岡本茉利さん関連記事紹介 一般書籍等編

ここでは岡本茉利さんに関連する一般書籍の記事情報を紹介しています。
お勧め度の高い記事については、雑誌名の後ろに☆マークを付けています。
紹介している中には、記事を元に管理人が独自に内容をまとめた物も一部あり
まとめ方が拙い部分が多々あると思いますので、ご了承下さい。
これ以外の岡本さん関連の記事等の情報をお持ちの方は是非掲示板にお寄せ下さい。


「見えない主役 声優のすべて」(1979年10月15日初版発行、集英社刊)☆
解説
後進指導等でも有名な声優の勝田久さんが著者となっている声優入門用のテキストですが
同時に声優名鑑もセットで付いている大変お得な書籍です。
また、書籍の中には普通の名鑑とは別に”声のスター名鑑”と言う当時の人気声優を紹介する項もあり
その中には岡本さんについて紹介している項もありました。
以下、記事中で触れられた岡本さんの特徴についてまとめてみました

・笑うと両の頬にエクボができる

・素顔がとてもかわいらしく、どうみても一八、九にしか見えない可憐さを持っている

・岡本さんがスタジオに現れると、とたんに荒野に一輪の野菊が咲いたような感じとなる。

・売れっ子になっても、さっぱり役者臭さが感じられず、素人っぽい、清楚な感じが消えない

・スタジオの隅で黙々とお茶くみをなどしては先輩に気を使っている

・自分の出番が来て演ずるとなると、その取り組み方は実に情熱的で、
その変わり方の激しさに思わず周囲の人間が目を見張る事もしばしば

また、巻頭には1979年に大阪で行われた
岡本さんも参加された「声優フェスティバル」の模様がカラーで載っていて
イベント中のお芝居で
婦警さんを演じる岡本さん、麻上洋子(現・一龍斎春水)さん、吉田理保子さんのお三方が
婦警さん(女性警察官)のコスプレをしている写真

岡本さんが、オレンジのワンピース(?)で朗読する写真が掲載されております。
また、控室で岡本さんと麻上さんが弁当片手にツーショットで写っている写真もあります。

「別冊てれびくん8『声優フェスティバル』」(1979年12月初版発行、小学館刊)☆
解説
第一次アニメブーム時に出版された声優関係の書籍の一つ。
当時の人気声優をカラーで紹介するコーナーがあり、
岡本さんに関して以下のような紹介文が載っております。
「かわいい女の子の役ばかりで、あまり大人の女性の役ってないんです」
と語る岡本さん。考えてみるとテレサぐらいのものかな。あとはほんとうにかわいらしい女の子ばかり。
本人はちょっぴり不満そうだけどファンにとってはイメージぴったり、これでいいのだ!!
最近は忙しい仕事のあい間に、スキューバダイビングの練習とか。おぼれないでね!

また、岡本さんの代表キャラとしてテレサ、アイちゃん、ルンルンの写真も載っています。

それに加え、56ページには"岡本茉利さんに22の質問"と言う大変興味深い記事があります。
主な内容を以下にまとめてみました。なお青が質問・黒が岡本さんの回答です。

芸名”岡本茉利”の由来は?→本名の欠点をカバーする為に自分で姓名判断して付けた

仲良しの声優さんは?→小山茉美(当時はまみ)さん、潘恵子さん

自分の演技についてどう思います?→よくわかりません。何しろ無我夢中でやってますので。

もし、声優以外の職業に就くなら、何をしていたと思いますか?
→子供の頃は、見るもの聞くもの全部なりたかったけれど、今は声優以外には考えられない

好きなタイプの男性は?→男性的で誠実な人

映画俳優で言えば?→マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ダスティン・ホフマンなんかが大好きです。

嫌いな男性のタイプは?→何を考えているのか分からない人

初恋はいつです?→どれが初恋かなァ…? 多分、中学一年生の時

趣味は?→映画鑑賞、読書…かな

何かコレクションは?→馬の小物。てい鉄とか、馬をデザインした物を

好きな作家は?→マルセル・プルースト、日本では樋口一葉が好きです。

最近見た映画は?→『旅芸人の記録』、あとは私が出ている『寅さん』シリーズ

では、最近見た舞台は?→中国の京劇『西遊記』を見ました。

マンガは見ます?→見ますよ。『ブラック・ジャック』なんかが好き

お小遣いは一月いくら?→決まっていません

”青春”とは何だと思いますか?
→うーん、難しいですね。「ああ、これこそ青春!」て思った時が青春のまっただ中だと思うんだけど、
大抵過ぎてしまってから気が付くもの。

