「てんとう虫の歌」 月美さん

本名:一週月美 年齢:12歳 誕生日は5月4日(劇中誕生日を迎える回がある)
一週家の兄妹七人中、一番年長(小学六年生)の長女
二年前に動物園の飼育係をしていた父親・間太を亡くし
その後に母親・休美も亡くすと言う悲劇に見舞われながらも
母方の祖父・岩倉鉄之助の土地に住まいを作り、六人の弟妹と共に暮らしている。

下町第一小学校に通う小学生でありながら
家の中では悪ガキ揃いの弟や妹のまとめ役や
料理・洗濯等の大部分の家事をこなすと言う一週家におけるお母さん代わりを務めている上
一家の家計の支えにアルバイトに励んだり、大車輪の活躍を見せる。
また、気立ても良く勉強も出来る上、バレーボールが得意
さらに、絵の才能もあり絵画コンクールで特選を取った事もある。
同級生のチャコちゃん(本名は不明)と非常に仲が良い


この作品の事に岡本さんが出演されている事を知り
改めて持っていた資料で確認した所、月美さんが高校生だと言う記述もあった為
月美さんの年齢は16歳(くらい)だと確信しておりました。
月美さんの見た目からも、間違いないと思っていただけに
後日、年齢が12歳と伺った時には本当に驚きました。

アニメなので年齢設定は一種の記号みたいな物と考えても良いかと思いますが
月美さんは同年齢のキャラ、例えばアイちゃんと比較しても
結構大人びた部分もあるなと思われるアイちゃん以上に大人だ…と感じてしまう位
その大人度は際立っているのは確かだと思います。
高校に通っていても違和感が無い見た目をしていて、ランドセルが似合わないからか
カバン登校してる位ですしね。
(かと言って、同じ12歳のアイちゃんやルンルンに
ランドセルを背負って通学するイメージがある訳でもありませんが…)

月美さんの魅力として思いつくのは
母親のような包容力がある点、お淑やかで上品な色気のある点だと思います。
アニメでの岡本さんはイメージに反して、母親役を演じる事は少ないですが
この月美さんはそのものズバリ母親的な要素を強く持ったキャラです。
また、月美さんは買い物かごを持って買い物をしたり
包丁を手に料理をしたりと言うシーンが非常に多かったり
番組の顔であるOP・EDで、キャラが描かれる際にも
洗濯や買い物と言ったシーンが使われる所を見ると
数ある岡本キャラの中でも一番家庭的なキャラだと言えると思います。

それに加え、月美さんは上品で控え目なキャラである故に
ギャグ作品である本作の雰囲気に対し、作品カラーと全く違った魅力を見せるキャラですし
台詞回しなんかも他の岡本キャラに比べて、母性が強く少女っぽさが薄めと言う感じがしました。
(そんな母親的なキャラでありながら、ごく稀に茶目っ気を見せるシーンがあるのも、魅力です)

もう一つ、興味深いのが岡本さんは七人兄弟を演じた人達の中では、一番年齢が若いにも関わらず
岡本さんが演じた月美さんは七人いる兄弟たちの一番上の年齢のキャラである点で
そうしたギャップの為か、月美さんを演じる際のキャラ作りについては
岡本さんはあるインタビューで、かなり苦労されたと言う事を話されていたようです。
しかし、実際の月美さんを見ていくと、岡本さんは月美さんにぴったり合っていて
岡本さんが月美さんを演じる事で
月美さんの持つ母親的な包容力が見た目以上に感じられたように感じました。
そうした母親的な魅力を強く感じさせる月美さんは
岡本さんの代表作のアイちゃんと同じ位、魅力に溢れたキャラであると私は思います。

月美さんの魅力が堪能できる回は色々とあります。
特にお勧めなのが31話「月美姉ちゃんの誕生日」
この回はタイトルから分かる通り、月美さんが中心の話で
いつもは一週家の母的に振る舞う月美さんの”女”としての複雑な心理が描かれたりと
内容自体も非常に良かったので、是非チェックしてみて下さい。

他にも月美さんの活躍が特に目立っている
5話「アルバイトだよ!全員集合」
7話「日本晴れ!修学旅行」
46話「けったいなお婆ちゃん」
85話「てんとう虫大パーティ」
99話「あこがれのハワイ旅行」
もお勧めです。

なお、この作品は岡本さんがレギュラーで出演された作品の中でも珍しく、
岡本さんが次回予告を担当されているようです。
予告の感じは、どちらかと言うとナレーターとして客観的と言うよりは
登場人物である月美さんが主観を交えながら次回予告している側面が強いような感じになっていて
優しい岡本さんの語り口調が毎回聞けるのも良いし
「お楽しみにね!」と言う最後の台詞が中々可愛いのが、堪えられません。

(※なお、劇中では”月美姉ちゃん”と呼ばれる事が多いのは承知していますが、
”さん”付けで呼んでも違和感が無いと考えていますので、呼称を”月美さん”に統一しています)

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