岡本茉利さん関連記事紹介 雑誌等(アニメ以外)編

ここでは岡本茉利さんに関係するアニメ以外の雑誌記事や新聞掲載記事を紹介しています。
お勧め度の高い記事については、雑誌名の後ろに☆マークを付けています。
紹介している物の中には、記事を元に管理人が独自に内容をまとめた物も一部あり
まとめ方が拙い部分が多々あると思いますが、ご了承下さい。
これ以外の岡本さん関連の記事等の情報をお持ちの方は是非掲示板にお寄せ下さい。


月刊「くらしのパスポート」夏の特別増刊号(1979年5月10日(株)ローズファミリー社より発行)
解説
数行の小さな記事ですが
「テレビ・アニメを見て育った私が、こんどは見てもらう立場。それだけに一生懸命です。」
と言う岡本さんご本人の談が載っています。

「テレビニュース」(1974年9月19日、TBSテレビ番組宣伝部から発行)☆
解説
当時のTBSテレビでは、番組改編期に始まる新番組の若い女性出演者を
「グリーン・グループ」と言う売り出し方をしていて
この年の10月からTBSで『土曜デポルテ』と言う番組の司会を担当する事になった岡本さんも
「グリーン・グループ」(第5期生)の一人として、
TBSの発行する「テレビニュース」に経歴・写真等の紹介文が掲載されています。
(ちなみに5期生には、他に浅野ゆう子さん、堀江美都子さん、結城しのぶさん等がいました)
岡本さんの紹介文は以下の通り。
『土曜デポルテ』で岸ユキに代わって新司会者として登場。
小学校一年生の時、松竹映画「団地親分」に出演以来テレビ・映画と数多くこなしている。
司会は初めてなのでこれをチャンスに幅広い分野に接していきたいという19歳の女の子だ。

「シネ・フロント(別冊5)」(1978年2月発行)
解説
映画「俺たちの交響楽」の撮影中に行われた
「上映を成功させる会」に出演された際の俳優さんの挨拶の紹介が掲載されていて、
その中に岡本さんのコメントも掲載されています。内容は以下の通り。
「看護婦の役をやってる岡本です。
きょうまで『俺たちの交響楽』をいろいろ撮ってるなかで、いろんなことを学びました。
ときどき悩んだりしますけれども、川崎の方たちの歌をうたっている眼を見てると、
なんかとっても勇気づけられるんです。歌ってこんなにすばらしいんだなと思ったり、
それから、優しい朝間監督のもとで芝居してますと、
芝居ってほんとに楽しいんだなって、とっても感じるんです。
あまりうまくいえないけれど、こんな頼りない私が看護婦という、人を看護する役なんて、
ほんとにできんのかなとすごく不安なんですけれど、
きょうここに寒い中、こんなにたくさん来てくださった方たちの眼を見て、
なんとなく勇気づけられて、きっと上手くいくんじゃないかなと思っています。
自分のことばかりなんですけれども、ひとつここでまた力を入れて、最後の最後まで力を出しきって、
一生懸命この役のなかで生きていきたいと思います。どうかみなさんよろしくお願いします。」

「アサヒグラフ」(1967年?月発行)
解説
岡本さんが出演された越路吹雪さん主演のミュージカル「メイム」に関する見開きの記事が掲載されています。
記事だけでなく
初めて見た、ヌード(モデル)の女性(越路さん)を見て驚きのあまり、顔をそむけるパトリック少年(岡本さん)
…と言った感じの岡本さんと越路さんの2ショット写真も載っていました。
岡本さんがアニメであまり経験が無いと思われる少年役を演じている貴重な写真です。
このシーンで、岡本さんは、グレーのブレザーに半ズボン姿の衣装に金髪のウィッグを付けていました。
紹介記事の中には
「パトリック少年を演じるのは数百人の中から選ばれた”野田睦美”(当時の岡本さんの芸名)」
と言う記述がありました。