最後に読者の皆さんにメッセージを
→多くの方からファンレターをいただくと、やはり期待に背かぬように、と思います。
これからも私の生き方を通して学んだものを芝居に生かして頑張ります。

「ヤッターマン」LDBOX下巻 ライナーノーツ☆
解説
岡本さんのインタビューが掲載されております。
インタビューの時期はちょうどOVAの『タイムボカン王道復古』が製作された直後の1994年4月で
「ヤッターマン2号のお面を持った岡本さん」のカラー写真も併せて載っています。
一番印象的なのは、『ヤッターマン』で岡本さんがボカンシリーズを降板した経緯についての話でした。
要約すると(タツノコの吉田社長のある言葉を聞いた岡本さんが)
「これまでは、皆さんのお力で守っていただいていたけど
これからは自分で自分の壁を破らないと、自分の壁を破れない」と思ったので、パッと身を引いた

と言う内容で、その後、岡本さんは「色々な方法論を考え自分の殻を破ろう」と思い、
現在の舞台活動中心へと身を投じた事が分かりました。
今までは、個人的にちょっと納得出来ないと思っていた
「ヤッターマン」を最後にボカンシリーズのレギュラーを降板した理由について、
岡本さんの演者としての強いプロ意識がとても感じられる言葉を聞き、
その岡本さんの考え方には大変納得させられました。

その他の岡本さんの答えの中で印象的な言葉を、以下の通りまとめてみました。

1.製作側の奇想天外な発想に驚きつつも乗せられた所があった
(スタッフの方々からエネルギーをもらって
そのリズムに乗って悪玉トリオ・善玉コンビと言う風にすごく和気藹々とやっていた)

2.当時は凄い作品をやったという印象はあまりなく、影響力はさほど感じていなかったけれど
やってて良かったと最近になって思うようになった

3.自分はB型性格で、マイペースで大雑把な所があるけど、
当時はキャストの中では一番若かったので皆さんに大事にしてもらった

4.テクニック的な部分の注意はあったが、それ以外は自由にやらせてもらっていた。
そのせいか?当時はあまり考えずにやっていた部分も実はあった

5.自分はお喋りが遅かったり、回りくどく結論に行き着かない欠点があったが
この作品で学んだ事で、テンポの速いアニメにも対応できるようになった

6.小原さんとか八奈見さんはじめ、
演者として素晴らしい人たちの中に入れていただけたと言うのが自分にとっての宝

7.『いなかっぺ大将』のキクちゃん役が決まったのは
吉田社長にオーディションのテープで選んでいただいたから

インタビューの最後の岡本さんの言葉「善玉コンビの正義の心は不滅です!」が最高に面白い締めです。
なおDVDやブルーレイのブックレットには同じインタビューは掲載されていないので、ご注意下さい。

笹川ひろし著「ブタもおだてりゃ木に登る」☆
解説
「タイムボカンシリーズ」等でおなじみの笹川監督の自伝
笹川監督の作品に岡本さんが多く出ているためか本文中にも岡本さんに関する記述は結構ありますし、
岡本さんの写真付きのインタビューも掲載されています。
(インタビュー時期は2000年頃?)
この本にインタビューが載っていた声優は
「タイムボカンシリーズ」の三悪(小原さん、八奈見さん、たてかべさん)と岡本さんだけでした。
インタビュー内容は基本的には笹川監督の思い出話が中心です。
岡本さん本人のエピソードとしては50年後のヤッターマンを演じた時の苦労談が語られています。
このエピソードに関しては後述のライナーにも載っています。

「甦る!東映アニメアンソロジー」魔女っ子メグちゃん&花の子ルンルン☆
解説
岡本さんのインタビューに加え、岡本さんのカラーの写真が三枚載っております。
インタビュー時期はおそらく2004年中?
インタビューの内容で印象的なのは岡本さんの子供の頃のエピソードです。
岡本さんの話では子供時代から「お節介で正義感が強かった」ようで
ご本人もインタビュー内で「小さい頃の私とルンルンは似ていると思う」とおっしゃる位ですから
ある意味こう言った話を聞くとちょっと大袈裟かもしれませんが
”岡本さんがルンルンを演じる”事は運命付けられていたのかも?と思わされます。
他にも、岡本さんの答えの中で印象的な言葉が色々とありますが、
量が多いのと、DVDのブックレットのインタビューと重複する内容もあるので、以下に厳選してまとめてます。

1.「学業と平行して女優も続けていたが、
その動機の一つが『この仕事をしていれば映画がただでたくさん見られるから』」

2.「デビューした当時は学生だったが、映画等に比べると拘束時間もあまり無いのと
自宅からスタジオが近かった事もあり、声優と学業の両立は苦にはならなかった。

3.「子供の頃は、駅で流れてくる音楽に合わせ踊り出す子供だった」
(あたかも「いなかっぺ大将」の大ちゃんのように?)

