「星の子チョビン」 ルリ

年齢:10歳?(正確には不明) 本名:天川ルリ
祖父の天川博士と共にトンカラ森に住む少女で両親とは死別している模様(?)
悪党ブルンガによって故郷の星フェアリー・スターを乗っ取られたフェアリー・スターの王子チョビンを住まわせる。


ルリちゃんは、岡本さんの演じるキャラらしいおっとりとした少女ですが
他のキャラと比べて、頭身が低い幼い少女っぽい感じのキャラです。
頭身に合わせてか、岡本さんの台詞回しも多少子供っぽさがあるように感じられますが
大人びた少女が多い岡本さんのこのような子供口調のキャラは、中々珍しいと思います。
ただ見ていますと、幼い少女っぽい台詞回しを見せたかと思えば、
「ウフフッ」や「ツーン」みたいないつもの岡本さんらしい台詞回しを見せる事もあります。

この作品の本当のヒロインはトンカラ村に住む動物たちの仲間の一人
チョウチョの”チロチョン”(声・松尾佳子さん)と言われる事が多いですが
チロチョンもルリちゃんも、地球の常識とは違う常識を持ったチョビンをお姉さん的に教導するタイプで
立場は違うものの、どちらもヒロイン的な女性であると言えるかと思います。
ルリちゃんがチロチョンに嫉妬される関係なんかは
キクちゃんとハナちゃんの関係に似ていると言えなくもないですし…

ルリちゃんを見る上でお勧めのエピソードは、第17話「飛び出した王子」です。
この回は、チョビンとルリちゃんが喧嘩してチョビンが家出するエピソードで、
ルリちゃんの微妙な心の動きが描かれているのも良いですし
何よりルリちゃん(=岡本さん)が劇中でエンディング曲の「星のしずくの子守唄」を唄っている
この点が何よりお勧めする理由です。

また、最終回で前触れも無く別れを告げに来たチョビンに対し
「『こんにちは』も無しにやって来たのに、『さよなら』だけ言って帰るのは身勝手」
と家の入口の前に立つチョビンに背を向けて言う場面もらしくて良かったです。

キャラ紹介へ戻る