「倍賞千恵子さんのこと」と言う内容の岡本さんの書いたエッセイ
解説
映画「同胞」が公開された1975年頃の雑誌(雑誌名は不明です)に岡本さんのエッセイが掲載されていたようです。
題名は「倍賞千恵子さんのこと」となっていて映画「同胞」で共演した倍賞千恵子さんについてで
内容は岩手県・滝沢村で舞台「ふるさと」が上演されることになった公演当日。
上演の数時間前に会場に来てしまったお婆さんに
"開演まで、未だかなり時間があることを申し訳ない気持ちで説明する"
村の青年団でスタッフの福田愛子(岡本さん)
ところが、この場面で山田洋次監督の要求する演技が出来ない。
その結果、スタッフに迷惑をかけてしまったことを悩む岡本さん。
その後に楽屋で落ち込む岡本さんを、さりげない優しさで気遣う倍賞さん…
と言った内容でした。
岡本さんに対しての倍賞千恵子さんの暖かさが伝わってくる素晴らしいエッセイだったようです。
何の雑誌か等の詳細情報をご存知の方は是非情報をお寄せ下さい。

松下精工の宣伝紙「風(17号)」(1980年8月20日発行)
解説
どのような経緯があったかは不明ですが、岡本さんの詩が掲載されているそうです。
詳細は全く不明ですので、詳しい情報をお持ちの方からの情報をお待ちしています。

「週刊新潮」?誌の手記(1980年以前?)
解説
内容は子役時代からのこと、特にお母様からの躾のこと、
記憶に残っている仕事としては洋画『キャンディ』を挙げているそうです。
詳細は全く不明ですので、詳しい情報をお持ちの方からの情報をお待ちしています。

「宮崎日日新聞」(2007年3月30日分)
解説
「旅のひとこと」と言う欄に、岡本さんの記事が掲載されておりました。
内容は、宮崎県高原町の「ふるさと大使」に選ばれ、委嘱状の交付式に招かれた事。
大使に選ばれたのは湯之元温泉の経営者と親戚関係にあったことがきっかけである事。
2006年の劇団の公演で台風で帰京できずに困っていた際、湯之元温泉のお世話になった事などでした
最後は、岡本さんの
「いつか恩返しをしたいと思っていたので、これまでの実績を生かして、
少しでも高原町の活性化に貢献できるよう頑張ります」
と言う言葉で締めくくられています。

「FLASH EXCITING」(2007年7月1日発行)☆
解説
写真週刊誌「FLASH」の7月1日増刊号に「ヤッターマン」に関する特集記事が載っていて
その中に出演声優インタビューと言う事で、Q&A形式によるヤッターマンについてのインタビューが掲載されていました。
登場するのは、三悪の皆さんはもちろん滝口順平さん、さらには太田淑子さんと岡本茉利さん
今回は、これまでのアイちゃん関係のインタビューとは違った切り口の質問が多く、
岡本さんの回答から、岡本さんがアイちゃんをどのように思っていらっしゃるか

を知る事が出来る、非常に貴重なインタビューだったと思います。
質問に対する岡本さんの回答が印象的な部分は以下にまとめております。

Qアイちゃんにどのような印象をお持ちですか?
「颯爽と登場して、とてもカッコイイ女の子ですよね。大好きです」

Qアイちゃんを演じる時に心がけていた事はありますか?
「とにかく明るく元気でリズムよくと言うところです」

Qアイちゃんの好きな所を教えて下さい
「普段は普通の可愛い子が、あんなにカッコイイ女の子に変身できるなんて素敵です!」

Qこれまで演じられてアイちゃんは岡本さんにとってどんなキャラクターですか?
「とにかく元気を呼び起こしてくれる愛すべきキャラクターです」

「岩手日報」(2010年12月26日分)
解説
岡本さんが出演した映画「同胞」の舞台・岩手県旧松尾村(現・八幡平市)の
当時の青年会メンバーと交流を続ける岡本さんが、久しぶりに松尾の地を訪れたのをきっかけに
八幡平市で演舞交流会が行われた事に関して、記事が掲載されていました。
岡本さんは「みだれ髪」などに合わせ舞踊を披露したり。「花の子ルンルン」の主題歌も歌ったりされたようです。

岡本さんは住民約千人が参加した松尾中体育館でのロケなど撮影の様子も紹介
「撮り逃さないようスタッフみんな気迫がこもっていた」と振り返りました。
また、「松尾の皆さんはすごく温かくて撮影当時のまま。また触れ合いたいし東京と八幡平を橋渡しできたらうれしい」
とも語っていました。
ちなみに、演舞会会場の野駄分館は
映画「同胞」の中でで村の青年会が劇団のミュージカル公演を主催するかどうか熱い議論を交わした舞台だったそうです。