4.「一番記憶に残っているのは、ルンルンは初めスリムな女の子だったのに、
だんだん丸顔になっていった事。『私の顔が丸いからかなあ』とか考えたりした」

5.「ルンルンは基本的におてんばな女の子で、アクションもオーバーなので
自分の声の中でも、一番高い声をキープしなければなくて、テンションを緩める所が無かった」

6.「初回放送時は自分の声が気になって心配で、恥ずかしくて顔だけでなく全身が真っ赤になった」

7.「ルンルンをやっていて感じたのは・・・
声優岡本茉利としては、『演技力を磨いてどんな役でもこなせるようにしたい』
一人の女性野田睦美(岡本さんの本名)としては『ルンルンみたいにあちこち旅してみたいと思った」

8.「意外だったのは「花の子ルンルン」は放送当時から 『男の子たちのファンが多かった』と言う事
女の子向けの作品と言う意識しか持たずに声を担当していたのでその反応にはビックリした。
『これで良いのだろうか?』と戸惑った事もあった」

「花の子ルンルン」DVDBOX−1 スペシャルブックレット☆
解説
ルンルンの話が中心(当たり前か)の岡本さんのインタビューが載っていて、
岡本さんのカラーのお写真も載っております。
インタビュー時期はおそらく2004年内だと思われます。
内容で、一番印象的だったのは
「ルンルンを演じていて、仕事が終わって自宅に戻ってもテンションが戻らない事があって、
母に仕事の話をする時に「ルンルンの役そのままで話していた事があった」
と言う部分です。
このインタビューや前述の「メグ&ルンルン」のインタビューを読んでから『花の子ルンルン』を見ると
作品とルンルンと言うキャラを見る目が変わってくる事でしょう。
主な内容は以下の通り

1.「ルンルン役はオーディションで決まった。オーディション時に初めて絵を見た時には
こんなステキな女の子の声が出来るのか?とドキドキした」

2.「毎回、変身する所が楽しくとっても嬉しいキャラクターだった。
反面、自分がルンルン以前に演じた役が、スタイル・声共に『スラッとした細身のキャラ』が多かったのに対し、
ルンルンは、動きにもお芝居にも
今までのキャラとはちょっと違った細やかさがあり、その表情の変化を表現するのが難しかった」

3.「久しぶりに昔の台本を見直したら、細かく表現をチェックしてあって、
自分としては、この作品に全力を注ごうとしていた事を改めて感じた」

4.「ゲストの声を聞きながら、映像と照らし合わせて自分の中でイメージを作り上げ、受けた印象で演技すると言う
話のキャッチボールが毎回必要になるが、これは難しい事でもあり、楽しみでもあった」

5.「最終回の花の国に登っていくシーンが、一番印象に残っている。
シリーズ全体で言えば、アルプスの山々や異国の街が凄く丁寧に描かれている事などに代表される
美術の素晴らしさが印象的だった。
当時は演技する事だけで精一杯だったので、作品をじっくりと見られなかったが、
今改めて見ると、丁寧に作ってあって、本当に面白いなって思う 」

「声のスターの全て」(1979年5月30日初版発行、近代映画社刊)☆
解説
元は映画雑誌の連載をまとめたものだと思われます。
当時の洋画吹替で活躍された俳優さんが多数収録されていました。
この中に岡本さんについて記載された記事があります。
主な内容は以下の通り
「映画を観るのが好き」で好きな俳優は「アル・パチーノ、ダスティン・ホフマン」
その理由は「命を賭けていると言うと大袈裟ですが、それ位、徹している姿に感動した」から
これから演じてみたい役は「挫折しても、前向きに進んでいこうとする役」

「別冊てれびくん5『宇宙戦艦ヤマト2』」(1979年、小学館発行)
解説
岡本さんの「テレサは、力(パワー)を持った妖精というイメージで演じましたが、
地球人ではないというところで、いろいろ苦労しました。
あまり生々しくない、高貴な感じを心がけました。
『ヤマト2』は、私にとって本当に勉強になる作品でした」
と言うコメントが載っていました。

「魔女っ子大作戦パーフェクトガイド」
解説
ゲーム「魔女っ子大作戦」が発売されたのに合わせ発売されました。
『歴代・魔女っ子声優大集合』と言う見出しがあり、
岡本さんのインタビューが載っているのではないかと思うのですが詳細は全く不明。
詳しく内容をご存知の方は是非、情報をお寄せ下さい。


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