「ヤッターマン」 全話解説
(1〜36話)

このコーナーは、岡本さんのアイちゃんに偏る部分は多いものの、
「ヤッターマン」の1〜36話までのあらすじを紹介していく
コーナーです。

話数 サブタイトル
1話 ヤッターマン出動だコロン

(あらすじ)ガンちゃんは父が作りかけのまま放置していた犬型ロボットを完成させ、ヤッターワンと命名
これをきっかけにガンちゃんとそのガールフレンドのアイちゃんは、正義の味方ヤッターマンとして活躍する事を決意
一方、泥棒の神様ドクロベエの「ドクロストーンを全部揃えられたら大金塊の半分をくれてやる」
との誘いに乗ったドロンボーは、ドクロストーン探しに精を出す事に…

舞台:ニューヤーカー国際銀行(ニューヨークのパロディ)

(解説)ヤッターワン製作中のガンちゃんをアイちゃんが労う際の「だってガンちゃんロボット博士だもん。ウフフ…」
って言う台詞の「ウフフ」の可愛らしい事…初回からアイちゃんの魅力が全開です。
今回のアイちゃん、絵も非常に綺麗で魅力が更に引き立っていたと思います。

三悪のやり取りは、前作からの流れもあって初回からノリノリですが
ドクベエ様の演技には少し堅苦しさが感じられました。
今回のインチキ商売は、ドロンボーの革靴とかを食わせるレストラン
アイちゃんの「いただきま〜す」ってのも可愛い台詞回しでしたが、
ここでボヤやんの靴を食わされたガンちゃんがボヤやんを「君〜!」と注意するのが面白かったです。
酷い店なので帰ろうとするガンちゃんに対し、ここでトンちゃんが登場し
いつものパターンへ持ち込もうとしますが、相手が悪すぎました…と言うかガンちゃん強すぎます。

オモッチャマはガンちゃんの父ちゃんによって作られ、普段は高田玩具店の客寄せをやってました。
(後々も何度かやってる場面があります)
ちなみに、オモッチャマの名前は「育ちが良いからお坊ちゃま…でなくオモッチャマ」と言うのが由来だそうです。
しかし、何度見てもガンちゃんがヤッターマンになろうとする場面、脈絡が無さ過ぎでおかしいですよね。
アイちゃんもアイちゃんで、ガンちゃんの名乗りの後、即座に「私はヤッターマン2号」って名乗り出すし…
あと、「オモッチャマ、この秘密お喋りしたら承知しないから!」って、何かやましい事でもあるのでしょうか?

2話 プジィプトの水売り娘だコロン

(あらすじ)プジィプトのスフィンクスの鼻の穴の中にドクロストーンが…と言う情報を得たドロンボーは現地へ
ところが鼻は既に欠けて無くなっていた。ドロンボーは秘密を知るハッサンを追うが…

舞台:プジィプト(エジプトのパロディ)

(解説)前回、ドクロストーンについて知ったからか
ドクロストーンについて、片っぱしから色々な書物を調べるガンちゃんとアイちゃん
ずっと調べ通しで流石に疲労感を感じたのか
「ファ〜ア、私もう疲れちゃったわ〜」と思わずあくびを漏らすアイちゃんでしたが
何だか、あくびまで色っぽく感じますね。
そんなアイちゃんにおやつ買ってこようとしたガンちゃんが目撃したのが、今回のドロンボーのインチキ商売
店自体はケーキ屋ですが、風船で偽造したケーキを売ろうとすると言ういつもの手法。
ただし、客が現われて商品を売りつけて商売をして儲けた形跡は(画面の上では)ありませんでした。

ゲストの丸山裕子さんと肝付兼太さんは『はじめ人間ギャートルズ』ではゴンと父ちゃんを演じていましたね。
あと、タイトルにある”水売り娘”は直接、ドクロストーンとは関係ありません。

3話 フロダリビーチの大王だコロン

(あらすじ)フロダリビーチのガメハメハ大王が持つ傘の柄に
ドクロストーンの在り処を示す地図があると知ったドロンボーは現地へ
ドロンボーは空港に現れた大王を襲おうとするが、そこにヤッターマンが現れ…

舞台:フロダリビーチ(フロリダビーチのパロディ)

(解説)今回のインチキ商売、無理やり雨を降らせて傘を売って儲ける傘屋で
儲けは少ない(多分)ですが手の込んだ手法に、商売を目撃したガンちゃん達の「もしかして」「もしかしたら」も登場し
ようやくインチキ商売らしい展開を見せて来ました。

他にも「破れこうもり…いや破れかぶれだ〜!」と言うドロンジョ様の言葉遊びがあったり
ラストに富山さんのドクベエ様の真似があったり、序盤からギャグが乗って来ているようです。
今回、またオモッチャマが正体バラそうとしてアイちゃんが動揺するシーンがありましたが
初回にも正体ばらさないように念を押してた所を見ると、何かバレると困る事でもあるんでしょうか?
ゲストは大王が増岡弘さん、その息子の王子はクレ表記がありませんが、井上瑶さんだったような…

今回のドロンボーはコミカルな面もありますが、前作のマージョ一味に通じる悪党ぶりも垣間見えました。
しかし、それだけ手を汚してまで狙う目的の物がドクロストーンそのものではなく
”在り処を示す地図”ってのはどうなんでしょうか?早くもドクベエ様の信憑性に疑問符が…(しかも地図無いし)

4話 北極海のアザラシだコロン

(あらすじ)北極海にドクロストーンがあると知ったドロンボーは現地へ向かう
アザラシがドクロストーンを持っていると知ったドロンボーは、
情報を教えた犬ぞりの老人を脅し、現場へ案内を強要するが…

舞台:北極海(パロディ無し)

(解説)まずインチキ商売、盗んだスポーツ用品を叩き売っていたのですが
「何せね、原価0なのよ。盗んで…いやタダで頂いてきたのよ」とうっかり口を滑らせるボヤやんが笑えます。
「人聞きの悪い事言うな」とドロンジョ様に突っ込まれると
「ちょっと民間の協力を得ただけ」と言い逃れするのもこれまた面白いです。
しかし売り物がショボかったのもあってか、舞台が北極(珍しくパロディ無し?)にもかかわらず
メカ内部の暖房が安物の石油ストーブとなってしまっておりました。
それに対し、ヤッターマン側はヤッターワンに乗っているのに寒さが堪える様子を微塵も見せません。
ヒーローらしいのか、痩せ我慢してるだけなのか?

ボヤやんとの肉弾戦でお尻を攻撃されたアイちゃん、「やったわね〜!」とムキになります。
岡本さんの台詞回しが良くて、アイちゃんのムキになった感じが非常に上手く表現されていました。
あとアイちゃんったら「スポーツ用品を買うなら、バーゲンをやってる店で」なんて言い出します。
とても12歳の少女の発言とは思えません。商売人の娘だからしっかりしてるのでしょうか?
メカ戦を横目に堂々といちゃつくガンちゃんとアイちゃん、いつもながらお熱い限りです。

作画は今回良い感じでしたが、
トンちゃんが異様に小さくなってるシーンが時々あったのはびっくりしました。
ゲストはドロンボーに脅される犬ぞりの老人が宮内幸平さん

5話 イルカ王国の宝だコロン

(あらすじ)イルカ王国にドクロストーンありと睨んだドロンボーは
預言者ヘルメットに接近する。一方ヤッターマンはヘルメットに陥れられたオイル博士の娘と出会う…

舞台:イルカ王国(イスラムのパロディ?)

(解説)今回はゾロメカ戦が見所です。
ヤッターワンから出て来たのはネズミメカ、「ネズミとこんにゃくが大嫌い」なドロンジョ様は大慌て!
早速、ボヤやんは”ネズミには猫”とばかり、猫(メカではありません。ただの猫です)を投入しますが
ネズミメカの猛攻の前に敢え無く敗北を喫するのでした。

ヘルメットが「財宝を献上しろ」と言うお告げを聞いたと言う話を
「神様は財宝なんて欲しがらないと思うわ!」と鋭い観察力で疑義を呈すアイちゃん、流石です。
またヤッターマンの二人が牢に潜入するシーンも、中々格好良くて好きですし
アイちゃんがインチキ楽器をガンちゃんに確認させるシーンも、活発なアイちゃんが見られて良かったです。
結果的にインチキ商品掴まされたとは言え、今回はまだ騙された内には入らないでしょう。
ただ、個人的にはアイちゃんがドロンボーの事を「あの連中」と言っていたのはどうかと…

ゲストは博士の娘マリアが横沢啓子さん、ヘルメットが北村弘一さん、他に緒方賢一さんの声も聞こえたような…
6話 トンカの神殿を守るコロン

(あらすじ)トンカ帝国の神殿にあるドクロストーンを狙うドロンボー
ところが、ヤッターマンに早くも敗れ息も絶え絶え
自分達が死んだら、神殿に葬って欲しいとの言葉を残し、死んでしまう…

舞台:トンカ帝国(インカ帝国のパロディ)

