岡本キャラの秘密

岡本茉利さんが演じたアニメのレギュラーキャラ(以下岡本キャラと略します)の意外な秘密を発見して
それをまとめて紹介するのが当コーナーです。
本文の誤りの指摘など、ご意見がありましたら掲示板にお寄せ下さい。

秘密1:岡本キャラになつく意外な仲間?
岡本キャラの意外な共通点、それは
岡本さんの演じるキャラの側には何故か「犬か猫」がいる事が多いと言う事です。
まず、初レギュラー作品の「いなかっぺ大将」だと猫のニャンコ先生、
主演作である「花の子ルンルン」だとお供が犬のヌーボと猫のキャトーですし、
他の代表作でも「ヤッターマン」で使っているメカは犬型メカのヤッターワンですし、
「おはよう!スパンク」なんか犬のスパンクはもちろん他にも犬・猫のキャラがいます。
偶然か何なのかは分かりませんが
岡本さんの代表作のキャラの周囲には犬か猫がいるパターンが多い事が分かります。
極め付きはアニメにおいて、岡本さん自身が猫の役(「ブレーメン4」のコーダ)を演じている
なんて言う事例もありますしね。

秘密2:岡本キャラと家族1(岡本キャラに両親無し?)
両親がどうとかそう言う話を超越したような「宇宙戦艦ヤマト2」のテレサやセレンディピティのようなキャラ
「アニメ三銃士」のアンヌ王妃のような成人女性キャラは別にして
「いなかっぺ大将」は父親大柿弥五郎はいるが母親は不在・・・
「星の子チョビン」は明らかに両親不在?
「てんとう虫の歌」に至っては父親も母親も初回で死んでしまい、祖父の管理下にあるので両親不在・・・
「タイムボカン」は祖父の木江田博士はいるが、両親の存在は全く未確認
「花の子ルンルン」はルンルンが幼い内に両親が他界して、祖父母に育てられたため両親不在・・・
「おはよう!スパンク」は母親はフランス在住、父親は行方不明なので、母親のみで父親が不在・・・
(父親は行方不明どころか結局最終回で死んでいる事が分かる)
とこのように岡本キャラは不思議な事に、両親が揃っているキャラがほとんどいない事が分かります。
唯一の例外は「ヤッターマン」のアイちゃんくらいなものです。
ただし、「ヤッターマン」の場合にも両親揃って登場した事はありません。
また、単発作品にも範囲を広げれば、
両親が揃っていた作品と言えるような言えない様な「プライムローズ」と言う例もあります。

両親が揃っていないキャラが多い事から、岡本キャラは家庭的に不幸そうなキャラばかりに思われそうですが
岡本キャラの場合、「いなかっぺ大将」「てんとう虫の歌」「花の子ルンルン」と言った作品を見ると分かるように
両親が揃っていなくても、決して不幸せそうでは無く、
両親のいない事を感じさせないキャラが多いのが不思議と言えば不思議な点です。

秘密3:岡本キャラと家族その2(岡本キャラの両親の呼び方)
意外な事ですが、岡本キャラには”お父さん””お母さん”と呼ぶキャラがあまりいません。
「スパンク」の愛子や「花の子ルンルン」のルンルン辺りが”パパ””ママ”と言うのは分かりますが
「いなかっぺ大将」のキクちゃんまでが父親の弥五郎おじさんを”パパ”と呼んでいるのはちょっと驚かされます。
「ヤッターマン」のアイちゃんはこの点に関してはちょっと微妙なキャラで
ある回では”ママ”と言ってみたり、また別の回では”お父さん”と言ったりと統一性がありません。
例外として単発作品の「プライムローズ」においては、両親を”お父様””お母様”と呼んでいましたし
これまた例外の話ですが、
実写映画「男はつらいよ」の大空小百合に至っては父親の事を”お父っつぁん”って言っていたような・・・

秘密4:アイちゃん、ルンルン、月美さん、キクちゃんは同い年?
「花の子ルンルン」のルンルン、「いなかっぺ大将」のキクちゃん、
「ヤッターマン」のアイちゃん、「てんとう虫の歌」の月美さん
岡本キャラの代表作、この4キャラの共通点と言えば…
そうです。年齢が12歳である点です。
ここまで意図的に、年齢が合致しているのは、偶然か、狙っているのか…
また、全キャラ共に、12歳と言う年齢設定されていても、12歳に見えない位大人びているキャラだと言うのは
岡本キャラにおけるお約束のような物にすらなっているように思います。
ちなみに岡本キャラの中で最年長キャラは、レギュラーだと「アニメ三銃士」のアンヌ王妃(見た目の割に若い24歳)
ゲスト作品に幅を広げれば、60代の役を演じた事もあります。
最年少キャラは、「星の子チョビン」のルリちゃん及び
「タイムボカン」の淳子ちゃんの10歳(淳子ちゃんが10歳と言うのも、信じられない方は多いと思われます)
ゲストキャラでひと桁の年齢のキャラを演じた事があるかは不明です。
ただし岡本キャラの中でも、
”テレサ”や”セレンディピティ”や”フウムーン”については、キャラの特性上、年齢不詳となっているため、
もしかしたら、最年長キャラかもしれないし、最年少キャラかもしれません。

秘密5:意外に少ない!?黒髪の岡本キャラ(岡本キャラの髪の色について)
岡本キャラに、清純そうな印象を持たれる方は多いと思いますが、
そんな方々から見ると意外に思われる事実を紹介します。
実は、岡本キャラには、黒髪のキャラが少ないのです。
岡本キャラには茶髪(月美、森村愛子、キクちゃん等)金髪(アイちゃん、ルンルン、テレサ等)は結構いますが。
(岡本キャラの)人間キャラで黒髪なのは、「男はつらいよ」(アニメ版)の諏訪さくら位です。
髪の話題ついでに、ルンルンとアイちゃんの髪型についての話を一つ。
アイちゃんは、ヤッターマンに変身すると何故か変身前と髪型が微妙に変わっているんです。
ところが、アイちゃん同様に変身シーンが多いルンルンは、
変身した後は衣装は変わっても、髪型は同じ感じを維持しているんですね。
この二キャラの髪型の変化に関しては、”帽子の有無”が鍵を握っているのでしょうか?

秘密6:岡本キャラは「さん」付けされにくい
これまで、岡本さんはアニメで色々なキャラを演じましてきましたが
例えば、ルンルンなら作品中はほとんど”ルンルン”と呼ばれますし
ヤッターマンのアイちゃんなら、アイちゃんかヤッターマン(2号が付く事も)と呼ばれ、
”上成さんとかアイさん”とは作品内では呼ばれる事はありません。
(2号さんなんて呼ばれる事はありますが、あくまで例外です。)
岡本さんの演じたアニメキャラは、あまり”○○さん”と呼ばれるキャラが少ないのです。
これは、岡本さんがアニメではアイちゃん、淳子ちゃん等々
○○ちゃんと言うキャラを多く演じているのも関係しているのではないでしょうか?
ドラマなんかだとそうでもないんですけどね。
全くの余談ですが舞台で岡本さんが出て来ると、年配のお客様が多い事もあってか
”茉利ちゃん”と呼ばれる事も多いのは、この点と案外関係があるのかもしれません。

前ページへ戻る