「RETURN OF FESTA OF FURY」
2002年2月22日

会場は新宿にあるLOFT/PLUS ONE。このイベントは”ブルース・リーのファンの集い”と言った趣旨の物で
ブルース・リーの主演映画である「ドラゴン危機一髪」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」と言った作品の
相手役(ヒロイン)の声を岡本さんが務めた事が縁で出演されたのだそうです。

イベントではまず、岡本さんが声をアテている「ドラゴンへの道」等で共演した香港の女優”ノラ・ミャオさん”が
このイベントの直前に来日し、浅草見物を楽しんだ時の映像が流され
その際のノラ・ミャオさんの声は岡本さんが担当されていたようです。

その後、イベントは進みこの日のメイン・コーナーである「岡本さんの対談」が始まりました。
この日の岡本さんの衣装は、真っ赤なシャツに黒のスラックスでした。
司会の方が色々と質問をされ、岡本さんがそれに応える形式でまずはトークを展開。
その中で、所属されている沢竜二劇団の映像が流され
岡本さんが「以前、アメリカで公演した際、現地ではブルース・リーを日本人と思っていた」とコメントをされていました。
また、岡本さんが英語の歌を原語のまま唄っていたものがこの映像が流れている際にバックでかかっていたようです。

続いて行われたコーナー「あなたがブルース・リー」では会場のお客さんが岡本さんを相手に
ブルース・リーになりきってブルース・リー映画の一場面を再現(吹替)すると言う企画が行われました。
参加される方は、皆さん本当に素晴らしく、中には「広川太一郎さん」の物真似まで入れる方までいました。
しかも参加者には岡本さんから直筆サイン入り「おはよう!スパンク」のシール(非売品)が貰えると言う特典までありました。

そして続く「フリートーク」の時間は岡本さんがお客さんからの質問に答えると言う形式で行われました。
冒頭には(自分の役をと言う意味か?)「何でもやりますよ!」と発言され、その通りに
「キクちゃん(いなかっぺ大将)」や「アイちゃん(ヤッターマン)」等のアニメキャラの声を披露。
更に会場からのリクエストではテレサ(宇宙戦艦ヤマト2)の「私はテレザートのテレサ」を演じてくれました。
他にも「渥美清さん」との思い出話も聞かせてくれました。
内容は『寅次郎恋歌』で初めて共演された際「芝居は一対一の対等でやろう」と言ってくれたり、
後年、茉利さんが浅草公会堂で行われた「地歌舞」に出演された際
渥美さんが来場され、岡本さんが登場すると「よっ、岡本茉利!日本一!!」と声を掛けてくれて、
岡本さんはとても感激されたと言う事等々、希少な話を聴く事が出来た貴重なイベントでした。

ところがこのイベント、実は第二部で来場された方同士の交流会のような物も行われたようです。
しかもこの会には何と!客席に岡本さんがいらしたそうで、おまけに岡本さんが名刺を来場者に配って回ったとか。
この時の岡本さんはお仕事先の北海道から飛んできて、深夜遅くギリギリの時間まで残って下さっていたそうです。
そんな身でありながら人を楽しませるために自分に何ができるのかを常に考えてらっしゃって、それを提供して下さる
岡本さんはそう言った事についての努力を惜しまない方なのだなあと改めて思わされました。
そんな岡本さんと直に触れ合う事の出来たファンの方が非常に羨ましいです。

なお、このレポートは
ラヴェンダー様から提供いただいたイベントの情報を中心に一部編集を加えた物です。
ラヴェンダー様、情報ありがとうございます。

詳細レポートへ戻る