(解説)今回のインチキ商売は自動車修理工場。
ただし目的は資金集めではなくメカの部品集めで、手口はかなり悪質でした。

凄く面白かったのが、ヤッターマン達を騙して神殿に入る際の三悪のやり取り
まず、まんまと騙されたアイちゃんが「トンズラーさん…」と同情心を露わにするのが凄いです。
優しいアイちゃんの本領発揮と言った感じで、個人的に非常に気に入っております。
ドロンボーの芝居が上手いのか、アイちゃんがお人好しなのか…
まんまと神殿に入り込んだドロンボー、死んだふりのドロンジョ様とトンちゃんはすぐさま目を覚ましますが
ボヤやんは中々目を覚ましません。
まさか本当に死んだのか…と早合点したドロンジョ様が凄い泣き方をするのが、
言葉で言い表すのが難しい位面白かったです。
ボヤやん、よく見たら寝てるだけだっただけでしたけどね(当然ドロンジョ様激怒)

結局、ドロンボーの猿芝居はまんまとばれ、再びいつものように戦う事になりますが、
アイちゃん、先程騙された怒りもあってか「行くわよ、ボヤッキー!」と言う台詞、結構気合入ってましたね。
それは良いですが、ボヤやんの鼻の穴を狙って攻撃するのはちょっとやり過ぎなんじゃ…
7話 レオのカーニバルだコロン

(あらすじ)レオのカーニバルの女王コンテスト優勝者に贈られる王冠に
ドクロストーンの在り処があると知ったドロンボーは、ボヤやんがコンテスト審査員を洗脳した上で、
ドロンジョ様がコンテストに参加し、優勝を狙うが…

舞台:レオのカーニバル(リオのカーニバルのパロディ)

(解説)今回はガンちゃん達が情報収集をするシーンで珍しい展開があります。
直接ドロンボーの様子を探るのと、オモッチャマをアジトに潜入させる目的で
ガンちゃん達が”役に立たない電気製品”を手土産にアジトに出向きます。
最も、上手く潜入したオモッチャマでしたが
(潜入する際、段ボールに入って動くオモッチャマを怪しまないボヤやんはお約束のボケと言う感じで面白いです)
ドロンジョ様の着替え姿を見て興奮してしまい、探索をしくじってしまいます。
その為、ガンちゃんはもちろん、アイちゃんにさえ叱責されてしまっておりました。

アジトに入る際アイちゃんが「ちわ〜電器屋ですが…」と電器屋の娘さんらしい?挨拶をするのも面白いですし
その後、その製品が美容の為に役に立つとか、ドロンジョ様を散々持ち上げたりと
正体を知らないドロンボーと知っているアイちゃん達のやり取りが中々見応えがありました。
アイちゃんが差し入れた品を使うドロンジョ様ですが、壊れかけの商品だった事もあり、案の定すぐ壊れます。
直後、ドロンジョ様が「み〜んな悩んで、真っ黒になった」
と往年のサントリーのCMのパロディーをやるのも面白かったです。

あと、「メカの素よ!」と言いながらではありませんが、アイちゃんがヤッターワンにメカの素を託すシーンもあります。

8話 イマラヤの雪男だコロン

(あらすじ)イマラヤ山脈にドクロストーンがあるとの指令で現地に向かったドロンボーは、雪男のユキゴンに遭遇する。
ユキゴンの腕にドクロストーンらしきものがあるのを見つけたドロンボーはユキゴンを丸め込み、
ドクロストーンを奪い逃亡しようとするが…

舞台:イマラヤ(ヒマラヤのパロディ)

(解説)今回のインチキ商売は歯医者。かなり強引な治療をしていますが
治療の最後、歯を引っこ抜こうとしたら頭蓋骨を引き抜いていたってのは、珍しくブラックなギャグです。
ギャグなんで真剣に考えてはいけないでしょうが、すごく恐ろしい事になっていたのでは?
ただ実際に治療した患者が一人しかいませんでした。

ゲストは雪男のユキゴンが飯塚昭三さん(雪男なので普通の台詞はあまり無いです)
ユキゴンに介抱されている老人が槐柳二さんで、
ガンちゃんやアイちゃんと槐さんが絡むシーンで、ガンちゃんやアイちゃんが「博士」とか「おじいちゃん」
と言い出すのを期待していた人は…流石にいないでしょう。

今回の肉弾戦、アイちゃんがトンちゃんにセクハラ紛いの攻撃を食らったりと
(その場面のトンちゃん「アイちゃん」って言っていたような…)
最初の頃に比べ、ヤッターマン側が苦戦するシーンも少しずつ見られるようになったと感じました。
ただ、最終的には苦戦した分も含めてか?いつも以上に過酷な攻撃を仕掛けているのは、流石と言うかなんと言うか…

ところで、冒頭にあれだけ痛がっていたガンちゃんの虫歯はどうなったのでしょうか?
アイちゃんがあれだけ心配そうにしてたので気になっていましたが、正義に目覚めて治ったのか。
まかり間違ってドロンボーの歯医者だと知らずに、治療してもらっていたらどうなっていたものでしょう?
今回のドクロストーン、最後はイマラヤの谷底に消えてしまい、本物か偽物かは不明のままでした。

9話 アフリシャ探検だコロン

(あらすじ)アフリシャ大陸にやってきたドロンボーは、動物の密猟者と結託し
密猟者の邪魔をするアーザンの他区と引き換えにケニヨン族の集落の場所を聞き出す。
ドロンボーはドクロストーンの在り処を知るケニヨン族からその在り処を聞き出すが…

舞台:アーザン(映画『ターザン』のパロディ)

(解説)ヤッターワンって暑いと汗をかくんですね。
ドロンボー達の様子を例によって物陰から探っていたガンちゃん達でしたが
三悪にその存在が気付かれてしまいます。
ところがボヤやん、何故か「あなた、ドクロベエさんと違いますの?」
何とガンちゃん達がドクベエ様ではないかと疑っていたのでした。
だからと言って、アイちゃんみたいにちょっとトンちゃん見かけただけで
「悪い事考えてんのよ」と疑り深すぎるのも正義の味方だからとは言え、考えものですが…
でも、今回のアイちゃんが動物に見せる優しい姿はいつも以上に好印象を抱かせるものでした。

個人的に好きなシーンがドロンジョ様が「シャワー浴びて来るね」と言うと、
ボヤやんが「じゃあ、私もご一緒にね」と入ってくるシーン
もちろん、ドロンジョ様に突っ込みを食らう訳ですが、こう言う分かっていてやってくれるお約束シーン、好きです。

ゲストは密猟者の親玉・フンダックルが飯塚昭三さん、ケニヨン族の酋長の声が藤本譲さん
アーザンの声は富山さんの二役。
また、今回はドクロストーンならぬトグロストーンが見つかります。
『王道復古』でトグロベエの指令でドロンボーが探す事になったのもトグロストーンでしたね。
(今回の物とは全くの別物でしたが)

10話 ナス湖のナッシーだコロン

(あらすじ)ナス湖にドクロストーンを探しに来たドロンボー。
子ナッシーを人質に、母ナッシーを誘い出しナス湖に潜り、ドクロストーンを手中にするが…

舞台:ナス湖のナッシー(ネス湖のネッシーのパロディ)

(解説)今回はアイちゃんの見せ場が多い上、絵も綺麗でアイちゃんファンとしては非常にお勧めの回です。
まず良いのが、肉弾戦でボヤやんに目くらましを食らう場面
ボヤやんの「ヤッタ〜レディ〜ちゃ〜ん」と言う挑発が、言い回し含めて最高でした。
ボヤやんの挑発に「見えない、見えない…」とアイちゃんが切迫した感じの言い回しをしたかと思えば
「これは何かしら?岩かな?」とアイちゃんが何か(実はボヤやんの体)に気付いた時の
ちょっと感付いてるっぽい言い回しの変化(特に「岩かな?」の小声での言い回し)は
何かあるな、ってのを感じさせる言い回しになっていて、岡本さんの工夫を感じました。
直後の分かっていたかのような攻撃を見るに、実は見えていてわざとやっていたのかとも思いますが、
その辺りは定かではありません。

あと何と言っても、アイちゃんが「ヤッターワン、メカの素よ!」とメカの素を投げ入れるシーンがあるのも良いです。
「メカの素よ」の勇ましく、可愛らしい言い回しは岡本さんらしさが存分に発揮されています。
ガンちゃんが心得たように手渡すのも隠れたポイントです。
気になったのがニュースを見て外へ飛び出したガンちゃんの前に
「今のニュース見た?」とアイちゃんが現れるシーン。
アイちゃんが街頭か店頭のテレビで見たと考えれば不思議は無いですが
アイちゃんが急に登場した感じがして、気になっているのですが…

今回のインチキ商売で飛行機の部品をメカに取り入れようと、
偽無線を使って、飛行機を奪おうとする(墜落して凄い事になりますが)のも面白かったです。
豪快さではかなり上位にくるでしょうね。
三悪絡みだと、ドロンジョ様がシャワー中に「何だい?どうなってるんだい?」と言うと
ボヤやんが「およびでしょうか…」とシャワー室に入ってくるシーンも良いです。
前回もありましたが、突っ込みを食らうのが分かっていてもやるお約束シーンは本当に良いです。
あと、おしおきの前に『ドクロベエ様に捧げる歌』の三悪バージョンが流れるのも見所です。
ゲストはナッシー(子)が松金よね子さん。

オモッチャマ、ヤッターワン出動シーンで「このシーン、いつも格好良いでコロン」と言ってますが
いつもそんな事考えていたのか?と感じ、笑えました。
あと、ラストに勢いでオモッチャマがヤッターワンから振り落とされて、慌てて追いかけるのも面白かったです。
しかし後で追いついたとは思いますけど、見捨ててるようにも見えますよね。良いのか?