「朝日新聞」(2011年11月13日分)☆
解説
首都圏版で連載されている
「寅さんの伝言」と言うコーナーに岡本さんのインタビューが掲載されていました。

「演劇グラフ」2012年2月号☆
解説
劇団漫遊記のコーナーで竜劇隊が取り上げられていて
劇団員紹介のページでは、Q&Aと言う事で色々な質問に岡本さんが答えています。
以下、質問と茉利さんの回答をまとめてみました。
なお、掲載されていた岡本さんのお写真は舞踊用の扮装と思われます。

足のサイズは?→23センチ

この世界に入ったきっかけは?→松竹映画のロケを見ていてスカウト

趣味またはマイブームは?→DVD鑑賞

自分を動物に例えると?→馬と犬

将来の夢は?→脚本を書くこと、劇場を持ちたい

好きな色は?→ピンク

好きな食べ物は?→お寿司 魚 お刺身

「演劇グラフ」2012年7・8月号☆
解説
この両月の沢竜二氏の対談コーナーのゲストが岡本さんです。
写真も何枚も載っていました。詳細は長くなりますので、上記リンクにまとめてあります。

「旅と鉄道」特別増刊号
解説
「男はつらいよ」の山田監督の監督生活50年にちなんで刊行された書籍で
岡本さんが第18作「寅次郎純情詩集」のロケ終了後の電車の中で、同作で共演した谷村昌彦さんに
渥美さんの思い出を聞いたエピソードが紹介されていました。

「三條新聞」(2016年3月11日分)☆
解説
この月に三条東映で行われた竜劇隊公演の宣伝記事が載っていまして
ゲストである岡本さんも顔写真付きで紹介されていました。
紹介記事は以下のような感じでした。

・岡本さんが一ヶ月間、ゲスト出演されている事
・岡本さんが女優・声優として映画、テレビに多数出演された一方で
沢(竜二)さんの門下に入って大衆演劇で活動されている事
・キクちゃん、アイちゃん、テレサ、淳子ちゃん、ルンルン、映画「男はつらいよ」の大空小百合等が
岡本さんの代表作である事

「女性セブン」(2022年10月9日号)☆
解説
週刊誌「女性セブン」にタツノコプロ60周年に関する特集記事が載っていて
タツノコ作品関係者へのインタビューと言う事で岡本茉利さんをはじめ
小原乃梨子さん、山本正之先生、笹川ひろし監督、布川ゆうじ氏、大河原邦男氏等
関係者のインタビューが掲載されています。
タツノコ作品について取り上げていると言っても
岡本さんの部分は、多くがヤッターマン関連の話題でした。
記事の主な内容については以下の通りです。

・淳子ちゃんとアイちゃんの演技の違い
淳子ちゃんは泣き虫で大人しい女の子と言う設定で
顔の表情が細やかに作られていたので、役柄に合う声を作り出してきました
アイちゃんは淳子ちゃんよりは、お転婆で元気いっぱいと言うイメージで演じました。

・主役は?タイトルは『ヤッターマン』だけど
私たちは主役じゃないよねってガンちゃん(の太田さん)と言っていた

・三悪声優の印象
小原さんは真面目で厳しいお母さんと言う感じ
でも収録に入ると、声一つで年齢や表情を変えられるその演技の幅に驚かされた
小原さん達のようになるには、もっと勉強しないと
と思うような刺激的な現場だった
八奈見さんは普段は真面目で大人しいのに
本番になると何を言い出すか分からないアドリブの達人
たてかべさんはいつも冗談を言って笑わせてくれた

この辺りが岡本さんの発言で特に印象に残った部分です。
なお、岡本さんの紹介文が
「子役から活躍し、映画「男はつらいよ」シリーズ等に出演。
声優としての代表作は「花の子ルンルン」の主人公ルンルン役、おはよう!スパンクのヒロイン森村愛子役等」

端書きが「ヒロイン淳子&アイちゃんを好演」となっておりました。

一般書籍等編へ


アニメ雑誌等編へ


前ページへ戻る