話 「ピンクペアのベルトだコロン」 | 話自体もドロンボーのプロレスに始まり、
ゾロメカ戦でのプロレス&ドロンボーコックピット内の場外乱闘ありの
非常に面白い話だと思いますが
それに加え、アイちゃんの見せ場が非常に多い事もあって、この回も38話、105話辺りと並んで
アイちゃんの「ベストエピソードの中のベストエピソード」の候補と私は思っています。
まず、アイちゃんの見せ場として挙げられるのが登場シーン。
「ヤッターマンがいる限りこの世に悪は…栄えないわよ」と言う口上を披露するのですが
格好良く決めると見せて、変化を付ける感じの岡本さんの言い回しが抜群に良かったです。
さらにこの回で良かったのが、
アイちゃんが女子プロレスの試合に威勢良く乱入し、華麗な技を決めたり
自分がファンとして応援しているはずのピンクペアと試合をした時も華麗な動きを見せていたり
いつも以上に、アイちゃんが格好良く描かれていたように感じた点も大きな見せ場でした。
他にも印象に残る台詞として、岡本さんの言い回しが全体的に可愛らしくい
「ウフッ、疲れちゃった・・・」
岡本さんらしからぬハイテンションな言い回しのお陰でインパクト大な
インチキ商売のシーンでの「祟りじゃ〜!」がありました。
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58話 「舌切りインコだコロン」 | 見所は冒頭にあるヤッターマンの三人が新メカを紹介するシーン。
アイちゃんがヤッターブルの気付けにキスをするシーンもあり、
キスした後に「ウフフッ」と言いますが、
このシーンの「ウフフッ」と言う言い回しはいつも以上に色っぽくて気に入っています。
またこの場面、お芝居の口上みたいにガンちゃん・アイちゃん・オモッチャマが
正装した上で揃って挨拶するシーンなんですが、三人の息の合ったやり取りも良いですし、
アイちゃんの「次なるはヤッタードジラ!」と言う勇ましい言い回しが見られるのも見逃せません。
勝ってもないのに「勝利のポーズ」をするのは流石にどうかと思いますが…
この回は、かなりお気に入りの話なのですが
メカ戦前にコパンダがドロンジョ様を裸にしようとするシーンでは
「いや〜ん、コパンダやり過ぎよ」と何故か恥じらったり
「凄いお婆さんだと思ってたけど、やっぱりお化けは怖いのね」
と中々皮肉の利いた事を言ったりしますが
今回はアイちゃんの優しさや大人っぽい魅力が存分に見られる話だったと思います。 |
60話 「アタランデスの海坊主だコロン」 |
一般的には「おだてブタ」の初登場の回と言う事で有名な回ですが
アイちゃんの色香に迷った(?)海坊主の若様がアイちゃんに惚れてしまう話でもあります。
若様を誘惑するドロンジョ様に対してアイちゃんが
「嘘をつくのはおやめ!ドクロストーンを悪に使うドロンボー。
正義に勝った悪は無い、ここで勝負!ヤッターマン2号がお相手するわ!」
と口上を披露するシーンのアイちゃんは決めポーズも格好良いし
その威勢の良さも相まって、ますます惚れ直してしまいました。
それに加え、ラストでなおもアイちゃんを后に迎えようとする若様に言い寄られた上に
頼みのガンちゃんに「…好きにしたら」とまたまた冷たくされてしまって
困惑するアイちゃんがとても愛おしく感じました。
その後に若様が諦めて一件落着しますが
最後にドクロストーンが無い事が分かった後も、
「いいえ、こんな事でくじけるヤッターマンではありません!」と気丈に振舞うシーンも
アイちゃんの健気さが感じられて良かったと思いました。 |
71話 「泣き虫鉢かぶり姫だコロン」 |
今回も「ヤッターマンがいる限りこの世に悪は…栄えないわよ」
と言うアイちゃんの決め台詞が登場します。
「栄えないわよ」の純朴な少女みたいな言い回し(ちょっと大空小百合風?)が素敵ですし
台詞の際の決めポーズがちょっと色っぽいように感じました。
今回は、さらに勝利のポーズの際、いつもならガンちゃんが「一丁行こうか!」と促す所で
アイちゃんが「めでたい所で、いつもの奴一丁やりましょうか!」と促す場面もあります。
「一丁やりましょうか!」と言う改まった言い方が、上品さを感じさせて良かったです。
おまけに、ゾロメカ戦ではアイちゃんにオモッチャマ、コパンダまで加わり(ガンちゃんは不参加)
善玉のトマトのゾロメカを「フレフレートマト!」と応援する場面もあります。
アイちゃんのチアガール姿は、今回も可愛らしかったです。 |
85話 「人魚姫だコロン」 | この回はアイちゃんが登場シーンで、「覚悟!…しちゃって〜」と
これまた、強烈な印象を見せる台詞回しを披露しています。
「しちゃって〜」の部分が特に色っぽいと思いました。
また、ドロンジョ様に対して
「どう、痺れてみる?」なんて余裕綽々でこんな事を言っちゃう場面があって
こう言う強気なアイちゃんの姿が見られるのも、お気に入りの回に入れています。
最も、先ほどの強気が裏目に出てか?