11話 謎の三角領域だコロン

(あらすじ)バキューダ海域にやって来たドロンボーはチロと言う少女と出会う。
チロの兄・ペロはドクロストーンらしき石を持って四次元に消えたらしい。
ドロンボーとヤッターマンはペロを探し、様々な時代へと…

舞台:三角領域(三角海域のパロディ)

(解説)一番の見せ場はインチキ商売
ドロンボーが(地震兵器みたいなので)自前で地震を起こし、ビルを壊しておいて
その跡地に張りぼてを使って超突貫工事を行い、ぼろ儲けすると言う手口でしたが
異様に手際が良過ぎて面白かったです。
特に地震発生装置を取り付ける際の肩車でのボヤやんとドロンジョ様のやり取りと
工事中の現場を猫が覗いて、あまりのいい加減さに呆れて去ってゆくシーンが面白かったです。
ガンちゃん達が完成後のビルの様子を見に来た際、ビルが風で凄く揺れてるのも可笑しかったです。

アイちゃんがチロを抱きかかえてヤッターワンに乗るシーンは中々良かったですが
今回、シビレステッキをボヤやんとトンちゃんに投げつけて攻撃してましたが
アイちゃん、何か虫の居所が悪かったんでしょうかね?

今回はタイムスリップする展開があるからか
ボヤやんが「タイムボカンの頃を思い出すわね」と言い出すわ「ブチッと」ボタンを押したり、
メカ戦では祝杯挙げる描写もあったり、『タイムボカン』っぽい感じがありました。

ゲストはインチキ商売に引っかかる社長が今西正男さん、ペロが松尾佳子さん、チロが井上瑶さん
ペロはまんまマルコって感じでした。

12話 トースター島の秘密だコロン

(あらすじ)トースター島にドクロストーンがあると知ったドロンボーとヤッターマンは現地へ
偵察に出向いたガンちゃんは羊泥棒と間違えられ、島の人々に捕まってしまう。
一方、ドロンボーは島の長老を人質にドクロストーンの在り処へ近づくが…

舞台:トースター島(イースター島のパロディ)

(解説)ガンちゃんが羊泥棒に間違えられ捕まると言う事態にアイちゃんも心配そうでした。
そんなアイちゃんの心配をよそに(?)、ガンちゃんは島の少女に助けられ事無きを得ます。
お礼にキスまでするガンちゃんに、「フン、何よ!」と小声で嫉妬するアイちゃん
大人げないような気もしますが、やはり可愛いと思います。
ガンちゃんを探す際のヤッターワンの「迷子の迷子のガンちゃんや〜い」って台詞は笑えました。

指令シーンでは「僕好みの女性って君みたいなのよ」と何故かドクベエ様がドロンジョ様にメロメロになっていました。
最もお仕置きシーンでは、そんな事無かったかのように普通にお仕置きされてしまっていますが…

前回に続いて登場のカバのゾロメカ、カン馬鹿力が良かったしカバメカは声と顔が面白いです。
そう言えば『タイムボカン』にもモアイが生命を得て動き出す話ってありましたね。
ゲストは長老マガリンの声が宮内幸平さん。

13話 びっくりアマゾメスだコロン

(あらすじ)ダマゾンのイルドラドにあるドクロストーンを探すドロンボーは
イルドラドの秘密を知るアマゾメス王国の女王に接近するが…

舞台:アマゾメス(「アマゾネス」のパロディ?)

(解説)今回はアイちゃんの誕生日と言う事もあってか
アイちゃんの出番と見所がかなり多いです。
まず『ヤッターマンロック』を鼻歌で歌いながらアイちゃんが登場してくるのですが、
上機嫌そうな感じで見ているこちらも気分が良くなります。
あと、オモッチャマに電池を補充する際の「さ、出来た」って言う台詞さえ
ウキウキしてる感じなのが気分が良く感じられますね。
その後、オモッチャマがお礼とばかりアイちゃんに花のプレゼントを渡すのですが
貰った際の「オモッチャマって優しいのね〜」と言う台詞が非常に嬉しそうで、こちらまで嬉しくなってきます。

ガンちゃんからのプレゼントはと言うと、ドロンボーを追う内にうやむやにやってしまいましたので
メカ戦の後、アイちゃんは「そう言えば今日は私の誕生日よ!」と改めてプレゼントをせがみます。
ガンちゃんは、プレゼント代わりにアイちゃんにキスをあげますが、この際アイちゃんがポッとなるのが可愛い所です。
さらに、これを見ていたアマゾメスの女王が「私も誕生日なのよ」とガンちゃんにキスをねだると
ガンちゃん、(調子良い事に)女王にもキスをしてあげますが
これに焼餅を妬いたアイちゃんが「あら調子良いのね、ツン!」とすねます。
『いなかっぺ大将』のキクちゃんばりの「ツン!」が見られますが、実に可愛らしいです。
あと、すねたアイちゃんをからかうオモッチャマも良かったですね。

ガンちゃんがアイちゃんへのプレゼントを探す過程で見つかった今回のインチキ商売
古新聞紙を使ったワニ革のハンドバッグと言う代物で、一億なんて値段が飛び出す始末。
凄まじいぼったくりですが、今までで一番要領良く稼げたんじゃないでしょうか?

あと、ガンちゃん、アイちゃんの変身シーンの新バージョンが登場します。
結構格好良い感じの変身シーンだと思いますが、全体的にアイちゃんの体形が異様に大人びていたように思います。
特に「ヤッターマン2号誕生!」の時のアイちゃん、決めポーズの感じも含めてとても12歳とは思えません。

ゲストはアマゾメスの女王がつかせのりこさん。
つかせさんのノンみたいな感じの美女声はあまり聞く事が出来ないのですが、中々魅力的な女王でしたね。
今回、共に少女を演じた岡本さんとつかせさんが
数年後には愛ちゃんとスパンクを演じると言うのは面白い巡り合わせだと思います。

14話 大怪盗ドンパンだコロン

(あらすじ)未完成だったメカ・ヤッターペリカンを完成させたガンちゃん達。
ブーブル美術館にあると言うドクロストーンを追って早速出動
現地ではドロンボーをはじめ、大怪盗ドンパン、ドンパンを追うネッコロンボ警部に
ヤッターマンが入り乱れてのドクロストーン争奪戦が繰り広げられるが…

舞台:怪盗ドンパン(アルセーヌ・ルパンのパロディ)

(解説)新メカ・ヤッターペリカンが完成します。
アイちゃんは、母のひかりさんと買い物帰りにドロンボーの店を発見し、探っていた為
ガンちゃんとオモッチャマが完成させたようですが、完成後のペリカンを見たアイちゃんの反応から察するに、
アイちゃんに極秘で開発していたように思います。どうやって隠していたんでしょうか?
話の都合上、路上で変身するアイちゃんってのも凄いですが、下手すりゃ隠している正体ばれるんじゃ…
案の定、路地に偶然いたおじさんが見ていましたが大丈夫だったのか?
いつも付けてるペンダントが無線装置として使われているのは珍しいですね。

そして、遂に本物のドクロストーンがドロンボーの手に渡るのもこの回です。
でも、お仕置きされちゃうドロンボー。理不尽と言えば理不尽ですが、
ドクベエ様の言うように「いつもやってる事をやらないと気が収まらない」訳ですから…
しかし、囚人護送車に乗せられるってのは、ある意味キツイお仕置きですね。
今回のインチキ商売は偽の宝石等をオークションで売ると言う物で、前回に続いて大儲けしておりました。

細かい見所として、アイちゃんがネッコロンボ警部を叱責するシーンは、凛としたものが感じられて良かったですね。
あと、美術館に潜入したシーンでオモッチャマに聞かれたガンちゃんが
「そいじゃ気付かれてしまうでコロンよ」と答えるのが面白かったです。伝染したんですね。

最後に思ったのですが、ドロンボーにドクロストーンが渡ったのは、
ヤッターマンが律義に(?)勝利のポーズをしていた事も、原因の一つではないかと…

15話 ナイプスの少女だコロン

(あらすじ)ナイプス村のヘンジー爺さんがドクロストーンを持っているとの指令で
ナイプス村へ向かったドロンボーは、爺さんの孫娘のパイジを騙してドクロストーンを奪おうとするが…

舞台:ナイプスの少女パイジ(『アルプスの少女ハイジ』のパロディ)

