「竜劇隊大井沢公演」レポート番外編
2012年2月18日 山形県西川町

2012年2月18日に山形県西川町で行われた竜劇隊公演について
既にまとめてある公演の詳細なレポートと別に、公演外の様々な出来事をこちらにまとめてみました。
まずは、公演前の模様からになります。
今年は特に雪が多い事もあって、大井沢まで車で行くのは困難と判断し
事前に大井沢へ公演に向かう竜劇隊の皆様の乗られるバスに同乗させていただく許可を得て、
竜劇隊の皆様と共に前日に大井沢に入る事に。

出発は公演前日の17日
待ち合わせ場所のホテル海山へ着いたのが、予定より少し早かった為、
少し待った後、岡本さんや竜劇隊の皆様への挨拶を済ませ
私達を乗せたバスは午後6時過ぎに出発しました。
竜劇隊の皆さんは、直前まで公演を行い、
また大井沢公演の翌日(19日)も公演があると言う超強行軍の日程にも関わらず
(途中、静かになる事もありましたが)元気に車中を盛り上げて下さっていました。

そうした状況なのでバスの車内では、私も立場をわきまえながらも
岡本さんや竜劇隊の皆さんと少々ですがお話をさせていただきました。
バスは高速道等を経由し、大井沢を目指しますが
途中の山道では特に雪が強く降っている場所もあり、
内心「やはり車で来るのは不可能だったか…」と思ったものです。
ただ、面白い事に大井沢に着いた途端に雪は止み、星空すら見えると言う空模様となりました。

大井沢の公演会場に着くと、
竜劇隊の皆さんが公演用の衣装等を下ろすので、少し手伝いをしました。
準備の合間に、岡本さんの(他の方との)話を伺っていると
昨年は他の大衆演劇の劇団も、大震災の影響で公演が出来なかった劇団もあったりして
そうした影響を受けた劇団の代役で、岡本さんや竜劇隊の皆さんが公演に回る事もあって
昨年は特に忙しかった
と言う話をされていて、
昨年(特に下半期)、岡本さんが長い期間忙しかった裏事情を窺い知りました。

前日の会場のセッティングは、大体1時間位で終わり、
竜劇隊の皆さんは稽古等で忙しくされていたのに対し
私はあらかじめ用意された宿泊先へと荷物を運び、
忙しくされている皆様の邪魔にならないよう宿でくつろいでいました。
稽古が終って、岡本さん達が宿の部屋に戻ったのが確か11時位で、
私も疲れていたので寝たのですが、
枕が変わったのが災いしてか?思ったよりもあまり眠れませんでした。
翌朝は、私は宿泊先で朝食を済ませたのですが
岡本さん方は公演先で朝食を済ませると言う事で
私より一足先に公演先へ車で向かい、しばらくして私も公演先へ歩いて向かうのでした。
(以下、公演の模様は、公演レポートで詳しく紹介しております。)

公演終了後、出口で岡本さんをはじめとする竜劇隊の皆様によるお客様の見送りがありましたが
岡本さんは舞踊「知らぬが花」の時の黒っぽい浴衣の衣装のまま、非常に寒い場所だったのに
素足に草履姿のまま、一人一人に見送りをされていました。
その後岡本さんは、化粧を落としに舞台袖の方へ向かわれ、
私は舞台の片付け等を手伝っていますと、大井沢の皆様等の協力もあって、およそ40分位で片付けも終了。
私の前に再びメイクを落とし普段着姿の岡本さんが現れます。
ちなみに、公演後(大井沢に向かう際もほぼ同じ格好をされていました)の岡本さんの格好は
赤い帽子、黒の上着、茶色っぽいズボンに黒のブーツ、黄色い手袋に、インフルエンザ予防用のマスク
もされていました。
室内で帽子を取った時は、やはり黒っぽい長い髪をされていますが
これを後ろで束ねている事が多かったです。
片付けが終わったので、昨年同様横山さんのお宅での打ち上げの為、
昨年は徒歩で横山さんのお宅に向かいましたが、今年は大雪の影響でバスでの移動となりました。

横山さんのお宅に着くと、打ち上げの席が設けられていて
地元大井沢の人間でもなく、また竜劇隊のメンバーでもないただの岡本茉利さんのファンに過ぎない私が
厚かましい事に、今年も参加させていただく事に
有志の方が手作りの料理は記憶する限りでは
手作りのキムチ入りのキムチ鍋、おでん、株の漬物、ぜんまい、おこわ、赤飯、カルパッチョ、地ビール等々
本当にどの料理も絶品でした。
岡本さんが、大井沢の地ビールを非常に美味しそうに飲んでいらしたのが印象的でした。

隣りに座ってらっしゃった岡本さんとも、食事の席なのもあって
料理がおいしいとかそんな話ばかりしていたような気もしますが。
打ち上げは懇親会も兼ねており、途中からは岡本さんばかりでなく、様々な方と話す機会もあり
色々とためになる話を伺う事も出来ました。

翌日公演があるのと、月山道の雪崩や吹雪が気になると言う事で三時前位に、打ち上げはお開きとなり
岡本さんや私を乗せ、バスは湯野浜目指して帰路に着きます。
当日の予報では(湯野浜のある)庄内地方は大雪なんて脅かされていたので
帰ったら大変な事になってるのでは…と気にしていたのですが、湯野浜に帰ると不思議な事に雪はあまり降っておらず
無事に帰る事が出来、最後に今回の公演でお世話になった岡本さんに挨拶をし、私は自宅に帰るのでした。

こうして、無事に一泊二日の大井沢公演での素晴らしい席に招いていただき、
普通なら体験できないような事ばかり体験させていただいた上
色々な方と、様々な裏話なんかも伺ったり楽しい話をさせていただきました。
今回の大井沢公演を見に行くに当たっては、岡本茉利さんに本当にお世話になりました。
岡本さんの(熱狂的な)ファンと言うだけで、こうした機会を与えて下さった上、色々と無茶な頼みを聞いていただき本当にありがとうございました。
並びに大井沢の関係者の皆様、竜劇隊の皆様の御厚意にも感謝いたします。

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