その後アイちゃん達がドロンボーメカに捕まり、逆にシビレ攻撃を食らってしまうのですが… |
89話 「ノンキホーテだコロン」 | いつも以上にアイちゃんとガンちゃんの相思相愛度が際立っていた回でした。
特にガンちゃんが暴れ馬を手なずけるシーンでの
ガンちゃんへのデレっとした台詞回しが好きです。
あとはヤッターマンの登場シーンでガンちゃんに気がある振る舞いを見せるドロンジョ様に
ガンちゃんがアイちゃんをエスコートしてメカに戻る姿を見せつけるシーンも好きです。
そしてこの回も「この世に悪は…栄えないわよ」と言う口上があります。
今度はガンちゃんにちょっと甘える感じの言い回しでしたが、
この口上は何度聞いても本当に心踊らされます。 |
101話 「アレスサンダー大王だコロン」 | 終盤に50年後のヤッターマンとドロンボー一味の姿が見られるシーンが一番の見所です。
50年後の姿がドロンボーの三人と比較すると
ヤッターマンの二人は老け過ぎているような気もしますが
(ガンちゃんは仙人みたいだし、アイちゃんに至っては…)
ドロンボーやガンちゃん
ナレーターの富山敬さん等の目茶目茶上手い老人ぶりが良かったです。
アイちゃんの老婆ぶりはどうだったかと言うと
岡本さんの色々なインタビューにおけるお話だと
太めの老婆を演じる役作りに関しては非常に苦労されたそうですが
本編を見ると全くそうした事を感じさせない見事な老婆への(声の)変身をしています。
岡本さんが演じていると知らされないと
岡本さんが演じていた事が分からない方も多かったのでは?
台詞の中では勝利のポーズの時のくたびれた感じの「ヤッター」が一番印象的でした。
ちなみにインタビュー等で、岡本さんがヤッターマンについて語られる際
ヤッターマンの中でも、この話が一番印象に残っていると言うお話をされております。 |
105話 「コレクター博士だコロン」 | アイちゃんが誘拐され、剥製にされそうになると言う大変な回です。
危機に陥ったアイちゃんが出す苦しそうな声もまた別な意味で魅力的だと思います。
この回は、特に見逃せない見せ場が二つあります。
一つは救出された際にアイちゃんが体の動きを確認するシーンで
このシーンで「エイッ!」「エイッ!」「オー!」と言いながら動きを確認するのですが
アイちゃんのその言い回しにはかなりドキっとさせられました。
もう一つは前述のシーンの直後のシーンでドロンジョ様とガンちゃんがいちゃついている所に
「ヤッターマン2号只今参上!・・・参上よ!」と自分の存在を懸命にアピールするシーンです。
懸命にアピールするのにドロンジョ様に邪魔者扱いされてしまった事で
アイちゃんがかえって逆上してしまい
いちゃつく二人に対して気合を込めてシビレステッキをお見舞いするシーンが見られますが
そのシーンでのアイちゃんがやけに格好良く思えました。
他にもゾロメカ戦の最中に一瞬ですが、着物姿のアイちゃんが見られたり
ラスト、逮捕されるコレクター博士を見送るアイちゃんが
”人間は強く生きる事が大事”と語るシーンも良かったです。
ただ、アイちゃんがボヤッキーに対して「触らないでよ」と言うのは酷いのではないかと… |