(解説)今回は『ハイジ』をモチーフにした話(クララは出て来ません)で、
『ハイジ』でペーターだった小原乃梨子さん演じるドロンジョ様と
ペーターやハイジ(みたいなピーターやパイジ)とのやり取りは見ていてちょっと妙な気分になりました。
メカ戦では、ゾロメカは撃退したけどペリカンに逆転負け食らうと言うドロンボーの善戦が目立っております。
一方でボヤやん、ドロンジョ様を後ろから蹴って
その罪をピーターになすり付けると言う行動に出ますが、日頃の圧政に耐えかねたか?
ゲストはヘンジー爺さんが今西正男さん、パイジが黒須薫さん

インチキ商売は、ハイキング客相手のミルク屋。
儲けは少ないですが、「ドロンジョ様の胸からミルクを」とボヤやんが言い出したりして、面白かったです。
一方のガンちゃん達、ドロンボーの側でハイキング中ですがその昼食はと言うと
ガンちゃんにはアイちゃんお手製の(?)サンドウィッチ、オモッチャマには乾電池と言う物で
乾電池を渡す際のアイちゃんの台詞が中々ユニークな感じでした。

16話 ヤメタイ国の女王だコロン

(あらすじ)ヤメタイ国の宝物の中にドクロストーンがあるとのドクロベエの指令。
指令を受けたドロンボーの前にドクロベエを騙ったネズミ小僧チョロ吉が現れる。
チョロ吉をドクロベエと信じたドロンボーはその指揮の下、ドクロストーンを狙うが…

舞台:ヤメタイ国のヒメコ(邪馬台国の卑弥呼のパロディ)

(解説)メカ戦では、ヤッターワンの出したカメのゾロメカを
ドロンボー側が「発狂協奏曲超音波」を駆使して操り、ゾロメカの手でヤッターワンを大破寸前まで追い込みます。
この場面でのヤッターマンが(個人的には)一番の見所でした。
まずガンちゃんとアイちゃんが颯爽とカメメカに乗りつけるのが、まず格好良いし
そして「ヤッター!」とドロンボーメカに組みつき、
とどめに放とうとした三悪のミサイルを強引に誤発射させるまでの流れは、
見せ方が良かったのもあって、単純にヤッターマン凄い!格好良過ぎ!と思いました。

他にも、ガンちゃんに埴輪の事を教えるシーンが淳子ちゃんみたいな物知りな感じで、良かったり
ヒメコに「自由に遊べるようにしてあげるわ」と約束する場面も
アイちゃんが優しくて頼もしく感じたり、良い場面が多かったです。
ただ、電池切れたオモッチャマを見て大笑いしてたり、ドロンボーを「スカポンタン」と言ったり、
優しい時とそうでない時の差が激しいような…
あと勝利のポーズのシーンでは
半壊状態のヤッターワンとオモッチャマの代わりにヒメコちゃんが…と言う珍しい光景が見られます。

ゲストはチョロ吉が滝口さんの二役。
ドクベエ様とは違って、長身の小悪党って感じで滝口さんにしては珍しい役所では?
蔵の鍵を見つけた途端にあっさり本性を現したりと、小物っぽい感じも面白かったです。
他にヒメコが井上瑶さん、じいやのヒコザーモンは富山さんの二役。

ところで、ガンちゃんにアイちゃんが埴輪の事を教えてる場所は高田家なのか?上成家なのか?

17話 ビートラズは歌うでコロン

(あらすじ)エリザデス宮殿にドクロストーンがあると知ったドロンボーは
人気グループ・ビートラズにすり替わり、宮殿に潜入しようとするが…

舞台:ビートラズ(ビートルズのパロディ)

(解説)ドロンボーがビートラズにすり替わり、女王の前で「天才ドロンボー」を歌おうとするのは中々面白かったです。
それを止めた上、「お上手じゃない歌」みたいに皮肉るアイちゃんを「う〜ん」と思った方もいらっしゃるかと思います。
最も、ヤッターマンの立場でドロンボーの歌を褒めるのはおかしいと思うので、仕方ない発言だと思うのですが…
また今回、遂にドロンボーもヤッターマン側に対抗し、ゾロメカを投入します。
ドロンボー初のゾロメカ・ドロンジョメカは善戦はするものの
ニワトリメカに服を剥ぎ取られ、以下はいつもの如く敢え無くやられてしまうのでした。
ゲストはビートラズファンの少女マリーが横沢啓子さん

あと今回、目立ったのがアイちゃんのミーハーっぽい面。
最初に街でビートラズを見た際は、ビートラズファンと言う事もあり
ヒーローの本分を忘れ"ミーハー丸出し"で盛り上がり、ガンちゃんにたしなめられます。
ところが、直後ファンの女の子をないがしろにしたのを見ただけで、「嫌い」だの「感じ悪い」と評価を一変させます。
この時点でも節操無いな…と思いますが、
ラスト、さらに心を入れ替えたビートラズを見たアイちゃん、
何事も無かったかのように、「私も応援するわ〜」とファンに寝返ってしまいます。
そりゃガンちゃんが「アイちゃんは本当に女心と秋の空」と皮肉るのも仕方ない事でしょう。
ファンの私もちょっと今回は節操無いかな…と思う位ですから。

ただ、からかったオモッチャマを「乾電池抜いちゃうわよ!」とアイちゃんが怒って追い回すシーンは、
個人的には非常に好きなシーンです。

18話 赤ちゃんパンダが生れるコロン

(あらすじ)ドクロストーンを追ってチャイロン国へやって来たヤッターマンはスーミンと言う少女と知り合う。
パンダのルンルンの世話で多忙な父に反抗したスーミンは、短慮からスーミンを逃がしてしまう。
さらに逃げたルンルンをドロンボーがドクロストーンの為に利用しようとし…

舞台:チャイロン国(中国のパロディ?)

(解説)今回の肉弾戦は見せ場の宝庫です。
まず、トンちゃんの攻撃を受けたガンちゃんとアイちゃんが吹っ飛ぶシーン
ガンちゃんの胸にアイちゃんが飛び込んでしまいますが、ここでアイちゃんはガンちゃんに
「あら、ご免あそばせ」って恥じらいながら言います。凄く色っぽい言い方に驚かされますね。
ガンちゃんが「またどうぞ」って返すのも当然だと思ってしまいます。
もう一つ、ラードを付けて攻撃してきたボヤやんに対し、アイちゃんが
「ラードって燃えるかしら?エイッ!」と(本当は知ってるのに)知らないふりをして攻撃する場面もありました。
真っ黒に燃えたボヤやんを「ボヤッキーたら可哀想、真っ黒になっちゃって」なんて笑顔で言う辺り、
正義の味方のやる事とは思えない位酷いですが、アイちゃんの台詞回しが非常に冴えている場面でもあります。
特に「ラード」部分の無邪気な感じ、「エイッ!」って言う時の異常に可愛らしい感じは見逃せません。

おまけに、パンダを人質にとった三悪からパンダを取り返すシーンがありますが、
ここでのヤッターマンの連携の格好良さは凄いです。
特にアイちゃんのジャンプ力やキックを正確に当てる力は、とても常人の物とは思えません。
ちなみに今回は変身シーン、13話以来のレアバージョンが登場します。

ゲストはスーミンが麻上洋子さん、スーミンの父が神山卓三さん
スーミンは幼い少女でしたが麻上さんの可愛らしい演技が良かったです。
スーミンがパンダを逃がし怒られた後、岡本さん演じるアイちゃんがスーミンを慰めるシーンは
私自身が麻上さんもかなり好きなのもあるし、
慰めるアイちゃんの優しさが岡本さんの演技から感じられるので、特にお気に入りです。
あと神山さんと言えば、後に『花の子ルンルン』のヌーボを演じ、岡本さんと共演されますので
神山さんが劇中「ルンルン」と言う度に、妙な気分になっておりました。
欲を言えば、岡本さんの口から「ルンルン」って台詞が出ていたら面白かったと思うんですが…

インチキ商売はラーメン屋。面白いと言うか酷いのが作ったラーメンの中身。
麺がゴムだったり、結局正しい材料は汁くらいと言う代物で
これを10万円で半ば強引に押し売りするんですから、酷い限りです。
お仕置きで三輪車漕ぐ場面で、ボヤやんとトンちゃんが明らかに手抜きしてるのがおかしかったです。
ちなみに今回のドロンボーメカはレバニラーメン。
名も面白いし、包丁型の手でヤッターワンのチンジャラ砲を切り刻む場面がユニークでした。

19話 ああ!フンバルジャンでコロン

(あらすじ)ドロンボーは造幣局強盗で儲けた大金をドクロベエに没収され、
ドクロストーン探しを強要されてしまい、仕方なくイランスへ出向く事に…

舞台:フンバルジャン(『ああ無情』のジャン・バルジャンのパロディ)

