岡本茉利さん関連記事紹介 アニメ雑誌等編

ここでは岡本茉利さんに関係するアニメ雑誌関係の記事を紹介しています。
お勧め度の高い記事については、雑誌名の後ろに☆マークを付けてあります。
紹介している物の中には、記事を元に管理人が独自に内容をまとめた物も一部あり
まとめ方が拙い部分が多々あると思いますが、ご了承下さい。
これ以外の岡本さん関連の記事等の情報をお持ちの方は、是非掲示板にお寄せ下さい。


「アニメージュ」 1980年10月号☆
解説
この号は当時アニメージュ誌の「声優24時」と言う連載企画で岡本茉利さんが取り上げられている号です。
古本屋等で運良くお見かけになったら、購入をお勧めします。
インタビュー場所は当時岡本さんが出演していた
沢竜二さんの(7〜12月にかけての)半年通し公演をしていた熱海のホテルで
(岡本さんはこの公演には8、10、12月に出演されていました)
インタビュー時期は、おそらく1980年の8月中と思われます。
このホテルの公演で、岡本さんは『人生劇場』の主人公飛車角(沢さんの役)の相手役おとよを演じていました。
おとよと飛車角が15トンの水をたたえた大水槽の中で
ラブシーンを演じながら最期を遂げると言う大掛かりな趣向が見所でした。
舞台の写真など何点かの写真も一緒に載っております。

また、この内容を再編集して収録した「アニメ声優24時」と言う本も昭和56(1981)年に出版されています。
こちらの本には、連載時に撮った写真とは別のカラー写真が掲載されていました。
岡本さん自らがデビュー以来の芸能生活を自らの言葉で振り返ると言う大変貴重な内容の記事です。
主な内容を要約すると以下の通りです。

・これまでの経歴を振り返る
・映画デビューの経緯
・『男はつらいよ』出演の経緯
・『男はつらいよ』での経験
・アニメ声優と舞台役者の違い
・母から学んだ事

「アニメージュ」 1982年4月号☆
解説
この号には、1982年1月24日に新宿紀伊国屋ホールで行われた
「岡本茉利ファーストリサイタル 明日への出発」
の紹介記事が掲載されています。
記事はモノクロですが、内容自体は1ページをふんだんに使って
リサイタルの模様を第1部・第2部余す所なく伝える充実した内容です。
岡本さんが色々な衣装に身を包んでいる写真も載っており、非常にお勧めで
古本屋等でお見かけになったら、購入されても損は無いと思います
なお、公演自体の詳しい内容については、こちらで紹介しております。

また、同月号には“声優の高校卒業の際のエピソード”
についての岡本さんのインタビューも掲載されている他
1982年春公開の『おはよう!スパンク』の映画版の紹介記事と言う事で
『スパンク』の”アフレコ取材”をされた豆記者の方々と、
岡本さん、つかせさん、富山さん達との記念写真(カラー)も載っており
茉利さん関係の記事がかなり多いように思います。

「アニメージュ」 1980年6月号
解説
この号には「オタスケマン」のLPの紹介記事が掲載されていて
そのページには、小さいながらも”ドラマ編”に出演する声優さんの集合写真(モノクロ)が載っていました。
小さい写真ゆえ、岡本さんを確認するのは非常に難解ですが、
その写真の左から4番目にいる滝口順平さんのお隣が、岡本さんと推測されます。

「アニメージュ」 1980年7月号
解説
この号には、1980年4月の「新宿さいど物語」公演の紹介記事が掲載されていて、
”セーラー服姿”の岡本さんのモノクロ写真が掲載されています。
記事によればこの舞台での岡本さんの役柄は女子高生役、役名は”景子”でした。

「アニメージュ」 1980年5〜9月号のどれか
解説
この期間のアニメージュ誌にラジオドラマ「恐怖新聞」の紹介記事が載っているようです。
スタジオでの収録風景(モノクロ)に関する記事の中で、”歩きながら『おはよう!と挨拶”したり、
”ラジオドラマ”の収録とは思えない光景と言う記述があります。
イベント等の入場の際、岡本さんはいつも明るく手を振られるようなので、
この記事の主が、岡本さんである可能性は高いと思われます。
該当号が判明したら改めて詳しく紹介します

「アニメージュ」 1981年9月号
解説
茉利さん公認で作られたファンクラブ「岡本茉利公認ファンクラブ」の紹介記事が掲載されています。
記事はニュースコーナーの隅にファンクラブの担当の方の住所を含めて掲載されていました。

「アニメージュ」 1983年1月号☆
解説
出演舞台「浮浪雲」の記事が掲載されていました。
この公演で岡本さんは遊女お園と童女(役名は載っていません)の二役を演じていました。
同じ記事に載っている岡本さんの公演前のインタビューでは
「最初は子どもの役で出ているんで、ちょっぴり恥ずかしいんだけど、
そのあとの遊女役は、すこしは女らしく感じてもらえるんではないかと思っているんですが…」

と控え目に見所を語っておられます。また写真は遊女姿と童女姿の二枚が掲載されていまして
遊女姿の岡本さんの写真には大変な美しさが感じられます。

「アニメージュ」 1983年9月号
解説
「岡本茉利セカンドリサイタル」の紹介記事が掲載されていました。
記事によると、第一部では一人芝居に挑戦(掲載されている岡本さんの顔写真は第一部の物と思われます)
第二部では沢竜二氏と「雨の慕情」をデュエットするなど、ミニミュージカル風、と言う舞台構成だったようです。