(解説)今回のインチキ商売…ではなく、今回は何とドロンボーが造幣局に強盗に押し入ります。
これだけ危険を冒すものの、ルパン三世ばりの鮮やかな手口によって、計画通りに成功。
ドロンボーは一生遊んで暮らせる程の大金を入手します。ドロンボーが本気を出せば、ざっとこんな物!?
一方、強盗事件を探るガンちゃん達は早々と事件をドロンボーの仕業と見抜きますが、
普段は自転車に乗っているとは知りませんでした。
しかし強盗で得た金に目がくらみ、ドクロストーン探しを止めるのでは?と危惧したドクベエ様、
折角得た金をほとんど没収してしまうのでした。
おまけにメカ作るにはこれだけあれば十分って残したのが一万円ぽっきりって、そりゃ勝てる訳はないわ…

今回の肉弾戦、怒りのボヤやんの攻撃にさしものガンちゃんも苦戦している時に
普段はガンちゃんに助けられる事が多いアイちゃんが
逆にガンちゃんを上手くフォローし、助けていたのが印象的でした。

勝利のポーズに対抗しての三悪のやけくそポーズ、やけくそ感が強く出ていておかしかったです。

20話 暗黒街のカッポレだコロン

(あらすじ)抗争を繰り広げるアル・カッポレとドン・パチーノ一家のどちらかに
ドクロストーンがあると知ったドロンボーはカッポレ一家に潜入するが…

舞台:アル・カッポレ(アル・カポネのパロディ)

(解説)特に印象的だったのが、ヤッターマンの二人が
最後の場面で肩を寄せ合い、気付くと恥ずかしがる姿です。
イチャイチャしてるのも良いですが、照れたりしてる姿もまた愛情の深さを感じさせるので好きです。
肉弾戦で、トンちゃんに迫られたアイちゃんが切り返す際の台詞
「こうするの!シビレステッキ」の言い方が結構格好良かったように思いました。
格好良い台詞が多いと岡本さんのファンとしては張り合いがありますね。
あと、今回はガンちゃんの変身が失敗するシーンがありますが
アイちゃんも同じように失敗してほしい…と思ったファンも多かったかと思います。

インチキ商売はドロンボーテーラーで紙でできた紳士服を高額で売りつけると言う物で
これにガンちゃんの父ちゃん(徳兵衛さん)が引っかかってしまいます。
徳兵衛さんを見たアイちゃん「おじさ〜ん!」と言ってますが、これがいつ「お義父さん」になるかは、気になる所では?

ゲストはアル・カッポレが飯塚昭三さん、ジェムスが塩沢兼人さん
ギャング同士の抗争は、ギャグアニメだけあって銃撃戦なんかもありますが、表現もコミカルで
極め付けは、抗争の決着が何故か親玉同士のジャンケンでつけられようとします。
何故か中々決着がつかない辺り、本当は二人とも仲良いんじゃないでしょうか?

21話 燃えよ!レッドスリーだコロン

(あらすじ)死んだはずのトンコンの映画スター・レッドスリーがドクロストーンを持っていると知ったドロンボー
トンコンで情報を収集した後、生きていたレッドスリーに弟子入りしようとするが…

舞台:レッドスリー(ブルース・リーのパロディ)

(解説)今回の一番の見せ場は、ドクベエ様が三悪に歌で指令を与えるシーンです。
あまりに酷い歌で(?)、三悪が話半分に聞いているのも面白いし、
おべんちゃらのつもりで「もう一曲やって」(トンちゃん)、「会津磐梯山でも良いわよ」(ボヤやん)と適当に褒めて
かえってドクベエ様を怒らせると言う展開は、お約束ですが面白かったです。
他にも、レッドスリーに弟子入りしようとする際「弟子が駄目なら、先生でも良いのよ」
とボヤやんが、どう聞いてもおかしい事を分かってて言ってるのも面白かったです。

映画館でアクションスター・レッドスリーの映画を鑑賞した後、
アイちゃんが自分達もレッドスリーみたいに体を鍛えようと提案します。(この後にインチキ商売が露見します)
この際、アイちゃんが「うん!」と言っていました。「ええ」って言う事が多いので「うん」って言うのは珍しい事です。
しかし考えてみれば映画見た後、スポーツセンター行くなんて小学生とは思えない金回りの良さではないでしょうか?
社長の息子さんと娘さん(?)と考えると分からなくもないですが。

ゲストはレッドスリーが池水通洋さん、レッドスリーを狙うブラックツーは飯塚昭三さん、
ブラックツーはあっさりドロンボーにやられて出番は終了しますが。
そう言えば、ヤッターペリカン出動時にすれ違った飛行機があり
ペリカンを見た直後にバランス崩していたのですが、あの飛行機が落ちていないかと心配です。

22話 ナイババの宝だコロン

(あらすじ)ドロンボーはドクロストーンを持つと言う盗賊ナイババを狙っていた
それを知ったヤッターマンは、現地で母の形見の腕輪を奪われた少年・ホメットと出会い…

舞台:ナイババ(「アリババと40人の盗賊」のパロディ)

(解説)今回のインチキ商売はサーカス。入り口で見ていたガンちゃん達に
「大人一万円、子供五千円だけど、あんた達は団体だから特別三万円にしとくわ」
ドロンジョ様、巧みな客引きを行います。
一見すると上手い話のようですが…こういう口車で多くの客を騙して入れているのでしょう。
最もガンちゃん達もガンちゃん達で、テントを中に既に入ったふりをして無料で覗いていました。
賢いと言えば賢いですが、もっと良い方法無かったのでしょうか?正義の味方のする事としてはいかがなものかと…

今回はドクベエ様、三悪に対しての日頃の仕打ちを反省してか?お仕置きを中止します。
しかし結果的に、三悪がお仕置きと同じような目に遭ってしまう辺りドクベエ様、相変わらず酷いです。
一方でボヤやんのドロンジョ様へのセクハラ紛いの行為はエスカレート気味で
ドロンジョ様もとうとう「お前は何かって言うと、私に抱きつくねえ」と言い出す有様。
ゲストはホメットの父・タシルが蟹江栄司さん

23話 フラダースの猫だコロン

(あらすじ)ヘルギーのフラダース地方の少年パルロがドクロストーンを持っているのを知ったドロンボー。
行き倒れを装ってパルロの家に潜り込むが…

舞台:フラダースの猫(『フランダースの犬』のパロディ)

(解説)『フランダースの犬』をモデルにした話で
ラロアの父・クゼツのあくどいやり方には、流石のドロンボーも呆れておりました。
ただ、ラストは原作と大幅に異なっているのは一種の配慮でしょうか?
細かい点を見ていくと、ガンちゃんの父徳兵衛さんがまた登場しました。
今回もインチキ商売に引っかかり、500万円の偽絵を買わされていました。(店は大丈夫なのか心配になります)
前々回に続き、ドクベエ様の歌の指令もあります。

アイちゃんの今回の一番の見所は、絵の具爆弾の直撃で絵の具まみれになった後
ペリカンの放水で絵の具が取れた際、凄く気持ちよさそうな表情をしているシーン。
あのシーンのアイちゃんはとても良かったです。

ゲストはパルロの祖父ロハンが緒方賢一さん、ラロアが麻上洋子さん。
麻上さんとアイちゃんの絡みが無いのは残念ですが、
桂玲子さんの前にアロアをやっていた麻上さんがラロアを演じるのは面白い点です。
また、本家フランダースのアロアだった桂さん(演じるオモッチャマ)とパルロ、ラロアの絡みはありませんが
クゼツを批判する台詞があったのも面白かったです。

24話 ナイチンガールは天使だコロン

(あらすじ)ナッパレオン三世が隠した宝の中にドクロストーンがあると知ったドロンボーは
親切なナイチンガールの好意を利用し、ドクロストーンを探そうとするが…

舞台:ナイチンガール(ナイチンゲールのパロディ)

(解説)ドロンボー側もヤッターマン側も今回はとにかく見せ場が多く、かなりの傑作回だと思います。
最大の見せ場はメカ戦でドロンボーがヤッターマンに対抗してゾロメカを投入するシーン(結局負けるけど)。
ゾロメカ投入の際「今週のビックリギックリドッキリスッキリシャックリボックリガックリメカ」
とボヤやんが息も付かせぬ勢いで喋る場面は、八奈見さんの凄さが感じられました。
ヤッターマン側は、これにアイちゃんのチアガール姿で対抗!
割とシンプルなチアガール姿(しかも顔隠してない)でしたが、
軽快な動きと岡本さんの可愛らしい声、あと絵が綺麗なのもあって実に魅力的に感じました。

もう一つの大きな見せ場は、ドロンボーのインチキ動物病院にガンちゃんとアイちゃんが潜入するシーン
アイちゃんは大金持ちの令嬢に化け、ガンちゃんはペットの犬に化けますが
犬用の特注仕様の注射を見たアイちゃんの「アア〜ン、そんな大きな注射を打つんですか〜?」と言う台詞。
「アア〜ン」と言うのが凄く感情が籠っていて印象に残ります。
直後、注射と聞いて注射嫌い(?)のガンちゃんが過剰に反応し、正体がばれそうになるのを、
抑えて上手くごまかすアイちゃんの機転の利く所が見られるのも良いですね。
また、当然インチキゆえ高額の治療費を請求されてしまいますが、少しも動じないどころか
本当にお金持ちのお嬢さんと三悪側に信じ込ませるアイちゃんの演技の上手さは見事でした。

これ以外にも、もう少しで車に潰されてしまう所だった犬を手当てするアイちゃんがガンちゃんに
”(美人看護婦の)ナイチンゲールみたい”と褒められた際、
「私ってそんなに美人かしら?ウフフフ…」と照れながらも実に嬉しそうな場面も良かったです。
こう言うシーン見るとアイちゃんにますます好感を持ちます。

あと、治療で使う超強力な注射をボヤやんが肉弾戦の際、使用していて、
アイちゃんの尻を物凄い事にしようとする場面(想像図あり)は、ガンちゃんの加勢で事無きを得ましたが、
実際アイちゃんが受けていたらどうなっていた事やら…
メカ戦でヤッターワンの窮地にガンちゃん達が大岩を落とし、三悪のメカを潰す活躍を見せたシーン。
ヤッターマンの活躍シーンは、ファンとしては見ていて気分が良いですが
三人がかりとは言え、あんな大岩を動かす力があるとは驚きました。

そう言えばオモッチャマを作ったのは確かガンちゃんの父ちゃんだった筈ですが、
オモッチャマの電池を管理してるのって、アイちゃんなんですね。
今回はアイちゃんが電池を補充するシーンがありますが、随分と手際が良くてアイちゃんが何か格好良く見えました。
今回の変身シーンは13話が初出のレアバージョンの方でした。

25話 ナゼカ平原の宇宙人だコロン

(あらすじ)ドロンボーは、謎の地上絵で有名なナゼカ平原にいる宇宙人が
ドクロストーンを持っているとの情報によって現地へ向かう。
ところがその宇宙人はいたずら好きで…

舞台:ナゼカ平原(ナスカ平原のパロディ)

(解説)ドクロストーンを持つ謎の宇宙人と交信しようと、ボヤやんは謎の宇宙語を話そうとしたり
宇宙人を見てアイちゃんは気絶したり、善悪とも宇宙人に翻弄されていました。
面白かったのが、三悪が電話で視聴者の池田敬子さんにゾロメカ打倒の作戦を聞こうとするシーン。
全くの当て外れに終わるやり取りが中々面白かったです。

宇宙人を発見した際のアイちゃん、いつも落ち着いて物事に対応するアイちゃんが
台詞回しから明らかに動揺していたのが、珍しかったです。
直後、気絶するシーンでの悲鳴も何だかんだ言って中々色っぽくて良かったです。
個人的に面白かったのが、ドロンボーメカに捕われた宇宙人を助けようと、
ヤッターマンが直接ドロンボーメカに乗り込んで来るシーン
ドロンボーメカ内の浴室に入って来たので、
ボヤやんがアイちゃんに「風呂まで覗いて、女の癖にエッチ」と強引ないちゃもんを付けます。
するとアイちゃん、エッチ呼ばわれされたので?「まあ、言ったわね〜許さないから〜!」と珍しくキレて
ガンちゃんと二人でドロンボーを自分達のメカから追い出すと言う奇妙な展開を見せるのでした。
なんか勢いだけで展開していたような気もしましたが、言われたアイちゃんがムキになる姿が中々笑えました

一方、宇宙人を丁寧に看病するシーンは、優しいアイちゃんの本領発揮で良かったです。
また、その際の「いっけない、風邪引いたみたいよ」と言う言い回しは、
アイちゃんの現代っ子っぽい一面も感じさせる興味深い台詞でした。

しかし、毎度怪しいドクベエ様の情報、今回なんか「情報が入ったと思うだべ〜」なんて恐ろしくあやふやですが
こんな情報で動くドロンボーは本当に律儀です。(単にお仕置きが怖いだけかもしれませんが)
あと、気になったのがメカ戦の最中、ドロンジョ様の口から
「来週からメロドラマ『美しきドロンジョ姫の可憐な生涯』って言うのが始まる」なんて台詞が出ていた点。
本当に実現したらボヤやん達は姫の従者にでもされるんでしょうか?

26話 狼女がやって来たコロン

(あらすじ)銀色の狼の首輪がドクロストーンとの指令を受けたドロンボーだが
現地で出会った少女ウル子に噛まれてしまう。
ウル子は狼の呪いにかかっていた狼少女だったのだ…

舞台:狼女(狼男のパロディ)

(解説)今回はアイちゃんの父・上成吾呂三さん(声は富山敬さん)が登場します。
吾呂三さんはドロンボーのインチキ電器店が、自分の店の経営を脅かす存在になっていたので
どう言う品があるか研究する為、ドロンボー電器店のテレビを購入してきたのですが
買ってきたテレビは案の定インチキ商品で、頭に来た吾呂三さんが少し叩いただけで爆発し、壊れてしまうのでした。
ちょうど側でテレビをチェックしていたアイちゃんも巻き添えを食らい、
いつもの「もしかしたら、もしかするわ」と言う際も何だか怒りが籠った感じでした。
この場面で気付いたのが、アイちゃんが意外な事に父親を「お父さん」と言ってる点でした。

あと、返品を求める客を強引にあしらうドロンボーを探る際のアイちゃんの台詞
「酷〜い」じゃなくて「ずる〜い」なのはちょっと変な気も…

インチキ商売では手痛い目に遭ったものの、
今回はアイちゃんの台詞回しがいつも以上に落ち着いて大人びたものが感じられます。
特に落ち着きが感じられたのが、アイちゃんが優しくウル子を介抱するシーン
ここで、ウル子が再び狼女の正体を現すと、ウル子の豹変ぶりに一旦は驚いたアイちゃんですが
攻撃を危うく避けると、「十字架を作るのよ!」とガンちゃんに指示を出します。
狼に十字架が効くのかは定かではありませんが、咄嗟に好判断ができるアイちゃんが凄く頼もしく感じられました。

ゲストは狼女のウル子が杉山佳寿子さん、ウル子は普段は(ちょっと幼い)少女の感じのキャラですが、
狼女になった時は一転してテンちゃんみたいな乱暴な感じに変貌すると言う
多彩な声色を持つ杉山さんの声の魅力が生かされたキャラだったと思います。
ドロンジョ様やアイちゃんとの絡みがあるのも声優マニアとしては見逃せない点で、
前述のようにアイちゃんがウル子を介抱するシーンが印象的でした。

今回はドクベエ様と三悪のやり取りが特に面白かったです。
まず指令シーンで「白黒アカポンタン」と言いながらボヤやんに電流を流した上
「今度から番組の前にも(お仕置きを)やるべか?」と言い出すドクベエ様。
あったら面白いかもしれませんが、そんな事したらドロンボーが逃げていくのでは?
ドクベエ様の爆発シーンでのボヤやんの台詞「この爆発はドクベエの提供でお送りしました」も面白かったです。
また、今回の三悪メカ・チャンネルンは広島の大田二郎?君のアイデアだったので、
しきりにドロンボーがメカを「大田二郎君のメカ」と呼び続けていたのが面白かったです。

ところでオモッチャマが「ボッチが噛み付かれたら狼ロボ・オモッチャマになるでコロン」なんて焦っていましたが
どんな感じになるのでしょう?

27話 地底国の大冒険だコロン

(あらすじ)地底国に潜入したドロンボーが戦いの守り石を盗んだ疑いをかけられ捕らわれてしまう。
そんなドロンボーをヤッターマンが助けるのだが、
ドロンボーはまんまとヤッターマンをまんまと自分達の身代わりに仕立ててしまい…

舞台:地底国(オリジナル)

(解説)ヤッターアンコウが初登場します。アンコウはアイちゃんも開発に関わっていたようです。
普段のアンコウはヤッターマン側のメカには珍しくコックピットに搭乗するタイプなのですが
今回は初登場だからか?メカ戦でヤッターワン同様、メカの取っ手に捕まって戦うと言う珍しい場面も見られます。
ヤッターマンの異様な(?)身体能力が為せる業と言った所でしょうか?

牢に入れられ、地底恐竜に食われそうになったドロンボーを
「普段は憎ったらしい奴だけど、ほっとくのは可哀想だしな」と言ってガンちゃん、見捨てず助けます。
正義の味方らしい慈愛に満ちた行為…かと思ったら助けた真の目的が、
「俺達の手でお前達をやっつける」からだったと言う事は、
もしかして、ドロンボーとの戦いを、ガンちゃん達は自己満足の為にしてるって事でしょうか…?