「アニメージュ」 1983年10月号
解説
「アニマル声優大集合」と言う特集記事の中で、岡本さんが紹介されていました。
記事自体に、ご本人の談話が載っている訳ではありませんが
岡本さんがセレンディピティ役に選ばれた理由として
「セレンディピティは男性でもなく女性でもない妖精なので、
どんな生物からも安心感が得られるような声の持ち主」
である点が
製作サイドから認められた事が挙げられていました。
また、選ばれた後の岡本さんがそうした期待に応えた事で、製作サイドも非常に満足された旨の記述もありました。

「ジ・アニメ」 1980年夏頃
解説
浅草での沢竜二さんの公演での囲み記事(写真あり)があります。

「ジ・アニメ」 1981年4月号
解説
「おはよう!スパンク」のスタジオ収録風景がカラーで載っています。
この時の岡本さんは黒のパンツスーツ(乗馬服風?)です。

「アニメージュ」 1981年5月号
解説
こちらにも「おはよう!スパンク」のスタジオ収録風景がカラーで載っています。
この写真の岡本さんも黒のパンツスーツ姿(乗馬服風?)のようです。
もしかしたら前述の「ジ・アニメ」誌の写真と同じ物なのかもしれません。

「ジ・アニメ」 1982年2月号☆
解説
まず、14〜15頁の「人気番組アフレコスタジオからおめでとう」コーナーに
『おはよう!スパンク』出演者一同のカラー写真と取材記事が載っております。
(撮影場所は『スパンク』の収録が行われている東北新社スタジオ)
また、この号の131〜135頁にある「笹川ひろし&飯島敬アニメ・フリートーク(第9回)」のゲストは岡本さんです。
写真(モノクロ)も2枚載っていました。詳細は上記リンクからご覧下さい

「アニメディア増刊号〜アニメ三銃士」特集号
解説
岡本さんもアンヌ王妃役で出演された「アニメ三銃士」に関して、
当時の作品人気を反映してか、アニメディア誌から増刊号が発行されていたようです。
発行時期は1988年頃?
中には、キャストインタビューと言う事で、アンヌ王妃と言う役所は意外と大きい役所だったようで
岡本さんのアンヌ王妃を演じてのインタビューも載っており
「アデュー・バッキンガム…」と言うシーンは、ひどくキザでマジに照れました。
でも、子供の頃に憧れていた王妃の役を演っているんだなあと、心より喜んで楽しんでいます。
と言うのが、全文です。

ちなみに「アデュー、バッキンガム」と言うのは、第6話でバッキンガム侯(声・井上和彦さん)との別れのシーンでの台詞で
井上さんもまたこのシーンが印象深いと、同じインタビューでお話しになっていました。
また、インタビューの後ろには、憧れの王妃を演じて嬉しそうな岡本さん。
これが陰謀に翻弄されて悩めるキャラじゃなかったら、もっと良かったのかも。
と言う解説も付いております。

「東京ムービーFC」 1981年6月号☆
解説
東京ムービー社発行のファンクラブ会誌に、
当時放送中のアニメ「おはよう!スパンク」のスタジオを訪問した内容を紹介する写真と記事が載っていました。
(記事名は「スパンクのARスタジオ訪問コーナー」)、
記事は、岡本さんへの(Q&A形式の)インタビューで、質問と岡本さんの回答は以下の通りです。

Q1:苦労しているところは?
地でやっているから、それほど苦労はありませんね。あたしって、程度が低いのかしらね?
あえて苦労といえば、スパンクとのからみで、相の手を入れるところがチョッとむずかしい。
でも、絵がきれいで動きが早いので、私をリードしてくれてとてもやりやすいわ。

Q2:中学生の演技の秘訣は?
中学生の役は、
以前も「花の子ルンルン」で可愛い女の子を演っているので、年齢のギャップは感じてないの。
ただ、愛ちゃんのようなおきゃんなズッコケ役は初めてです。
愛子はどんどん成長していくけど、自分がどういう成長した演技をしようか、という計算はしないで自然のなりゆきで…
とにかく、愛ちゃんのような感情豊かな役は初めてで、この役にめぐりあえてとってもラッキーでした。

なお写真は、岡本さんと(スパンク役の)つかせさんのアフレコ風景のカラー写真です。
岡本さんのほぼ全身が写っていまして、岡本さんのお召し物は洋服(ワンピース)でした。

「月刊New Type」 2013年5月号☆
解説
この号には、第7回声優アワードのシナジー賞を受賞された
岡本さんを含む4人の声優(大平透さん、小原乃梨子さん、森功至さん)の座談会
が掲載されています。
岡本さんの出で立ちは、黄色の着物にオレンジの帯と言う授賞式と同じ出で立ち。
(おそらく授賞式の前に対談をしたものと思われます)

対談中で、岡本さんが語った中で印象的だったのが
「中学校を出たばかりの自分なんかは、本当に震えてましたよ
でも、スタジオの皆さんの芝居を見て「ああ、台本に書いてなくても、アドリブで声に出したりしてもいいんだ」とか、
本当に単純な事ですけど、ビックリしながらもキラキラするものを見せていただいて、
それが今の私になってるんだと思います」
という言葉でした。

文中で、他に岡本さん関連で気付いたのは
・大平さんに連れられて(多分岡本さんも)セルを書いているプレハブみたいな所に見学に行った事がある
・『てんとう虫の歌』の時は自分(岡本さん)が一番若かったのに、一番大人の役を演じたので苦労した。
・やはり、岡本さんは皆さんから、“茉利ちゃん”と呼ばれている点


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