他に、インチキ商売でボヤやんの歌う新曲「ボヤッキー節」が初披露されるのも面白い点です。
(その際のボヤやん、何故か演歌歌手ルックなのも見所)
ゲストは地底国の王子ケロッパが井上瑶さん、大王が渡部猛さん。

28話 月世界のかぐや姫だコロン

(あらすじ)月にいるかぐや姫がドクロストーンを持っているとの情報で善悪共に月に飛び立つ。
現地で、ヤッターマンとドロンボーはかぐや姫に心の清らかさをテストされるが…

舞台:かぐや姫(展開はオリジナル)

(解説)インチキ商売は月旅行に行くと見せかけて旅行代の着服。
結局、旅行自体はオモッチャマの妨害で途中で中止になりますが、
月に行くのに、月見そばを機内販売する(しかも一食5万円)辺りの細かいネタも面白かったです。
ドロンボーは、月にあるドクロストーンの為ドクベエ様の資金提供でメカを完成させましたが
ヤッターマンはヤッターアンコウを改造しただけで宇宙に行けるって凄すぎです。
どう言う改造を施したのでしょうか?あと宇宙服なんかもどこで調達したのか、その辺も謎です。

今回のアイちゃん、ドロンボーの攻撃に対し「こっちもお返しよ!」と珍しく攻撃的だったり
いつも以上に活発な印象を受けましたし
かぐや姫にドクロストーンを譲って欲しいアイちゃんが、精いっぱいの真心の籠った説得を試みたり
優しい心のかぐや姫に共鳴したり、アイちゃんの優しい心が前面に出ている話だと思います。
ただ優しい筈のアイちゃんですが、
インチキ商売でしくじったドロンボーに「泣きっ面が見たいわ」と言っていたのは流石にどうかと…
あとアイちゃん、月のクレーターなんかの名前に詳しいような描かれ方をしておりました。
これは博識だから詳しいのかもしれませんし、あるいは天体マニアなのかもしれません。
それと、アンコウの暗いコックピット内のシーンでの「ガンちゃ〜ん」と言う台詞が妙に色っぽかったです。

今回はボヤやん、吹き飛ばされてドロンジョ様に「ドロンジョ様受けて〜」と受け止めてもらおうとしますが
寸前でドロンジョ様に回避され、メカに頭から突っ込んでしまったり、
視聴者の宮内尊寛くんにインチキ商売のアイデアを求めるものの、アイデア倒れになったから
ドロンジョ様に八つ当たりされたりと、散々でした。
ゲストはかぐや姫が桂玲子さんの二役。さよちゃんみたいな感じでしたが、
かぐや姫が喋るシーンはオモッチャマの出番が極力減らされ、絡みはありませんでした。

29話 ソーケー牧場の決闘だコロン

(あらすじ)テキラホマのソーケー牧場の主の老人がドクロストーンを持っていると知ったドロンボー
ソーケー牧場を狙うイチゴ・キッドを利用し、ドクロストーンを狙うが…

舞台:ソーケー牧場(映画『OK牧場の決闘』のパロディ)

(解説)一番の見せ場は、二度目になるゾロメカ同士の対決シーン
ゾロメカをチアガール姿でアイちゃんが応援するシーンがありますが
「フレ〜フレ〜、イダテンチョー」と言う台詞が元気いっぱいな感じなのと
衣装が可愛らしかったのが良かったです。
そのアイちゃんのチアガール姿を「何よあれ」等と冷ややかに突っ込んでいたドロンジョ様が
突然必死に負けじと応援し出すのが面白かったです。(それを更にオモッチャマが冷ややかに突っ込むのが又面白い)

インチキ商売は、床屋…と言っても脱毛した上にその頭にカツラをつけるだけのとんでもない床屋
ただ、被害者には可哀想ですが、三悪の手際の良い悪事が非常に面白かったです。
指令に対し、全くやる気を見せないドロンボーに対し
ドクベエ様が「今週は特別にお仕置きのダブルサービス」と宣告しますが
今回のお仕置きは、ダブルサービスと言う程の厳しいお仕置きには見えませんでしたね。
あと、ヤッターペリカンに「ちょっと待て そんなに急いで 何処へ行く」と言われたからって
「車は急には止まれない」などと言って止まってしまうボヤやん、とても悪人には見えません。

ゲストはソーケー牧場の主の老人が槐柳二さん、その孫のケンが川島千代子さん、イチゴ・キッドが渡部猛さん
ガンちゃんが牧場の手伝いをするシーンや、老人と絡む場面がありますが
ガンちゃんやアイちゃんが「博士」「おじいちゃん」と言い出す事は…当然ありません。

30話 キングモングの島だコロン

(あらすじ)孤島にあるドクロストーンを探すドロンボー。
ところが、島に生息するキングモングが誤ってドクロストーンを飲み込んでしまう
困ったキングモングはアイちゃんをさらい…

舞台:キングモング(映画『キングコング』のパロディ)

(解説)トンちゃんがドロンジョ様とボヤやんにドクベエ様の正体かと疑われると言う変わった内容で
ドロンジョ様が「アラホラサッサ〜」と言う貴重なシーンも見られます。
疑われたトンちゃん、調子に乗ってドクベエ様になり済ましますが、
当然の事ながら偽者とばれ、最後はトンちゃん一人が集中的にお仕置きされるのでした。
ちなみに、トンちゃんがドクベエ様になり済ます際
「だべ」と付ける筈の語尾が時折素に戻って「まんねん」と言う辺りはトンちゃんらしいですね。

一方、島を訪れた途端にアイちゃんがキングモングにさらわれると言う展開にも驚かされます。
さらわれる際の「ああ〜ん、助けて〜」と言うのが、真に迫っていましたからね。
最初はキングモングの大きな口に驚いたアイちゃんでしたが、
苦しむキングモングを見て、言葉は通じずとも即座に事情を察して労わっていました。
こう言うアイちゃんの優しさが描かれる場面は、アイちゃんの魅力が再確認できると思います。
しかし、結果的にはドロンボーの攻撃でドクロストーンが取れた訳ですから、
アイちゃんをさらったのはあまり意味が無かったような気も…
ところで、キングモングは何故いきなり見ず知らずのアイちゃんを頼ったのでしょう?
映画『キングコング』に倣って美女をさらわせたと言うのが多分正解だと思いますが
もしかして、アイちゃんが女の子だからさらったなんて事は…

また、今回ヤッターアンコウに搭乗するアイちゃんが火攻めを受けた際「あつ〜い!」と苦しむ場面がありますが、
『ヤッターマン』には搭乗型のメカが少ない事もあって、珍しい事では?

メカ戦の際、電話でお友達の平林源大君にとどめのアイデアを聞こうとするドロンボーですが、
話を聞く前にやられ、メカ戦後再び源大君から来た電話では「スカポンタン」と言われるのが何とも不憫でした。

31話 ドビンソン・クロースルだコロン

(あらすじ)漂流者ドビンソンがドクロストーンを持ってると睨んだドロンボーは
ドビンソンの家来サンデーを利用し、ドクロストーンを奪おうとするが…

舞台:ドビンソン・クロースル(『ロビンソン・クルーソー』のパロディ)

(解説)今回、気になったのがアイちゃんの友達(誰?)のヨットに乗りに、ヨットハーバーにガンちゃん達が現れるシーン
ここで、ヨットがドロンボーに壊され(インチキ商売の一環)、何もできない事になったのですが
オモッチャマったら、「こうなったら帰って昼寝をするしかないのコロンだー」って、のび太君じゃないんだから…
ガンちゃんもガンちゃんで、「絶対ヨットに乗るんだ〜!」って子供みたいな事言い出すし(冗談です)
ちなみにこのシーンでは、アイちゃんの珍しい私服姿(海に来ただけあってかなりの軽装)も見られるので、
興味のある方はチェックしてみて下さい。
なお、「ヤッターマンがいる限りこの世に悪は栄えない!尋常に勝負!」
とヤッターマン1号、2号が声を合わせて決め台詞を言うのは今回が初めてのようです。

ゲストはサンデーが丸山裕子さん、ドビンソンが寺島幹夫さん
サンデーの笑い声が丸山さんがこの頃に演じていたキノッピーにそっくりだったのが印象的でした。
(丸山さんの演じているキャラなんで、当然でしょうが)
また、今回はヤッターワンのファンファーレメカが破損しゾロメカが出せないと言う危機が生じるものの
オモッチャマの活躍で難を切り抜けておりました。
あと、細かい事ですが今回は今までで一番ドクロベエ様のはっきりした全体像が見えたのでは?

32話 南極点のドクロだコロン

(あらすじ)南極大陸にドクロストーンがあるとの情報に善悪共に南極へ
途中、ドロンボーは南極点を目指す親子と出会うと…

舞台:南極(パロディ無し)

(解説)ラスト、ヤッターマンの帰還姿を見せこれで終わり…と思ったら
お仕置きで鯨の体内に飲まれた三悪の姿を流すのは、パターン破りで面白いし、
直後の富山さんのドクベエ様の物真似も面白かったです。

インチキ商売は珍しい魚を見せると言う水族館と言う触れ込み、
ところが蓋を開けると金魚だけを見せる水族館で、訪れたアイちゃんも憤慨しますが
実はボヤやん扮する人魚が現れると言う商売だったのです。
これには、流石のアイちゃん達も「オエッ…」となってしまうのでした。

地図に×印が付いているのを見たボヤやんの
「×印が付いているわ、きっとどこかに×印が」と辺りを見回すのがお約束のボケですが、面白かったです。
今回、珍しくドロンジョ様がメカを操縦し、アンコウに立ち向かう場面がありますが
アンコウに挑発されたドロンジョ様、アンコウを「憎ったらしいナマズ」呼ばわりしておりました。
ゲストは南極を目指すローラが黒須薫さん
今回も以前北極に行った時同様、ヤッターマン側は防寒着を着ない普段の格好でアンコウに乗っています。

33話 モーロック・オームズだコロン

(あらすじ)ドロンボーは霧の都ドンドンにあると言うドクロストーンを
名探偵モーロック・オームズを利用し探そうとするが…

舞台:モーロック・オームズ(シャーロック・ホームズのパロディ)

(解説)冒頭、『ヤッターマンロック』をバックに
ガンちゃんとアイちゃんが踊りながら登場するシーンは格好良かったと思います。
欲を言えば太田さんと岡本さんが歌ってたら…なんて思ったりもしましたが…

何と今回はメカ戦でドロンボーが、ヤッターマン側のゾロメカを退け、
ヤッターマンにもやられないと言う意外な展開を見せます。
(最終的には蜂の巣が元でドロンボーメカは爆発しますが)
ただドロンボーの爆発の後、ヤッターマンが勝ってないのに勝利のポーズをするのはおかしいような…
ゲストはモーロック・オームズが千葉耕市さん

34話 謎のヘンクツ王だコロン

(あらすじ)ドクロストーンが悪魔島にあると知った善悪は、共に悪魔島へ
島では巌窟王の子孫・ヘンクツ王ことエドマエ・ダンテスが宝を集めていた。
ヘンクツ王の宝の中のドクロストーンを巡る善悪の攻防…

舞台:ヘンクツ王(『巌窟王』のパロディ)

(解説)今回は久々に本物のドクロストーンが発見されます。
善悪の争奪戦の果て、本物を手にしたのはヤッターマン側でしたが
本物を手に入れた際のアイちゃんの嬉しそうな姿が見られたのは良かったです。
一方、よりによって本物を奪われたドクベエ様は怒り心頭でお仕置きを執行するのでした。

宝探しをするヘンクツ王の衰弱した体を心配するアイちゃん、
「私たちの携帯食で良かったら、一個召し上がりません事?」なんて優しい気遣いを見せます。
「ません事」だなんて、放送当時ですらこんな言い回し使う人はほとんどいないと思いますが
この言い回しが、アイちゃんの優しさをより強く引き立てているように感じさせ、良かったかなと思います。
他にもヘンクツ王に肩を貸すシーンもあって、今回のアイちゃんはとにかく優しい面が前面に出ていて良いですね。
気になるのは、子供の身で携帯食をどのように準備したのかと言う点ですが…

もう一つ、気になったのは今回のメカ戦。ドロンボー側もゾロメカ投入で善玉のスカンクメカに善戦したものの
いつの間にかメカがスカンクメカのガスで充満してしまいます。
これを発火ガスと勘違いして、「壊される前にこっちから壊してやろうじゃないか」と言うドロンジョ様の提案に
ボヤやん「こんな事もあろうかと」とメカの分解装置を使い、メカをバラバラにしてしまうのですが
メカ戦後の会話によると、どうもヤッターマン側はただのガスを噴射しただけだったようで
どういう方向に持って行こうとしていたのか、改めて考えると滅茶苦茶かな?と思いました。(面白かったですけどね)

今回、ドロンジョ様が「だべ〜」と喋るオウムを連れ、
ボヤやんとトンちゃんに、ドロンジョ様がドクベエ様ではないか?とミスリードさせる展開がありました。
もちろんそんな事はないのですが、
そのオウムが滝口さんの声な上、ペラ助みたいに「ホ、ホ、ホケキョ〜」と鳴いていたのも隠れた見所です。
ゲストはヘンクツ王が加藤精三さん。頑なな役所で加藤さんのよく演じるキャラのイメージと重なる役所でした。

悪魔島へ向かうシーン、ヤッターマンの二人がヤッターワンを使って水上スキーをしていたのは
身体能力が凄いのは分かっていたとは言え驚きました。でも凄く格好良かったですね。

35話 海底ほとほとマイルだコロン

(あらすじ)ドロンボーは海底で危うい目に遭った所を潜水艇ゴミチラス号のモネ艇長に助けられる
モネ艇長の宝の中にドクロストーンがあると睨んだドロンボーは…

舞台:海底ほとほとマイル(『海底二万マイル』のパロディ)

(解説)まず冒頭、ドロンボーがいつもと違い破格の安さのボート屋を始めます。
ガンちゃんは三悪の店だからかいつもの如く怪しみますが、アイちゃんは「もしかしたっていいじゃない」
ボートに安く乗れるからか、いつもと違って三悪を信じボートに乗った上、
「きっともう悪い事止めたんじゃないの?」と三悪が改心したのでは?とまで言い出します。
しかし実体は、ボートを沈めて救助代をせしめると言ういつもの手口を手法を変えただけで、
ボートに乗った二人も金こそ取られなかったものの、
ボートを沈められると言う散々な目に遭ってしまうのでした。
しかし、深い池を溺れる事無く抜け出せるガンちゃん達の身体能力って一体…

今回は細かい場面でアイちゃんの格好良さが光る回でした。
例えば、アンコウのコックピットに飛び乗るシーンは、動きも華麗でしたし
「オモッチャマ、行くわよ〜!」と言う台詞も言い回しが格好良いしアイちゃんの魅力が存分に堪能できました。
他にもヤッターアンコウのレーダーを担当するアイちゃんが
「感度良好よ!」と言う際の言い回しも格好良かったし
アイちゃんがトンちゃんの放ったふぐ型手榴弾を軽くさばいて投げ返すシーンもステッキさばきの上手さも
「あっ〜と、向きが違うわよ、ふぐちゃん」と言う際の軽妙な台詞回しも印象的でした。

”海底ほとほとマイル””ゴミチラス号”と言った具合に
今回はパロディのネーミングが特に冴え渡っていた回だと思います。
あとボヤやんが心配性な事を指摘され、涙ながらに語る内にドンドン話が訳分からん方向に行って
しまいにゃドロンジョ様に突っ込まれる場面、八奈見さんの台詞回しの巧みさもあって、大爆笑させてもらいました。
ちなみに、今回からおなじみのコックピットメカ・ドッチラケが登場しています。

36話 ハルメン カスバに帰るコロン

(あらすじ)カスバにいる女盗賊ハルメンがドクロストーンを持っているとの情報を得たドロンボーは現地へ
一方、ヤッターマンはハルメンに好意を抱くボセと知り合い…

舞台:ハルメン(映画『カルメン』のパロディ)

(解説)インチキ商売はドロンジョ様のジプシー占い
適当に占いをしたのに、全て当たってしまい(実はドクベエ様の差し金ですが)、
結果的にお客さんの為になると言う、ドロンボーにしては非常に良心的な商売(?)
直後、あまりの的中率に調子に乗った三悪が、自分達の将来を占おうとするシーンが面白かったです。

今回の最大の見所はメカ戦、
まず、ヤッターマンの二人が催眠光線で犬と猫に変えられてしまうシーンがあり
アイちゃんのハイテンションな猫っぷりと、正気に戻った後のアイちゃんの
「あら、どうしていたのかしら?」と台詞の言い回しの可笑しさがちょっとした見所でした。
その後、三悪メカがガンちゃん達のランボーギーニのスーパーワニ(当時はスーパーカーがブーム)に翻弄されると
再びドロンボーが催眠光線を発射しようとしますが、光線を無効化するサングラスをかけたヤッターマンが
「そうはいかない!正義は絶対に敗れることは無い!」、「そうよ!覚悟しなさい!」と姿を現します。
以下、ヤッターマンの投入した催眠光線反射ミラーで三悪が催眠光線を食らい、
自爆してしまうのですが、「覚悟しなさい!」と格好良く現れるアイちゃんが、実に格好良かったです。
しかし、犬と猫にされたガンちゃんとアイちゃんの喧嘩、猫にされたアイちゃんの方が押していたのは何故なんでしょう?

他にもアイちゃんの描写が多く、
例えばハルメンの薔薇を拾った際「とっても良い匂い…」と色っぽい表情で言うシーンや
拾ったハルメンの薔薇を、ボセに無理やり取られた際「あ〜ん何すんの、酷いわ」
と、少女っぽい言い回しを見せるシーンが印象的でした

ゲストはハルメンが弥永和子さん、ボセが森功至さん。あとセミレギュラーの滝沢久美子さんが初登場。
ドロンジョ様は女泥棒のハルメンに
「へんてこりんなのはお前さんの顔」と言われたからか、ハルメンをかなり敵視します。
敵視するのはともかく、ハルメンとボセを鞭で打ちまくるのは、子供向け番組にしてはかなり過激な描写かと思います。
最もそんなに過激な面を見せる一方、ヤッターマンのケンダマジックの餌食になったり、
「女泥棒なんてドロンジョ一人で沢山だわ」なんてコケにされたりもします。

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